シグマが中国で行われるカメラショーにAPS-C用ズームレンズとしては初の全域F1.8の開放F値を実現した18~35ミリF1.8 DC HSMを開発発表した。発売時期、価格は未定である。35ミリ判換算で約27~52.5ミリに相当する標準ズームで、超音波モーターによるインナーフォーカスのAF駆動とフルタイムMFが特長である。さらに、SLD(特殊低分散ガラス、スーパーEDガラスと呼ばれる)を5枚、ガラスモールド非球面レンズを4枚使う構成により、諸収差を低減している(図)。レンズ構成は12群17枚、最短撮影距離28センチ、絞りは9枚羽根の円形絞り、フィルター径は72ミリ。大きさ・重さはシグマSAマウント用が78×121ミリ・810グラム。花形フードが付属する。対応マウントはシグマSAのほか、ニコンF(Dタイプに対応)、キヤノンEFマウント。パソコンでフォーカス位置を調整できるシグマUSB DOCKに対応。ズーム比2倍ながら、ズーム全域でF1.8の大口径は、自然光撮影に最適と思われる。
キヤノンはAPS-Cサイズのデジタル一眼レフとして世界最小最軽量のEOS Kiss X7を24日に発売することを決めた。価格はボディーのみ8万円前後、18-55STMレンズキットが9万円前後、18-55STMと55-250のダブルズームレンズキットが12万円前後。なお、EOS Kiss X7iはすでに発売されている。
夕暮れ迫る時間の手持ち撮影にはやはり手ブレ補正があったほうがいい。この場合はレンズ内手ブレ補正である。ソニーNEX-6、E16~50ミリF3.5~5.6PZ、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO100。