富士フイルムが海外で、Fujifilm X10という高級コンパクトデジタルカメラを発表した。2/3型の新開発イメージセンサー、EXR CMOSを使用し(2010年フォトキナで開発発表)、EXRオートのほか、解像度優先モード(1200万画素)、高感度モード(600万画素)、ダイナミックレンジ優先モード(600万画素)に切り替えることができる。レンズは7.1~28.4ミリF2.0~2.8(35ミリ判換算で28~112ミリに相当)、ファインダーは光学式ズームファインダーだが、X100のようなEVFとのハイブリッドではない。明るくするために、非球面レンズとプリズムを使用している。シャッター最高速は1/4000秒で、レリーズタイムラグは0.01秒と短い。レンズ光学系シフト方式の手ブレ補正機構を内蔵している。連写はフルサイズで毎秒約7コマ、Mサイズ以下だと10コマが可能。256分割測光で、プログラムAE、絞り優先AE、シャッター優先AE、マニュアル露出が可能。感度はISO100~12800。ワンタッチRAWも可能。動画機能はH.264(MOV)の1080pフルHDで、ムービーパノラマもある。ダイナミックレンジはブラケットも可能(100~400%)。AFはTTLコントラストAFで、顔認識も可能である。液晶モニタは2.8型46万ドット。富士フイルム独特のフィルムシミュレーションを搭載している。国内での発売時期、価格は未定で、FinePixの名前が付くのかどうかもわからない。大きさ・重さは117×69.6×56.8ミリ・350グラム(バッテリー、記録メディア込み)。2/3型というコンパクトデジタルカメラとしては大きめのイメージセンサーを使用し、しかも富士フイルム独自のEXR技術のセンサーを使ったものであり、X100の兄弟機としておおいに期待ができるカメラである。
昨日は更新をさぼり申し訳けありません。帰宅が遅くなってしまい、またトピックも思いつかなかった。今日はパナソニックもコンパクトカメラや二眼式3Dカメラ(片方で動画、もう片方で静止画という撮り方もできる)も発表された。今月はミラーレスカメラへ新しいメーカーが参入しそうな予感(あくまでも予感だが)がしている。
神代植物公園で。「ポスタリゼーション(カラー)」を試してみた。あまりカラフルなものだと逆効果になってしまうので、微妙に色があるものを探して撮影してみた。ソニーα55、DT18~55ミリF3.5~5.6SAM、プログラムAE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。