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2013年 01月 05日
特許出願を検索していたら、ニコンの不思議な出願(特開2012-256964、2012年12月27日公開)を見つけた。これは一眼レフのペンタプリズム下部の表示部(透過型液晶)に表示されるAF測距枠などを、ペンタプリズム後方の測光用イメージセンサーの画像処理で補正して、削除しようというものだ(図1)。この出願だけではなにを目的にしたものかよくわからない。一眼レフファインダーとEVFを同一アイピースで切り替えて見るなら、AF測距枠を取り除くことはない。よく読んで行くと、測光値演算やシーン解析を行うために、補間処理によってAF枠などの表示を消去するものである、ということで納得が行った。これは測光のためのイメージセンサーによるシーン解析(とくに顔認識)の精度を上げるもので、ニコンD4やD800の約91KのRGBセンサーの基本となるものである。この特許のもとになったのは、同じニコンが1998年に出願し、1999年に公開された特開平11-215409(H11-215409)である。この先行技術はなんとフィルムカメラを想定したものであり、スイッチによって、フィルム撮影と、アイピース部のイメージセンサーによる記録を切り替えるものである(図2)。この場合にも、おもな目的はスクリーン表示部の指標を削除する画像処理をする、ということだが、切り替えスイッチがあるのが不思議だ。測光だけならスイッチは必要ないからであり、これはフィルムカメラで、補助的にデジタル画像も記録しようとしたものではないか、と思われる。その特許の骨子を新しい特許出願として、シーン解析の精度向上に使ったのが、前述の2012年公開の特許出願ではなかったのか。これは個人的な推論であるのだが、なぜかというと、アイピース部の測光センサーによって、顔認識を含む自動シーン検出をする、という特許出願は2002年にキヤノンから出されていて(特開2003-344891、2003年12月公開)、すでに公知の技術となっているからだ(図3)。このように、特許出願というのは、本来の目的がすでに公知のものである場合、別の要素を目的として出願されることもある。だから、特許というものは非常にむずかしいものである、というのは個人的な体験から出した結論でもある。だから、前に書いたように、推理であり、論理的ゲームであり、解釈によっても変わるということで、私の解釈が正しいとは限らないことをご承知いただきたい。なお、ニコンの2012年公開の特許出願はPDF1で、キヤノンの2003年公開の特許出願はPDF2でご覧ください。
ソニーDSC-RX1を毎日のように使っているが、コントラストAFはピントが合う直前のウォブリング動作があるものの、予想したよりも早く、ふつうに静物やスナップには実用上の問題はない。しかし、レンズ交換式となると、動体撮影もとうぜん含まれるので、やはり像面位相差AFは必須になっていくだろう。 神社の赤色がじつにきれいに再現された。色飽和はなく、自然な発色となっている。やはり、35ミリ判という大きなイメージセンサーの描写力はいい。ソニーDSC-RX1、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO100。
by hinden563
| 2013-01-05 17:10
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