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2014年 02月 14日
SanDiskからUHS-II対応のSDHC/SDXCカード、Extreme Proが発表され、これで東芝とともに、UHS-II対応のSDカードが増えて、高速転送、とくに4K動画などに対する態勢が整いつつある。と思っているのだが、問題はカメラ側のUHS-II対応が遅れていることで、現時点では富士フイルムのX-T1しかUHS-II対応カードスロットを持っていない。CP+2014で発表されたデジタルカメラにもUHS-II対応機種はなく、わずかにパナソニックのLUMIX DMC-GH4がUHS-Iのスピードクラス3(最低保証速度30MB/秒)を達成しているだけである。USH-Iは理論上の最高転送速度が104MB/秒、UHS-IIは312MB/秒まで対応している。とうぜん、これからのSDカード使用カメラはUHS-IIに対応すべきなのに、なぜ遅れているのだろうか。静止画の場合、それほどメリットがないという判断なのだろうか。また、CFast2.0規格のCFカード(理論上の最高転送速度は600MB/秒)も製品としては、SanDisk(最高450MB/秒)、Lexar(最高500MB/秒)などが発表されているにもかかわらず、デジタルスチルカメラでの対応製品は現在のところない。これもカメラ側インターフェースがハードウエアレベルで対応していないとカード側の高速転送は生きてこないわけだが、CFast 2.0に関しても、各社とも様子見なのだろうか。個人的には詳細の発表されていないニコンD4SなどはCFast 2.0を搭載して欲しいと思っているのだが、どうなるのだろうか。たしかに、記録メディアの展開が急すぎて、ついていけない、あるいは様子見になるのはわかるが、デジタル機器の最大のメリットであり、特徴はスピードである。現状では記録メディアメーカーばかりが先走っているようだが、それはカメラメーカーの動きが遅いからである。CP+の最中に苦言を呈するのもなんであるが、あえてカメラメーカーにはもう一歩のスピードアップを望みたい。
富士フイルムはCP+で、X100S用の50ミリ相当フロントコンバーターを発表した。すでに28ミリ相当のフロントコンバーターは発売されていて、これでX100/X100Sでは、28ミリ、35ミリ、50ミリ相当に使い分けられる。また、同社ではレンズ交換式Xシリーズ用のボディーキャップレンズ、X-Mount Filter in Cap Lensを発表した。37ミリ相当F8固定のパンフォーカス。フィルターを内蔵しているのが特徴だ。 今年はかなり寒いこともあって、梅が遅咲きである。今日の大雪でまた遅れそうである。これは早咲きの紅梅を先日撮影したもの。ニコンD7100、DX VR 18~300ミリF3.5~5.6G、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。
by hinden563
| 2014-02-14 17:16
| デジタルカメラ
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Comments(2)
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未来
at 2014-02-14 18:05
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こんにちは。
記録メディアはNikon D4のXQDの様に 早く対応したらしたで、全く後が続いて くれない状況にもなるので、 各メーカーが慎重になるのも分かる気が しますが(^^) しかし私自身XQDは便利に使わせて 頂いていて、高速スピードの恩恵を 受けてますので、Nikonにはこれからも 新しいメディアを積極的に採用していって ほしいですね。
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hinden563 at 2014-02-14 18:30
未来さん、こんにちは。
ニコンD4のXQDは正直言って少し不安でした。ソニーしかサポートしていない段階で採用に踏み切ったのですから。案の定、SanDiskはCFastをサポートすると表明し、XQDは大丈夫かな、という不安が増したのですが、Lexarがサポートしたので、まずはひと安心でしょうか。メディアに関しては、SanDiskがどうするか、というのが、まあPCのMicrosoftみたいな立場で、あまり冒険は危険だと思っています。
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