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2014年 01月 24日
富士フイルムのX-T1はフィルムカメラ、とくに一眼レフをずっと使ってきた人間にとっては理想の操作系である(ファインダーを除く)。アサヒペンタックスSP、そしてニコンFとニコンSPで本格的な写真撮影をやむを得ず仕事としてしまった私にとって、ダイアル操作は長年慣れ親しんだものである。一眼レフファインダーあるいはレンジビューファインダーを覗きながら、右手でフィルムを巻き上げ、シャッターダイアルを操作する。左手でフィルム感度をセットする、あるいはあらかじめ右手で感度をセットしておく。AEになってからは、左手で露出補正ダイアルを調整する。コンタックスRTSになったときには、右手で補正ダイアル、左手でシャッターダイアルと逆になってしまったが、ともかく軍艦部(死語ではあるが)を見れば、設定が一目瞭然であり、慎重に撮影する場合には「指さし点呼」で設定を確認できた。ところが、キヤノンT90がそういう「常識」を打ち破り、設定はすべて液晶パネルに表示する、という方法をとったのである。そして、AF化とともに、ミノルタα-7000から始まり、キヤノンEOS650、そしてEOS-1とこの流れは決定的になった。その流れに逆らったのがニコンであり、ハイエンドのF4でダイアル操作を維持した。そして、某カメラ雑誌誌上で、TK氏と「F4か、EOS-1か」という論争を繰り広げたのだった。しかし、大勢は液晶パネル表示になり、ニコンもF5ではダイアルを残しつつもパネル表示になっていった。デジタル化はダイアル操作をほぼ一掃し、パネル表示とボタン操作の流れになっていった。ただ、キヤノンはEOS-1以来の大型サブコマンドダイアルは続けていて、露出補正はパネル表示を見ることなく、ワンタッチでできた。そして、ニコンDfがダイアル操作をメインにした驚きの復活をして、こんどは富士フイルムのX-T1である。ニコンDfはCPU内蔵のレンズ以外は、開放F値設定はコマンドダイアルで行う必要がある。しかし、X-T1は一部の絞りリングのないレンズ(標準ズームなど)をのぞいて、レンズのリングで直接絞りを設定できる。絞りリングをAにして、シャッター速度をダイアルで選べばシャッター優先AEになり、その場合にISOダイアルをAにしておけばシャッター優先AEでの不用意な露出不足は解消される。絞りリングをA、シャッターダイアルもAにすればプログラムAEになり、ISOダイアルもAにすればいわゆる「全自動」モードと同じことになる。じつにわかりやすい、リーズナブルな操作系ではないだろうか。しかし、ファインダーはEVFなのであり、私の心は千々に乱れるのである(笑い)。そんなにダイアル操作と一眼レフがよければフィルムカメラを使えばいい、と言われるかも知れない。もちろん、私はフィルムでも撮影するが、やはりデジタルイメージングの即時性にはどう転んでも敵わない。そして、フィルム現像料金は高く、時間もかかるため、たとえばこのブログに掲載するだけでも大変なのである。やはりデジタルカメラの即時性は捨てがたいが、操作系は慣れ親しんだフィルム一眼レフにできるだけ近いほうがいい。まだまだ悩みは続きそうである。
富士フイルムと言えば、X100Sのブラックエディションが日本では1000台限定で発売だが、私はシルバーのほうが好きである。なぜなら、シルバーのほうがフィルムカメラに見えるからである。あと、防塵防滴で24~1200ミリ相当のFinePix S1とか、防塵防滴のないS9400Wとか、25~900ミリ相当のFinePix S8600とか、28~140ミリ相当の水深10メートルまでのFinePix XP70(以上は1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー)、像面位相差AF搭載の1/2型EXR CMOSII搭載の25~500ミリ相当のFinePix F1000EXRなどが発表された。この中ではF900EXRに興味をおぼえる。価格が3万円と手頃なこともあり、持っていてもときどきは使うかも知れないという感じだ。
by hinden563
| 2014-01-24 14:37
| デジタルカメラ
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Comments(13)
Commented
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雨写
at 2014-01-24 16:07
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ニコンのカメラは Dfに限らず中級機以上は絞りリングで絞りの設定ができますよ。
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hinden563 at 2014-01-24 16:28
雨写さん
ニコンのカメラでも、AF化以降のカメラでは、絞りリングを最小絞りにしないと、設定絞り以上絞り込んで写すことはできませんね。また、Gタイプでは絞りリングそのものがレンズ側になりません。すべてコマンドダイアル操作になります。
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by
雨写
at 2014-01-24 16:35
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シャッター優先とか、プログラムオートのお話ですか?
マニュアルや絞り優先の時、絞りリングは使えると思いますが。
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by
hinden563 at 2014-01-24 16:53
雨写さん
文章を見直しましたら、ご指摘のように、一部間違っていましたので、訂正しました。ご指摘ありがとうございました。
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at 2014-01-24 17:00
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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hinden563
at 2014-01-24 17:24
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非公開コメントの方
はじめまして。そうですね、「流れに棹を差す」というのは「流行に乗る」と逆の意味になりますね。書き直しました。ご指摘ありがとうございました。 腰はじつは今日もぎっくり腰をやってしまい、知人の写真展パーティーを欠席してしまいました。まあ、半分職業病なのですが、うっかり者ということもあります。
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at 2014-01-24 19:07
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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at 2014-01-24 22:45
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
Double H
at 2014-01-25 00:11
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今回発表されたのは F900EXR ではなく F1000EXR かと。昨年発表の F900EXR と基本部分は同じですね(持ってます)。
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hinden563 at 2014-01-25 07:36
非公開コメントの方
ご指摘のとおりF1000XRですね。訂正しました。ご指摘ありがとうございました。かなり良さそうな感じをうけるので、購入するかも知れません。
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hinden563 at 2014-01-25 07:38
Double Hさん
ご指摘ありがとうございます。また間違えてしまいました。訂正しました。このぐらいのコンパクトカメラって持っていないんです。昔、IXYを持っていましたけど。
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wonderboy-kikpy at 2014-01-25 13:44
初めまして。
私もダイヤル式のカメラが好きでよく使っています。 軍艦部チラ見で設定が確認出来るのがその理由の一つですが、この長所が生きるのはダイヤルの数値を視認出来る明るさがあってこそですよね。暗いところではペンライトなどを使わないと読めません。 多くの液晶パネル式カメラが液晶イルミネータボタンを備えていて、暗闇でも設定を読み取れることを思うと、現代のダイヤル式カメラはかつてのコンタックスSTの用にダイヤルの数値自体がイルミネータで浮き上がる仕様であって欲しいと思います。 X-T1がそうなっているかは知りませんが、そういうカメラがあったらいいなと思います。
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by
hinden563 at 2014-01-25 15:37
wonderboy-kikpyさん、はじめまして。
そうでしたね、コンタックスSTはダイアルを照明するようになっていましたね。たしかに、暗所だと、現代式の液晶パネル表示のほうがいいのですが、明るい場所だとダイアル表示がいい、と悩ましいところですね。昔には、ライカだとぜんぶ手探りでセットしたといいますが、もうそういう職人芸の時代でもないのでしょう。X-T1はたぶん(想像ですが)、ダイアルイルミネーターまではないと思われます。
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