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2013年 12月 31日
大晦日だから、「今年買いたかった」ないしは「買えなかった」カメラを10機種ほどリストアップしてみよう。まず、一番買いたかったカメラはじつはライカM(Typ 240)である。一般ユーザーに媚びすぎのスペックと批判はしているが、やはりライカはライカ、もっとも欲しかったが買えなかったカメラの筆頭である。レンズは28ミリ、35ミリ、50ミリ、90ミリがあればいい(最新設計のもの、フィルム用は持っているが、もはやデジタル用には力不足)。マウントアダプター遊びは趣味でないので、その方面の興味ではなく、もっぱらレンジファインダーの良さである。つぎはニコンDfで、正面からフィルム一眼レフに見えるカメラはこれしかない。50ミリF1.8Gスペシャルエディションみたいな28ミリと135ミリを用意してくれれば、さらに物欲全開となっただろうが、これも買えない。つぎは、この間、2013年のベストカメラにあげたペンタックスK-3。リコーと旧ペンタックスの真面目さがこのAPS-C最強の一眼レフを作り出した。このカメラの場合、組み合わせるレンズに悩み、もちろん台所事情もあって断念した。リコーが続くが、リコーGRも欲しかったが、なんとなく買いそびれてしまったカメラである。現用のリコーGRデジタルIVと併用したいカメラだ。つぎはオリンパスOM-D E-M1で、これはマイクロフォーサーズ最強のカメラだ。できたら、17ミリF1.8といっしょに購入したかったが、予算がほかのカメラへ行ってしまった。ソニーα7Rも手ブレしやすいなどと批判しているが、欲しいカメラである。ただ、このカメラは専用レンズが揃ってから、じっくり検討したいと思っている。つぎはキヤノンEOS Kiss X7で、別にホワイトでなくてもいい、というかなるべくホワイトは避けたい。通常のブラックに、EF-S15~85ミリで欲しいところ。キヤノンが続くが、型落ちのEOS MがAFの遅さを除いては予想外に良かったので、EOS M2のボディーのみを買いたいところだ。さらに、パナソニックのDMC-GM1に20ミリF1.7を付けて購入したかった。最後は、富士フイルムのX-M1だが、27ミリF2.8レンズ付きで欲しいカメラである。欲しいカメラがこんなにあるのだが、ほかの要素を優先させた結果、先日のニコンD7100、富士フイルムX100S、キヤノンEOS M、オリンパスPEN E-PM2という買い物になったわけである。
今年も自然も人間の営みもまた激動の年だった。カメラ業界もスマートフォンなどに追い上げられて厳しい年になった。その動きをWatchし、自分なりの解説をするのがこのコラム(ブログ)なのですが、ご愛読ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。 年末に関係のない風景だが、これだけの青空と澄み切った空気は年末でないとなかなかない。すっきりくっきりの描写となった。キヤノンEOS M、EF-M22ミリF2、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO100。
by hinden563
| 2013-12-31 08:14
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