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2011年 09月 22日
ニコン1が昨日発表になったので、いわゆるミラーレスカメラのスペック上の簡単な比較をしてみたい。いちばんセンサーサイズが小さいのがペンタックスQで、センサーサイズは1/2.3型(裏面照射型)CMOS、画素数約12.4メガピクセル。35ミリ換算率は約5.5倍で、フランジバックは約9.2ミリだから、事実上どんなレンズでもアダプターさえあれば装着できる。連写速度は毎秒約5コマ、測距はコントラストAF、シャッター最高速は高級レンズで1/8000秒(レンズシャッター)。つぎに小さいのがニコン1で、センサーサイズは1型(13.2×8.8ミリ)CMOS、画素数約10.1メガピクセル。35ミリ判換算率は約2.7倍で、フランジバックは約17ミリで、2番目に短い。これもC、Dマウントを含むレンズを装着可能。連写速度はAF連動毎秒約10コマ、ピント固定で約60コマ!測距は位相差AF画素とコントラストAFのハイブリッドAF、シャッター最高速は1/16000秒(電子シャッター)。マイクロフォーサーズはオリンパスPEN E-P3の場合、4/3型(17.3×13ミリ)Live MOSで、35ミリ換算率は約2倍。フランジバックは約20ミリで、Cマウントアダプターまでサードパーティーから出ている。「世界最速」のコントラストAFを搭載。画素数は約12.3メガピクセル、連写速度は毎秒約3コマ、シャッター最高速は1/4000秒。パナソニックLUMIX DMC-GH2の場合、4/3型Live MOS(オリンパスよりわずかに大きい)で、フランジバックは約20ミリ。画素数は約16メガピクセルで、連写速度は毎秒約5コマ(新しいG3は約4コマ)、シャッター最高速は1/4000秒。いちばん大きなAPS-Cサイズ(23.5×15.6ミリ)のソニーNEX-7は、35ミリ判換算率が約1.52倍、フランジバック約18ミリ。画素数24.3メガピクセル(NEX-5Nは16.1メガピクセル)CMOS。、連写速度は速度優先撮影モード(測光などを固定)で毎秒約10コマ、シャッター最高速は1/4000秒。ただし、αマウント用レンズのアダプターで位相差AFが可能(透過ミラー式)。なお、サムスンNXシリーズもAPS-Cサイズのミラーレスカメラだが、日本では未発売、メニューにも日本語がないので、省略する。まだまだ日本だけ人気が先行しているミラーレスカメラだが、ニコン1が海外でどう評価されるか注目される。
今日は午後いちばんで出かけて仕事。大型台風は大きな爪あとを残して去っていったが、被害はかなりのものだ。大都市名古屋が水没しなくてほっとしたが、東北被災地では再び天災に襲われた。都内でも帰宅難民はかなり出たようである。3.11以来、状況はまだまだ厳しい。 深大寺門前で。9月に入って撮ったものだが、こういう平和な風景が日本全国に戻るのはいつの日になるのだろうか。私は写真の持つメッセージ性を重要視するのだが、もちろん感覚的に面白い写真も好きである。オリンパスPEN E-P3、M14~42ミリF3.5~5.6R、プログラムAE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。
by hinden563
| 2011-09-22 05:25
| デジタルカメラ
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