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2011年 07月 01日
突然、びっくりするようなニュースが飛び込んできた。リコーがHOYAのペンタックスイメージング・システム事業を10月1日を目途に買収するという。ロイター発だったが、日本の各新聞社も確認をして、午後3時ごろにはリコー、HOYAの両社から正式なニュースレリーズが発表されて、この買収が確認された。リコーはペンタックスイメージング・システム事業部のうち、おもにカメラ関係を傘下に収めることになるが、デジタルカメラモジュール、さらに医療関係などはHOYAがペンタックスブランドで引き続きたずさわる。リコーもペンタックスのカメラブランドは維持して行くとのことで、「ペンタックス」のカメラが消えるわけではない。リコーはかつてKマウントの一眼レフを製造していて、そのときは当時の旭光学工業と協力関係にあった。その後、リコーはレンズ交換式カメラから手を引き、おもにコンパクトデジタルカメラに注力してきたわけだが、この買収により、さまざまなマウントのデジタル一眼レフやレンズ交換式デジタルカメラ、セキュリティーカメラなどの技術を得ることになる。ペンタックスは1952年に旭光学工業として、国産初の一眼レフであるアサヒフレックスを発売し、ずっと一眼レフ専業メーカーとして数々の名機を世に送り出してきた。2008年からはHOYA傘下になり、ペンタックスイメージング・システム事業部としてデジタルカメラの開発を続け、ペンタックス645DはHOYA傘下になって初めてのカメラグランプリ受賞となった。そういう記念すべき2011年であり、また新たな一歩を踏み出すことになる。リコーのコンパクトカメラはずっと愛用してきているのだが、ペンタックス一眼レフもアサヒペンタックスSP以来、ずっと愛用してきた。そういう意味では、私にとっては大きな期待ができるリコーとペンタックスの今後ということになる。
今日は出かける予定だったのだが、出そびれてしまって、午後になって、上記のニュースが飛び込んできたので、パソコンに貼り付いていた。昨日はあてずっぽうに「サプライズ」などと書いたのだが、このようなニュースになろうとはまったく予想していなかった。 追記 リコーとHOYAの最高責任者の記者会見が行われ、新しくリコーの子会社にペンタックスのカメラ事業部だけではなく、リコーのカメラ事業部も統一して行く、という方針が打ち出された。 高尾山で。たしか5月に撮影したものだが、この頃からかなり陽気が良かった。地面の反射が強いが、カメラの自動露出まかせできちんと写っている。富士FinePix X100、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO200。
by hinden563
| 2011-07-01 16:18
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