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2012年 10月 14日
個人的に興味を持っている新技術は像面位相差AF、撮像素子、そしてレンズの回折光学素子(DOE)なのだが、キヤノンのDOEに関する特許出願はこのところ急ピッチである。特開2012-002999(2012年1月5日公開)では、DOEレンズを第1群ないし第2群に配置して小型軽量化と色収差補正の効率化を狙った200ミリF2.0、300ミリF2.8、400ミリF2.8、600ミリF4が実施例として示されている。特開2012-088427(2012年5月10日公開)ではDOEと非球面レンズの使用により小型軽量化と収差補正を狙った400ミリF2.8、600ミリF4などが実施例として提示されている。特開2012-123152(2012年6月28日公開)では、DOEレンズを前群に用いることで生じやすいフレアやゴーストを避けるために、4群目にDOEを配置した600ミリF4、800ミリF5.6が実施例となっている。そして、特開2012-189679(2012年10月4日公開)では、DOEレンズを第2群に配置し、それに貼り合わせるレンズを異常部分分散性(いわゆる低分散)を持ったUV硬化樹脂(紫外線硬化樹脂)の光学素子として、色収差の補正をより効率的にしている。そして、DOEレンズを前群に配置したために起きるフレアなどに対してはフレアカッターを絞りの後方に置いている(図1)。この図でNLが新しい光学素子、FPがフレアカッターである。これは実施例として、200ミリF2.0、300ミリF2.8、400ミリF2.8が提示されているが、図1は300ミリF2.8の実施例である。これを先行特許出願の特開2012-002999の300ミリF2.8の実施例と比べてみると興味深い(図2)。レンズ構成が非常によく似ていて、大雑把に言えば相違点は先行特許出願がDOEの2枚貼り合わせに対して、新しい特許出願ではDOEとUV硬化樹脂の2枚貼り合わせになっている点だけだ。そして、UV硬化樹脂には酸化チタンを混入させる案も提示されている。詳しくは特許出願のPDFをご覧いただきたい。このような展開を見ていると、キヤノンはそう遠くない将来にDOEレンズを使った超望遠レンズを商品化するのではないかと期待される。それがDOEのみになるのか、それとも新しい特許のように新光学素子を組み合わせたものになるのだろうか?
オリンパスの「ボディーキャップレンズ」BCL-1580は究極の「パンケーキ」レンズと呼べる厚さ9ミリほどの「ボディーキャップ」である。15ミリF8の3枚構成のガラスレンズが内蔵されていて、トイレンズではない。アマゾン価格で5,000円弱だから話のタネに買ってみようと思ったが、35ミリ判換算約30ミリのF8レンズというのがすぐ飽きそうだ。15ミリF8というとツアイスのホロゴンのライカMマウント用(コンタックスGマウント用は16ミリF8)という35ミリ判用の超広角レンズがあった。借りて使ったが、F8という開放F値で日中しか使えないので、すぐに返却してしまった。このBCL-1580、遊び心のある「ボディーキャップレンズ」で、海野和男さんが太鼓判を押しているので、描写力はいいと思うが、あまり買う気にはならない。ペンタックスDAリミテッドレンズを愛用するのは開放F値がF2.4、F2.8など応用範囲が広いからだ。 神代植物公園で。なぜだか、松の幹には目を惹きつけられるのだ。とくに、秋の光に照らされた松の木が好きだ。ソニーα57、タムロン18~270ミリF3.5~6.3PZD、絞りF8、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。
by hinden563
| 2012-10-14 08:24
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