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2012年 12月 09日
物を知らない、あるいは不勉強で知ろうとしない人たちが声高にネットで「ローパスフィルター(OLPF)不要論」を唱えている。デジタルカメラをリードしてきたのはコダックであり、1991年に市販されたDCS-100(ニコンF3ベース)、1992年のDCS-200(ニコンF-801Sベース)、1994~1995年のDCS-420~DCS460(ニコンD90およびD90Xベース)、1995年のCanon/Kodak DCS-1(キヤノンEOS-1Nベース)、Pro DCS-520(同)、などはすべてローパスレスだった。コダックはその後のPro DCS-670、DCS-760などではようやくアンチエイリアス(ローパス)フィルター交換式にしたが、その後のPro 14n(2002年)やPro SLRではまたローパスレスにしている。いっぽう、ニコンはD1(1999年)でニオブ酸リチウムのローパスフィルターを内蔵し、キヤノンは2000年のEOS D2000、D6000で着脱式のローパス/IRフィルターを装備している。その後はローパスフィルターはコンパクトデジタルカメラの一部を除いて常識化した。それはPCモニタによる「ピクセル等倍鑑賞」ではモアレが顕著に見えてしまうからであった。その後、ニオブ酸リチウムのOLPFはあまりにも高価なため(イメージセンサーに次ぐ価格だったという)、水晶のOLPFが多く使われるようになり、今日に至っている。そして、インクジェットプリンターの普及とともに、プリント鑑賞も多くなり、A4やA3ぐらいの大きさではモアレや偽色もそれほど目立たないということもあって、ニコンがD800EでOLPFを無効化してローパスレスに近い効果を得るようにしたり、ペンタックスがK-5IIsでOLPFの代わりに通常の光学ガラスを置いて、ローパスレス効果を得ている。しかし、両社ともD800、K-5IIというOLPF装備の機種も同時に用意していて、モアレが気になるユーザーにはそちらを使うようにしている。そして、キヤノン、ソニーなどはずっとOLPF付きのレンズ交換式デジタルカメラを出し続けている。こういう経緯を知っていれば、単純に「OLPF悪玉論」などをぶち上げることはできないし、カメラ内画像処理でモアレや偽色を除去することができる、というようなオカルト論も唱えることはできないはずだ。たしかに、OLPFを省略すればコストダウンになり、とくにK-5IIsのように光学ガラスに置き換えて、しかも価格が通常のK-5IIより高いとなれば、K-5IIsのほうを売りたい、というビジネスは理解できる。しかし、そのお先棒を担いで、嘘を言う人がいるのは困りものである。
キヤノンが視野率約100%の一眼レフファインダーで、小型化をする特許出願(特開2012-237877、2012年12月6日公開)をしている。図の112は高分子分散型液晶パネル、128は通常のファインダースクリーンである。これによると、ファインダー光学系とイメージセンサーの位置合わせ込みのためによぶんなスペースをとる必要がなく、そのためカメラを小型化できる、としている。興味のある方は特許出願のPDFをご覧ください。 神代植物公園で。いわゆる「花キャベツ」(ハボタン)だが、こうやってまとまると、なかなかきれいである。こういう被写体ではさすがにモアレは出ていない(笑い)。オリンパスOM-D E-M5、M14~150ミリF4~5.6、プログラムAE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。
by hinden563
| 2012-12-09 13:46
| デジタルカメラ
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