スマートフォンやスマートパッド(スレートPC)のアプリケーションはいつもチェックしていないと、どんどん新しいアプリが生まれているので、うっかり見逃してしまう。今日は時間があるので、iPad用のアプリをチェックしていたら、Color Splash for iPadというアプリを見つけた。更新は今年の8月22日であり、バージョンは1.6.1になっているが、最初は昨年発売されたものらしい。このため、ご存じの方も多いかも知れないが、個人的にいまはまっている「パートカラー」を手軽に楽しめるアプリである。このアプリをiPadで立ち上げたら、iPad内のアルバムから画像を選ぶと、カラー画像が自動的にモノクロになる。そこで、カラーを復元したい部分(パートカラーにしたい部分)だけを指でなぞると、元のカラーが出てきて、パートカラーの画像ができあがる。指でなぞるため、多少の慣れは必要だが、よぶんなカラー部分はモノクロに戻す機能もあるため、少し根気よくやれば、パートカラー画像ができる。このアプリのいいところは色をあらかじめ指定しなくても、なぞった部分の色が出てくるから、中間的な色でもパートカラーにできるのだ。その点ではソニーNEX-C3やα55などのパートカラーよりも柔軟性がある。今回は見つけたばかりなので、被写体がいまひとつ面白くないのだが、中間的な色もパートカラー化できるという見本として見ていただきたい。同じようなことはフォトショップの自動選択ツールや範囲選択ツールを使って、近似色を選べばできるのだが、かなり手間がかかる。スマート端末はそういうことが簡単にできるからいいのである。
今日は機材の「仕分け」をして、とりあえずデジタル一眼レフとフィルム一眼レフを仕分けすることにした。そのうちの第一陣を中古カメラ店に持って行って、買い取りしてもらった。その資金をとりあえずプールしておいて、将来、どうしても欲しいカメラがでたら購入資金にあてるつもりである。
昭和記念公園で。だいぶ前に撮ったものだが、マゼンタ色という中間色なので、このアプリの見本としては適当だと思って選んだ。黄色い芯にピントを合わせてあるが、それもパートカラーで出ている。パナソニックLUMIX DMC-GH2、14~140ミリF4~5.6、プログラムAE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。