アクト・ツーから一眼レフに装着して使うWi-Fiアダプター、iUSBport CAMERAが発売された。価格はact 2ストア限定で、29,800円。装着はカメラのホットシューに本体を装着し、付属ケーブルでカメラのUSBポートと接続するだけ。あとは、専用のアプリをiPhoneまたはiPadにインストールすれば、スマートデバイス側から、タッチフォーカス、タッチシャッターのほか、マニュアルフォーカスやシャッター速度、絞り、ISO感度、測光モード、ホワイトバランスなどの設定もスマートデバイス上で行える。そして、シャッターを切れば、カメラから画像ファイルがスマート端末に自動的に転送され、保存される。JPEGファイルだけでなく、RAWファイルにも対応している。さらに、カメラの設定情報、ヒストグラム、Exif情報までスマートデバイス上に表示される。さらに、このWi-fiアダプターにも4GBのフラッシュメモリが内蔵されているため、一時的に保存しておいて、あとでスマートデバイスに転送することも可能だ。また、このWi-Fiアダプターを使えば、SNSでの画像共有も簡単にできる。さらに、このWi-Fiアダプターは単体でもクラウドサーバーとして使える。あらかじめ用意したデータをUSBメモリに保存しておき、Wi-FiアダプターのUSBスロットに挿入すれば、スマートデバイスやPCのWi-Fiでクラウドにアクセスできる。対応する一眼レフはキヤノンおよびニコンのほとんどの機種(キヤノンEOS Kiss X2、40D以降、ニコンD90、D300以降)で、最新機種にはアップデートで対応する。大きさ・重さは84×72×37ミリ・89グラム。メーカー純正のWi-Fiアダプターよりも多機能であり、興味をそそる製品である。
オリンパスの八王子「オリンパス技術開発センター石川」には同社の歴史的カメラや医療機器などを展示した博物館、瑞古洞があるが、10月1日より予約で閲覧できるようになった。このように自社の製品をきちんと保管展示しているのはメーカーの姿勢として評価できる。
なにげないスケッチ写真。とくに瞬間を捉えたものではないから、スナップではない。富士フイルムX100S、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO200。