|
カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2012年 05月
2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 お気に入りブログ
ライフログ
検索
ブログパーツ
外部リンク
|
2012年 05月 28日
個人的に記録メディアでいちばん信頼を置いているのはSanDiskであり、とくにCFカードはSanDiskしか使用しない。最近ではニコンもキヤノンも一眼レフを手放してしまったので、CFカードを使用するのは現在オリンパスE-5だけになっている。SDカードを使うカメラがレンズ交換式を含めて多いのだが、これも現在はSanDiskのみであるが、それは経験に基づいて、最終的にSanDiskがいちばん信頼性が高いことを知っているからだ。CFカードの場合、ほかのメーカーの製品(Lexar Media)では2度クラッシュして、いちどはデータが消失し、いちどは記録できないという苦い経験をしている。そのうち、1回は仕事に使う画像であって、わざわざ富士スピードウエイまで行って撮影したものである。このため、そのカードに付属している復旧ソフトを使ったが、復旧できず、SanDiskの復旧ソフトで、大部分は復旧することができた(一部の画像データは壊れたまま)。とくに、その事故を起こしたメーカーのCFカードはキヤノンのデジタル一眼レフとの相性が悪く、2度のクラッシュはいずれもキヤノンを使用した場合だった。いままで1996年からデジタルカメラを使っているが、ほかのクラッシュは初期のスマートメディアがいちどクラッシュしてデータが飛んでしまったのと、SDカードがクラッシュしてこれもデータが消失したもので、両方とも仕事だった。現在のようにカメラの有効画素数が多くなり、自然とデータ量が多くなるから、どうしても大容量の記録メディアを使わざるを得ない。現在では容量が少なくても8GB、画素数の多いカメラには32GBの記録メディアを使用しているが、すべてSanDiskである。とうぜんだが、SanDiskから広告も裏金(笑い)ももらっているわけではなく、個人的な経験から、このような結論になったのだ。個人的な経験であるから、一般論として通用するかどうかはわからないが、ただ安いからとか、ただ速いから、という理由で使うのは遠慮している。
シグマは開発中のDP1 MerrillおよびDP2 Merrillの発売時期を未定としていたが、先日DP2Mを7月に発売すると発表した。DP1Mについてはアナウンスがないが、後日両機とも正式発表されるという。個人的な希望としては、処理速度がアップして、書き込みのウエイト時間が少しでも短くなっていればいいと思う。現在、DP2xを使用中だが、どうしても書き込みの遅さから、あまり使う機会がない。高級コンパクトカメラはAPS-CサイズならリコーGXRか富士FinePix X100、1/1.7型ならリコーGRデジタルIVをメインに使っている。 ![]() 神代植物公園で。少し前に撮ったものだが、赤い葉と新緑の対照がきれいだった。例によってISOオートで撮っているが、この場合には珍しくISO800になった。いきなりISO1600になることが多いのだが、それはレンズの焦点距離を検知しているからだろう。ソニーα77、タムロン18~270ミリF3.5~6.3PZD、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。 2012年 05月 27日
ライカMモノクロームのようなモノクロ専用デジタルカメラのような「不器用な」(ほめ言葉です)カメラは同社しか出せないだろう。技術的に特別新規なことはないから、出そうと思えば、レンジビューファインダーの技術を持っているメーカーなら出せるだろうが、ビジネスにはならない。ライカだからこそビジネスになるのであって、それはライカが神格化されているからだ。初期のライカは家が一軒買える値段だったとか、「ライフ」誌を中心としたフォトジャーナリスト(報道カメラマン)がこぞってライカで傑作をものにしているからだ。あるいは、木村伊兵衛が使っていたから、という人もいるだろうし、カルティエ=ブレッソンが使っていたから、という人もいるだろう。いまでも、「マグナム」の写真家たちの多くがライカを使っている、という理由もあるのだろう。たしかにメカニカルな面ではM3が最高であり、その後はファインダーまわりも、全体の仕上げも徐々にコストダウンのあおりを受けていて、デジタルライカMでは貧弱な液晶モニタ、ほとんど当たらないオートホワイトバランス、など「ツッコミどころ満載」である。しかし、やはりライカはライカであって、それはレンジビューファインダーに負うところが大きい。標準から広角系ではデジタル一眼レフのAFよりも測距精度が高く、ライカ使いなら、一瞬でピントを合わせられる。そういうライカ達人のフォトジャーナリストにとって、ライカMモノクロームはやはり無視はできない存在だろう。単にライカレンズをデジタルで使いたければ、リコーGXRのA12 マウントユニットでも、富士フイルムのX-Pro 1用Mマウントアダプターでも、パナソニックのMマウントアダプターでもいい。モノクロモードで撮ればいいのだし、不満といえば35ミリフルフレームではないということだけだろう。しかし、ライカMのレンジビューファインダーはなにものにも代え難いのだ。個人的にはライカはフィルムで撮るものだと思っているので、おそらくデジタルライカMを所有することはあり得ないのだが。
いまごろ告知するのは恐縮だが、富士フイルムスクエア(六本木ミッドタウン)のミニギャラリーで、「クラカメ雑談会」の合同写真展が行われている。斎藤康一さん、吉野信さん、竹内敏信さんという巨匠の方々の片隅に、私はゲストとして参加している。カメラはローライコードで、エド・ヴァン・デル・エルスケンを気取った、わけではなく、子供の頃に父親のリコーフレックスIIIを借りて撮影して以来、6×6判の二眼レフが好きという単純な理由である。そして、その隣ではW・ユージン・スミスの代表作「村の医者」、「看護婦カレン」、「スペインの村」などが見られる。もちろん、超有名な「楽園への歩み」もあるので、ジーン・スミスの名作を見るついでに、クラカメ雑談会のほうものぞいてください。 ![]() 深大寺付近で。野良猫がじっと通行人を見ていた。餌をねだっていたのだろうか。顔のアップも写したが、あまりきれいではないので、後ろ姿にした。オリンパスOM-D E-M5、M14~150ミリF4~5.6、プログラムAE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。 2012年 05月 26日
New iPadのRetinaディスプレイは非常にきれいなので、プレゼンテーションなどに向いているが、もう一歩カメラ寄りにならないかと思っている。それはミニHDMI端子を装備して、デジタルカメラとケーブル接続し、のライブビュー画像を大きな画面で見ながら、ソフトウエアキーボードでシャッターが切れるようなアプリを出してくれることである。いま、カメラ側の液晶モニタがそろそろ大きさの限界に達しようとしているので、もっと精密なライブビュー画面を見ながら、iPadでシャッターを切ることが可能になれば、室内撮影だけでなく、屋外撮影にも使えるだろう。そして、もう一歩進んで、無線LAN環境下では、ワイヤレスでライブビュー画面をiPadに映し出し、ワイヤレスでシャッターが切れるようになると、理想的だ。ただし、この場合にはデジタルカメラ側でWiFiでライブビューを外部機器に映し出すような機能がなくてはダメだから、とうぶんは無理だろうが、いずれはそのような方向になってくれると期待している。ポストビュー画像ならワイヤレスでスマートフォンやスレート端末に表示できるアプリ(無線LAN環境下であることが必要だが)なら、すでにマミヤがLeafのアプリとして提供している。それがライブビューになる日はいつのことだろうか、まだまだだと書いたが、もしかすると、そう遠くない将来にそういう機能を持ったデジタルカメラが登場するかも知れない。iPadやアンドロイドOSのスレート端末はなにしろ画面が大きいことが最大の特長だと思っている。ソフトウエアキーボードは長文の入力には向かず、結局はハードウエアキーボードを別途購入することになるから、それならノートPC(Mac Book AirとかUltrabook)を使ったほうがいい。スレート端末を完全にノートPCの代替と考えるのではなくて(プリンタ機能もないわけだから)、大きな画面とタッチパネルを有効に使う方向で進化して欲しいと思っている。
iPadと言えば、まだ私はNew iPadを購入していない。2年間使ってきたiPhone 3GSの調子が悪くなり、またソフトバンクでiPhone 4Sを月々の支払いを安くできるキャンペーンを今月末日までやっているので、4Sに乗り換えた。以前にたかがケータイ、などとほざいた祟りかも知れない(笑い)。スピーチコントロールのSiriなどはどうでもいいし、デジタルカメラ機能もまあよくは写るが、積極的に使うのは私の主義に反してしまう。 ![]() 花園神社で。神社御輿の渡御は明日なのだが、また人出がすごいだろうから、今日行ってきた。じつは鹿野貴司さんの写真展(コニカギャラリー)を見に行くのが第一の目的だったのだが、ちょうど花園神社の祭りだったので、足を伸ばしたというのが真相。まあ、作例も撮れたし、早めに帰ってきて、画像を整理して、原稿も書いてしまったので、今日は効率の良い一日だった。富士FinePix X100、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO200。 2012年 05月 25日
キヤノンが「ミラーレス」カメラを作るとしたら、どのようなカメラになるだろうか?イメージセンサーはPowerShot G1Xと同じ1.5型のCMOSになる公算が高い。というのは、それ以上大きなイメージセンサーサイズというと、APS-C(35ミリ判換算率約1.6倍)になってしまう。これはEOS KissシリーズやEOSふた桁シリーズを考えると、とりあえずあり得ないシナリオと言えるだろう。もちろん、将来的にはAPS-Cサイズのイメージセンサーを使ったノンレフのレンズ交換式デジタルカメラを出す可能性はある。それはEFマウントを備え、ファインダーはEVFの「ミラーレス」カメラだろうが、それはすぐには出てこないだろう。キヤノン最初の「ミラーレス」カメラはとうぜん専用マウントを装備することになるだろうが、私が注目しているのはフランジバックである。いままでのミラーレスカメラでは、ペンタックスQが約9.2ミリ(1/2.3型センサー)、ニコン1が約17ミリ(1型センサー)、富士X-Pro 1が17.7ミリ(APS-Cセンサー)、ソニーNEXシリーズが約18ミリ(APS-Cセンサー)、オリンパスとパナソニックのマイクロフォーサーズが約20ミリ(4/3型センサー)、サムスンNXシリーズは不明だが約22ミリと推定されている(APS-Cセンサー)。キヤノンG1Xの1.5型センサーはマイクロフォーサーズよりもわずかに大きいのだが、フランジバックはマイクロフォーサーズより短くするのだろうか?個人的にはあまり短くして欲しくないのだが、その理由はライカMマウント(フランジバック27.8ミリ)より短いレンズというのは、CマウントやDマウントであり、一部のマニア以外は手を出さないからだ。あるいはシネ用レンズ、監視カメラ用レンズなどもあるが、これはさらにマニアックである。個人的にはライカMマウントアダプターさえあればいい、とさえ思っているのである。それはライカのレンズがLマウントを含めると、おそらく世界でいちばん流通しているレンズ(ロシア製も含めて)だからだ。おまけに、ライカのレンズは一般的に小型軽量であり、しかも年代によって、あるいは生産メーカーによって、さまざまな描写特性を持っているからだ。だから、「ミラーレス」カメラメーカーが純正としては自社レンズ用のほかは、ライカMマウントアダプターしか出していないのは正しいと思う。CマウントやDマウントはきわめてニッチな世界であり、これを使って撮影をするのはよほどの物好きだと思っているからだ。富士フイルムがこんどライカMマウントアダプター(電気接点付き)を25,000円で発売するが、これはライカのレンズもハイブリッドファインダーで使えるという優れもの。いずれにしても、キヤノンの「ミラーレス」カメラにはキヤノンらしいカメラ作りを期待したい。
オリンパスがMズイコーデジタルED75ミリF1.8(124,950円)を7月に発売する。35ミリ判換算で150ミリに相当する大口径望遠レンズであり、同社ではポートレートレンズと位置づけているようだ。マイクロフォーサーズ初の大口径望遠レンズであり、その描写が期待される。 ![]() 神代植物公園で。バラの季節もそろそろ終わりである。アートフィルターを使って、少しソフトフォーカスにしてみた。花は誰でも簡単に撮れるが、きれいに撮るのはなかなかむずかしい。オリンパスOM-D E-M5、M14~150ミリF4~5.6、プログラムAE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。 2012年 05月 24日
ニコンの廉価版35ミリ(FXフォーマット)一眼レフが今年中に発売されるのは間違いない。もしかすると、思ったよりも早い時期に登場するかも知れないが、順当にはフォトキナ2012の直前だろう。D700の発売時の価格は約33万円だったが、このD600?の価格は20万円台の後半になるのではないだろうか。D800の現在の実販価格が30万円前後だから(オンラインストアではさらに低価格)、それとのバランスも考えると、そんなところに落ち着くと思う。FXフォーマットで、有効画素数は24メガピクセル台、撮像感度はISO100~12800常用、連写は毎秒約5コマ、ファインダーはペンタプリズムで視野率約100%、AFはD7000系統の39点測距と予想されるが、驚きの51点測距!かも知れない。もしかするとD4やD800と同様の91kのRGBセンサーが搭載され、ライブビューでなくてもパターン認識ができるかも知れない(しかし、そこまでやってしまうと、廉価版というより、ニコンFXフォーマットの中核機になってしまうが)。個人的な要望からは、さらにD700と同様に、バッテリーパックを装着すると、毎秒約8コマということになって欲しいのだが。そうなると、ますますD700を超えることになり、キヤノンEOS5D MarkIIIに対抗できるようなカメラになる。D800はたしかに高い解像度とカメラとしての完成度の高さで非常に優れた一眼レフなのだが、個人的にはもっと画素数が少なくていいから、連写速度とか、高感度性能を求めたい。そういうバランスのとれたD600?であって欲しいし、上記の要望を織り込んだカメラであれば、20万円台後半でもじゅうぶんに競争力はあるだろう。さて、どうなるか、以上はあくまでもネットの噂などから、私が推測しただけである。ただ、現在のニコンの勢いを見ていると、このようなカメラの可能性はきわめて高いと思われる。
ニコンと言えば、先日、D700のファームアップをした。特定の条件で露出アンダーになる現象を回避するものだが、いまごろD700のファームアップというのは何を意味しているのだろうか。D700後継機はまだとうぶん出ないということなのか、あるいは逆に発表が迫っていると考えるべきなのか。 ![]() 深大寺門前で。山門の石段を下りながらスナップしたもの。こちらにカメラを向けている人が飯田鉄さんに似ていたが、拡大したら別人だった。こういう写真は大きくしないと面白くないので、興味のある方はここでごらんください。この厳しい条件で、ダイナミックレンジが広いのがよくわかる。オリンパスOM-D E-M5、M14~150ミリF4~5.6、プログラムAE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。 2012年 05月 23日
ニコンD300が「DXフォーマットのフラグシップ機」として登場したのはニコンD3とほぼ同じ時期だったと記憶している。D3の登場まで、ニコンのハイエンド機はDXフォーマット(APS-Cサイズ)のD2Xシリーズであり、D3がニコンとしては初の35ミリ判だったのだ。そして、D3と同じタイプの35ミリ判イメージセンサーを使い、コンパクト化したD700を出して、徐々に35ミリ判フルフレームの一眼レフが主流となっていった。それでも、ニコンはD300Sを出して、依然として「DXフォーマットのハイエンド」路線を続けた。しかし、DXフォーマットは小型軽量のD40が人気を得たため、この方向でD60、D90が作られ、D3000、D5000、D7000とつながってきた。いっぽう、キヤノンは35ミリ判フルフレームのEOS-1Dsを早い時期に出して、それまでのAPS-HサイズのEOS-1Dとともに同社のハイエンドとなってきた。いっぽうで、APS-CはローエンドをEOS Kissシリーズが受け持ち、ミッドレンジをふた桁シリーズがEOS10Dから始まり、EOS60Dまで来た。いっぽうで、35ミリ判の高級機としてEOS5Dを出し、それがEOS5D MarkII、MarkIIIと発展してきた。EOS7DはニコンのD300シリーズに対抗するカメラであり、画素数の多さと高速連写が売り物だった。さて、ニコンD300SやキヤノンEOS7Dの後継は必要なのだろうか。35ミリ判フルフレームに近い大きさと重さを持つAPS-C機にどれほどの意味があるのだろうか。個人的にはデジタルカメラの画面サイズはいろいろあっていいと思うが、画面サイズが小さければそれだけカメラも小型軽量であるべきだと思っている。そういう意味ではニコンD300Sの後継機はあまり必要なく、D7000の後継機あるいは上位機種という位置づけでいいと思っている。同様に、キヤノンEOS7DはEOS60Dと「合併」すべきであり、EOS7D MarkIIというようなカメラは必要ないと個人的には思う。それより、D300SもEOS7Dもその後継機は35ミリ判フルフレームの廉価版であって欲しいのである。けっして、APS-Cをやめろと言っているのではなく、APS-CはAPS-Cらしいカメラにして欲しいのである。
昨日、ペンタックスから1/2.3型約16メガピクセル、カシオからも1/2.3型約16メガピクセルのコンパクトデジタルカメラが発表されたが、ペンタックスはCCDであり、カシオは裏面照射型CMOSとまったくちがうイメージセンサーである。このクラスではまだCCDがコスト面で有利なのだろうし、動画機能や高感度ノイズを考えるとBSI型CMOSになるのだろう。それにしても、1/2.3型で約16メガピクセルというセンサーには個人的にはまったく興味がない。 ![]() 神代植物公園で。温室のベゴニアで、個人的にはそれほど好きな花ではないが、赤の発色をチェックするために撮ってみた。色飽和も出ずに、きれいな色になった。オリンパスOM-D E-M5、M14~150ミリF4~5.6、プログラムAE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。 2012年 05月 22日
噂の通りにペンタックスK-30が日本時間今朝7:00に海外で発表された(ここ)。大きな特長はステンレスシャーシにポリカーボネート樹脂のボディーでありながら、防塵防滴構造になっていて、新しいデザイン(マーク・ニューソン起用?)のデジタル一眼レフだ。ファインダーはEVFではなく、ペンタプリズムで、視野率約100%。新しいAFセンサーモジュールのSAFOXIXi+を搭載し、11点測距(うち9点クロス)。顔認識、トラッキングなどが可能。イメージセンサーは有効16.3メガピクセルのAPS-CサイズCMOS(23.7×15.7mm)で、撮像感度はISO100~12800(拡張で25600)とオート、連写速度は毎秒約6コマ。画像処理エンジンは新しいプライムMで、ライブビューの画像のレスポンスががよく、動画(MPEG-4/H.264方式の1080p/24、25、30fps)でもコンニャク現象が少ない撮影が可能という(動作周波数が高められている?)。液晶モニタは3型921,000ドット、シャッター最高速は1/6000秒、ペンタックス独自のハイパープログラムやハイパーマニュアルを装備し、シーンモードやデジタルフィルタを各種搭載している。ペンタックス独自のSR(手ブレ補正)やDRII(ダストリダクション)も搭載。ボディーカラーはブラック、クリスタルホワイト、クリスタルブルー。記録メディアはSD/SDHC/SDHC。大きさ・重さは130×97×71ミリ・650グラム。オプションでGPSユニットを装着可能。電源は専用リチウムイオン電池のほか、別売の電池ホルダーを使うと単3電池4本で駆動できる。海外では標準ズームキット(18~55ミリ)で、約900ドルという。日本での発表は現時点ではなく、国内発売も未定である。EVF搭載、高速連写という私の予想は大外しで、きわめてオーソドックスなエントリーデジタル一眼レフである。
今週、24日にはニコンD3200が発売される。エントリー機で約24メガピクセルという画素数の多いデジタル一眼レフだが、D800と同じようなユーザーの反応が得られるのかどうかが注目される。このカメラによって、画素数の多いカメラがやはり人気が高い、ということになるのか、私は固唾を飲んで見守っている。 ![]() 浅草で。三社祭を撮っているときに、ふと路上に駐車されていたバイクに目がとまった。部分的に切り取って、パターンにしてみた。ソニーα57、タムロン18~270ミリF3.5~6.3PZD、プログラムAE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。 2012年 05月 21日
今日付けの中国のとあるウェブサイトに、中国製だというコンパクトデジタルカメラDC5100が掲載されていた(ここ)。このカメラはシンセンの商社が扱うもので、最大画素数15メガピクセル(4480×3360ピクセル)のCMOSイメージセンサー(大きさは不明)を持ち、撮像感度はISO100~400とオート、記録方式はJPEG、手ブレ補正機能内蔵、顔認識機能内蔵で、ホワイトバランスはAWBとデーライト、タングステン、蛍光灯。シーンオートも内蔵されていて、全自動、夜景ポートレート、夜景、ポートレート、風景、スポーツ、パーティー、海岸(これは珍しいが、具体的にはどういうものだか不明)、高感度とある。液晶モニタは2.7型のTFT液晶で、露出補正はプラスマイナス3EV、レンズは光学3倍ズームだという。動画はVGA(640×480/30fps)まで可能、記録メディアはSD(32GBまで)。インターフェースはUSB2.0、電源は専用4.2ボルトリチウムイオン電池。専用ソフト(Windows XP、Vista、7、Mac OSX)が付属する。手ブレ補正や顔認識など進歩した部分と、撮像感度の範囲が狭く、動画機能も遅れていて、不思議なマッチングのコンパクトデジタルカメラである。ブランドネームがOEMとあるので、輸出専用モデルかも知れないが、メニュー言語は中国語、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア後、ポルトガル語などに対応しているという。ほんとうに中国製なのか、韓国あたりで作っているのか、疑問符だらけのデジタルカメラではあるが、もし本当なら、中国も徐々にデジタルカメラ生産の力を付けてきていると思われる。ロシアもゼニットブランドのコンパクトデジタルカメラを出しているが、それよりもスペック上は進んでいる。韓国の、とくにサムスンのNXシリーズは全面展開してきたし、日本のカメラメーカーの、とくにコンパクトデジタルカメラは先進的な付加価値をどんどん付けないと、うかうかしてはいられないと思う。まあ、ありもしない「iPhone 5」が存在するお国柄だからということはあるのだが、油断をしているとある日突然、という可能性もないわけではない。
パナソニックがマイクロフォーサーズ用としては初めてのF2.8ズーム、LUMIX G X 12~35ミリF2.8 Power O.I.S.を発表した。124,950円と高価だが、レンズ内手ブレ補正、防塵防滴構造、特殊低分散ガラスなどによる色収差の補正をしてあり、高い描写性が期待される。35ミリ判換算で24~70ミリに相当するこの大口径標準ズームは6月21日の発売。 ![]() 浅草で。昨日の三社祭最終日に撮影したもの。このカメラの1.4倍クロップ連写を使えば、35ミリ判換算で約38~560ミリ相当の超望遠ズームで使え、ふつうの連写でも約27~400ミリの超望遠ズームになるので、1本でほとんどなんでも撮れてしまう。ソニーα57、タムロン18~270ミリF3.5~6.3PZD、プログラムAE、クロップ高速連写、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。 2012年 05月 20日
シグマSD1 Merrillは気になってしかたがないカメラなのだが、やっぱり手が出ない。もちろん、経済的な理由もあるのだが、こんど発売された18~200ミリF3.5~6.3 II DC OS HSMのレンズキットは228,000円で、手持ちのほかのカメラを処分すれば買えないことはない。しかし、それほどまで無理をすることもないかな、と思い直してしまうのである。そのおもな理由、というか唯一の理由はRAWで連写すると処理時間がかかって、ウェートが長すぎるからである。私が短気なこともあるのだが(笑い)、動体を追うときには「3点バースト射撃」ぐらいは最低限必要なのである。しかし、いったんシャッターボタンから指を離して、つぎのシャッターチャンスを待とうとすると、バッファ解放までの時間がほかのデジタル一眼レフに比べて長すぎる。これはバッファ容量が足りないことも理由だろうが、やはり特殊なイメージセンサーなので、処理時間がかかるのか大きな要因になっているように思う。JPEGで撮ればバッファ解放はもちろん早くなるわけだが(データ量が少ないので)、このカメラのJPEG画像はあまり画質にうるさくない私のスタンダードでも許容できない。やはり、RAWか、RAW+JPEGで撮って、シグマフォトプロでとことん追い込んで現像しないと気が済まない。言葉を換えれば、このカメラは連写毎秒約5コマ、RAWでの最大撮影枚数7コマとなっているが、ワンショットづつゆっくり撮るべきカメラなのである。連写をして、待ちきれない、とイライラする人には絶対に向かないカメラであると断言してしまう。それでも、このカメラのRAWデータをじっくり仕上げるのはクリエイティブ・ワークだと思う。しかし、撮影時にストレスを感じるので、やはりシグマDP2xで、気の向いたときにじっくり撮る、という程度にしておいたほうが精神衛生上いいのである。これほど使い手を選ぶカメラも珍しく、だからこそ熱狂的なファンもいるのだと思う。
ロモグラフィーがモノクロの110判フィルムを6月上旬から5,000本の限定予約販売をする。110判カメラの名機と言えば、ペンタックスAuto110をあげる人が多いが、ローライA110も名機だったし、ミノルタ110ズームMarkIIもよかった。個人的にはキヤノン110EDの描写の良さが記憶に残っている。このフィルムを買って、110判カメラの中古品を探すのも趣味としては面白いかな、と思っている。 ![]() 浅草で。昨日は三社祭連合渡御でいちばん写真にしやすいのだが、人出を恐れて(笑い)、今日午前中に行ってきた。仕事用の写真を優先に、あとは高倍率ズームで、さぼって撮影していた。ズームレンズ付けっぱなしのカメラ2台を首からぶら下げ、カメラバッグも脚立も一脚もなんにもなし。もう三社祭は20数年撮っているので、いまはひたすら他人に迷惑のかからない撮影スタイルである。ソニーα57、タムロン18~270ミリF3.5~6.3PZD、プログラムAE、クロップ高速連写、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。 2012年 05月 19日
ハッセルブラッドがメインのデジタルカメラであるH4Dシリーズなどを大幅値下げする予定であるとPop Photo(電子版)が伝えている。それによると、ハイエンドのH4D-60(53.7×40.2ミリCCD、有効画素数約60メガピクセル)が20%値下げされて、約30,000ドルになるという。H4DシリーズではローエンドになるH4D-31(44.2×33.1ミリCCD、約31メガピクセル)が22%値下げされて、約15,200ドル(35~90ミリレンズ付き)となると報じている。そのほか、デジタルバックであるH4D-50MS(49.1×36.7ミリCCD、約50メガピクセル)、H4D-200MS(同、シングルショットのほかに、H4D-50MSと同じ4マルチショットと6マルチショットが可能)、CFV-50(49×36.7ミリCCD、約50メガピクセル、36.7×36.7ミリ、約38メガピクセルも可能)も同様に値下げされるという。2010年にいちど中判デジタルバックの値下げが相次いだが、これはペンタックス645D(約44×33ミリCCD、約40メガピクセル)が約70万円という破格の価格で登場したからだった。今回の値下げは推測すると、ニコンD800(35.9×24ミリCMOS、約36メガピクセル)の登場が影響しているのではないだろうか。中判デジタルカメラやデジタルバックと直接の比較はセンサーサイズがちがうという面はありながらも、ネット上の画質比較では大きな差が出ていない。D800の最高画質を引き出すにはそれなりの高性能レンズが必要だし、スキルも必要なのだが、35ミリ判デジタル一眼レフがこれほどの解像度を引き出したということは大きな衝撃だった。それが、30万円ほどで手に入る時代になったのだから、中判デジタルカメラもうかうかしていられなくなったと言えるだろう。
デジタルカメラはファームアップで機能が向上したり、不具合が改善されて、フィルムカメラにない特長と言えるのだが、ファームアップごとに初期設定(工場出荷状態)に戻してしまうファームアップは面倒だ。いちいち年月日の設定をやり直さないとならない。私の知っているかぎりは富士フイルムのデジタルカメラがそうなのだが、工場出荷状態に戻すことはないのではないかと思う。 ![]() 井の頭公園で。黒いバックに白鳥というのはかなりむずかしい条件だが、あえて露出補正しないで撮ってみた。カメラまかせでほどよい露出になった。ソニーα57、タムロン18~270ミリF3.5~6.3PZD、絞りF7.1、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。 2012年 05月 18日
ペンタックスK30というカメラの外観写真が価格とともにAmazon UKのサイトに掲載された。数時間後に削除されたが、すでにそのページは保存されて、噂のサイトに載っている。この外観写真を見て、私はこれは本物だと確信した。なぜなら、デザインがK-01を手がけたマーク・ニューソンのテイストを色濃く持っているからだ。価格からするとエントリー機のようだが、そうだとするとK-01と同じ路線ということが十分に考えられる。つまり、Kマウントを採用しながら、ミラー(およびペンタプリズムまたはペンタミラー光学系)がないレンズ交換式デジタルカメラである。K-01は液晶モニタ方式だったが、このカメラではおそらくEVFも搭載されるだろう。そして、連写性能はもしソニーのCMOSセンサーを使用するなら、毎秒8~10コマに達すると想像される。有効画素数は16.1メガピクセルになるのか、24.3メガピクセルになるのか、これは予想のむずかしいところだ。個人的には16.1メガピクセルのセンサーを採用して欲しいところだが、ニコンD3200は約24メガピクセルであるから、どうなるだろうか。フライイングか意図的リークかはわからないが、もう開発は終わってだろうから、噂の通りであれば16.1メガピクセルということになる。ペンタックスK-5が16.1メガピクセルで毎秒約7コマをミラー連動で達成していたのだから、ミラーがないとすれば、あとはセンサー出力次第であり、毎秒10コマも夢ではないだろう。エントリー機らしいので、そこまではやらなくて、毎秒8コマ程度に抑えるかも知れないが・・・。気になるのはAFで、K-01のようにコントラストAFなのか、あるいは位相差AF画素で行うようにするのか(そうなるとソニーのセンサーではなくなる)、あるいはソニーαふた桁シリーズのように透過ミラーを使って位相差AF光学系に光を送るのか(これはいちばんありそうもないシナリオだが)。いずれにしても、ペンタックスブランドのレンズ交換式デジタルカメラが近いうちに登場するのは間違いないと私は推測している。
Kodakのイメージセンサー事業を継承したTruesense Imagingでは、いままでKodakのウェブページを使っていたが、このたび製品をリストアップしたページを作って、サイトをリニューアルした(ここ)。当面、CCD製造に力を入れるようだが、いままでKodakのCCDを使ってきたペンタックス645D、ライカS2、そして中判デジタルバックはどうするのだろうか。 ![]() 三鷹で。クルマ音痴の私であるが、かっこいいスポーツカーだなと思って撮影した。あとで調べると、ホンダの伝説のスポーツカーであるS2000らしいということがわかった。最近はこのカメラに慣れるまで、メインに使っているが、おかげで上位機種の出番があまりなくなってしまった。ソニーα57、タムロン18~270ミリF3.5~6.3PZD、絞りF8、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。 2012年 05月 17日
ソニーが「ミラーレス」カメラのNEX-F3(NEX-C3後継機)と透過ミラー(トランスルーセントミラー)方式のα37(α33後継機)を発表した。ストロボを内蔵し、外付けEVFも装着できる。また、α57から搭載した初心者向け自動トリミング機能「オートポートレートフレーミング」も搭載した。「全画素超解像ズーム」もズーム比2倍まで可能。液晶モニタ(3型約92万ドット)は新たに上方180度まで回転できるため、自分撮りに向く。また、「プレミアムおまかせオート」機能を搭載し、手持ち夜景撮影とオートHDRが追加された。また、ピクチャーエフェクトにはソフトハイキー、ソフトフォーカス、ミニチュア、リッチトーンモノクロが追加された。イメージセンサーは有効16.1メガピクセルのAPS-Cサイズとスペック上はNEX-5Nと同じになった。また、撮像感度はISO200~16000、連写は毎秒約5.5コマ。動画はAVCHD方式になり、1080pのフルHD動画が撮影可能。大きさ・重さはNEX-5Nよりもやや大きい約117×66.6×41.3ミリ・約225グラム(電池、記録メディア別)。Eマウント用の新しい18~200ミリF3.5~6.3OSS LEも発売される。従来のものよりも小型軽量化された。α37はα33、α55系統の小型軽量ボディーを採用している(約124.4×92×84.7ミリ・448グラム)。「オートポートレートフレーミング」を搭載し、「全画素超解像」が可能な点はα57と同じ。また、イメージセンサーもスペック上は有効16.1メガピクセルのAPS-Cサイズで、ISO100~16000となっている。連写性能は毎秒約5.5コマだが、高速ズーム(1.4倍クロップ)を使うと毎秒約7コマの連写が可能だ。EVFはα57と同様の約144万ドット液晶。背面の液晶モニタは2.7型約23万ドットとグレードダウンしている。動画はAVCHD/MP4方式。Aマウント用の交換レンズとして、DT18~135ミリF3.5~5.6SAMも発売される。すべて6月15日発売予定で、NEX-F3のズームキットが65,000円、ダブルズームキットが約9万円、α37はボディーのみ60,000円、ズームキットが65,000円、ダブルズームキットが85,000円、E18~200ミリF3.5~6.3OSS LEが93,450円、DT18~135ミリF3.5~5.6SAMが68,250円。NEX-F3とα37の登場で、両系統のローエンドが決まった。今後はハイエンドがどうなるかが注目される。
昨日は珍しくこの日記の更新を休んでしまい申し訳けありません。夕方から腹痛が激しく、今日も出かける予定をキャンセルしてしまった。ようやく、さきほど起きてきて、今日発表されたソニーのニュースを書いた。これから6月にかけて、各社とも発表が相次ぐのではないかと思われる。もちろん、フォトキナ2012が控えているので、秋の発表とどのように分けるか、が各メーカーの戦略のポイントだろう。 ![]() 井の頭公園で。緑と木漏れ日に目がとまったのでシャッターを切った。このところ動画を撮らないので、12~50ミリではなくて、この高倍率ズームをおもに使っている。高倍率ズームだが、小型軽量なので、首から下げていてもまったく負担にならない。オリンパスOM-D E-M5、M14~150ミリF4~5.6、プログラムAE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。 2012年 05月 15日
カメラグランプリ2012が決まった。大賞とあなたが選ぶベストカメラ賞の両方をニコンD800が受賞した。このようなダブル受賞は初めてであり、それだけD800のインパクトが強かったということだろう。D800は35ミリ判36.3メガピクセルという画素数の多さもさることながら、カメラとしての完成度の高さが評価された。とくに印象的なのは、ニコンD4と同じ91000画素のRGBセンサーを採用して、一眼レフファインダーでありながら、顔認識、パターン認識ができること、そのRGBセンサーの情報を利用した高精度で高速な51点AFを搭載し、またシャッター耐久性20万回、防塵防滴のボディーなど、プロユースとしても通用するカメラであるからだ。また、レンズ賞はキヤノンEF8~15ミリF4LフィッシュアイUSMが受賞したが、これも独創性と高性能では群を抜いたレンズであり、とくに35ミリ判では円周魚眼から対角線魚眼までズーミングで可能という夢を実現したレンズである。カメラ記者クラブ賞にはソニーNEX-7とオリンパスMズイコーデジタル45ミリF1.8が決まった。NEX-7は小型の「ミラーレス」カメラでありながら、APS-Cサイズ24.3メガピクセルのセンサー、毎秒約10コマの連写、マウントアダプターによりAマウントレンズが位相差AF可能など多くの特長を持つ。また、Mズイコーデジタル45ミリF1.8は「ミラーレス」カメラには珍しいポートレート用の大口径中望遠レンズで、描写が自然でいいという評価を受けている。審査員のひとりとして、ぜんぶの賞が予想していた通りの結果になったことは、非常に喜ばしいことである。
キヤノンはEOS5D MarkIIIに関する非常に暗い条件での液晶パネル点灯による露出値の変動および超望遠レンズ使用時の異音現象に対して、無償対応を開始した。EOS5D MarkIIIはバランスのとれた35ミリ判一眼レフとして、評価が高いので、この誠実な対応も同社に対する信頼を高めるものである。 ![]() 井の頭自然文化園で。首から下げたカメラで、とっさに撮影したもの。「ミラーレス」カメラだが、コントラストAFの速度が速くなったために、瞬間をキャッチできるようになった。発色はやや温色系である。オリンパスOM-D E-M5、M14~150ミリF4~5.6、プログラムAE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。 2012年 05月 14日
画素ピッチとイメージセンサーの大きさ(長さ)で決まるナイキスト周波数(1/2×d)(d=画素ピッチ)は、必要なレンズの解像力(本/ミリ)の目安を示してくれる。最新で、しかも解像力を高めたレンズであれば、絞りF5.6での解像力は平均でも100本以上になる。ところで、35ミリ判で有効画素数36.3メガピクセルのニコンD800の画素ピッチは約4.9マイクロメートル(ミクロン)であるから、必要なレンズの解像力はほぼ102本/ミリと計算される。ということは、新設計の高解像力レンズであれば、余裕を持って解像するわけだ。いっぽう、ニコンD3200の画素ピッチは、イメージセンサーがDXフォーマット(APS-C)ということもあって、約3.9マイクロメートルと小さくなる。そうすると、完全に解像させるために必要なレンズの解像力は約128本/ミリということになり、D800よりも高解像力のレンズを使わなくてはならなくなる。普及タイプの一眼レフだが、上位機種よりも高級なレンズが必要という計算になるわけだ。それでも、新しいDXニッコールレンズであれば、解像力はまだ余裕があるものと思われる。また、FXフォーマット対応のレンズの中心部だけを使えば、まだ余裕があるだろうが、APS-Cとしてはこのあたりがそろそろ限界に近くなって来ている。D3200が約24.3メガピクセルの有効画素数を持つが、同じ画素ピッチで35ミリ判にすると、約57.6メガピクセルにもなるのだ。もちろん、以上は計算上のことであり、実際にはレンズの収差を考慮したり、ローパスフィルターの影響も考えなくてはならないだろう。こうなると、画素数が多ければ多いほどいい、という考え方はそろそろ終わりにしないと、意味がなくなるのではないだろうか。もちろん、レンズ設計が進んで、さらに解像力の高いレンズができる可能性はあるのだが、画素数万能主義はそろそろ限界に来ていると思う。もちろん、6メガピクセルとか8メガピクセルの時代へ戻れ、と主張するつもりはないのだが、青天井(古い表現だが)の画素数競争はそろそろ打ち止めにして欲しい。
ライカカメラ社の幹部がライカM10にはライブビューだけでなく、動画機能の搭載も示唆したと一部で報じられている。私はレンジファインダーがあるからこそライカなのであって、ライブビューや動画機能は開発中と言われる「ミラーレス」カメラに搭載すればいいと思う。M型ライカをモノクローム専用とするのは賛成であるが、動画機能はまったく感心しない。 ![]() 井の頭公園で。いまの時期はほんとうに新緑が美しい。ただ、新緑は露出をマイナス補正(マイナス1が目安)しないと、露出オーバーになってしまう。カメラのイメージセンサーのノイズや解像感、あるいはセンサーメーカーなどに詳しいのに、そういう撮影の基本を知らないユーザーが増えてきている。だから、いまこそハウツー記事が必要なのではないかと思う。このカメラは露出補正がやりやすいのがいい。オリンパスOM-D E-M5、M14~150ミリF4~5.6、プログラムAE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。 2012年 05月 13日
ニコンD600?に関する噂が絶えないが、ほんとうにそのようなカメラが今年中に発売されるのだろうか?噂によると、35ミリ判で、有効画素数は約24メガピクセル、連写は毎秒5コマ、価格は2,000ドルを切るという。D800を出したばかりのニコンだが、もっと画素数は少なくていいから、連写性能、高感度性能が高く、しかも価格が安い35ミリ判一眼レフを望む声は強い。その願望がD600?を生み出したのか、あるいは根拠のある噂なのか。ソニーも同じセンサーを使った透過ミラー方式のα99?を出すというのももうひとつの噂だ。しかし、ソニーの透過ミラー方式レンズ交換式カメラの大きな特長のひとつは高速連写であり、エントリー機のα57でもフル画素で毎秒約10コマ、1.4倍テレコン連写だと毎秒約12コマと、α77に迫る連写性能を持っている。そうなると、もしα99?が出るとするなら、連写性能は毎秒10コマを確保するだろう。1.4倍テレコンクロップでは毎秒約12コマに達する可能性がある。そうなると、ニコンD600?が同じ系統のCMOSイメージセンサーを使うなら、毎秒5コマ以上になるのではないか、と想像される。もちろん、一眼レフであるから、ミラー機構をそれなりに作らないといけないし、そうなるとコストアップしてしまう。ただ、予想と願望とをないまぜて言えば、連写性能は毎秒6コマは最低限確保してもらいたいと思う。そして、バッテリーグリップ装着で毎秒8コマを可能にしてもらえば万全だ。価格は2,000ドルを超えても、性能でD700の後継機となるなら、それでいいのではないかと思っている。もちろん、真のD700後継機はD4と同じイメージセンサーを搭載した機種だろうが、それはすぐには出ないと思われる。キヤノンもEOS5D MarkIIIよりも低価格な35ミリ判一眼レフ(EOS6D?)を出すかも知れない、と言われているし、フォトキナ2012は35ミリ判レンズ交換式デジタルカメラの競演となるかも知れない。
ある調査によると、CMOSイメージセンサーを製造しているメーカーのシェアは、オムニビジョン、サムスン、ソニー、STマイクロ、東芝、アプティナの順だという。もちろん、デジタルカメラ用だけでなく、車載カメラや監視カメラ、それにいちばん大きな割合を占める携帯電話用を含めた数字だろう。キヤノンが登場しないのは、ほとんど外販をしていないからだと思われる。 ![]() 井の頭自然文化園で。購入した新型カメラの試写を兼ねて、ひさしぶりにリスちゃんを撮影。このカメラはクロップ(1.4倍)で毎秒約12コマの高速連写ができる。その場合、「全画素超解像」によって、フル画素と同等の解像感を持つ。ソニーα57、タムロン18~270ミリF3.5~6.3PZD、プログラムAE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。
|