ライカが誕生して今年で100周年になる。正確には顕微鏡メーカーのエルンスト・ライツ社の技師オスカー・バルナックが映画フィルムの2コマぶんを1コマとして使う小型カメラを試作したのが1914年である。このカメラは「ウア(原型)ライカ」と呼ばれるが、実際にはライカの名前はまだ付けられていない。それから量産試作品のヌル(0号)ライカが作られ、そして1925年にライカI型(A型)が市販されるのである。現在はライカカメラ社になっているが、このウア・ライカの誕生から100年を記念していろいろな新製品、そしてイベントを計画している。その特別記念モデルの第1弾がライカSエディション100で、ライカSのボディーに、ズマリットS70ミリF2.5ASPH.CSとエルマリートS30ミリF2.8 ASPH. CSがセットになっている。両方のレンズともセントラルシャッター(レンズシャッター)内蔵で、高速シンクロが可能である。カメラボディーとレンズにそれぞれ100周年記念のロゴが入っていて、さらに特別仕様のアルミ外装のリモワのケースに収められている。ライカカメラはこの記念モデルの発売時期や価格についてはまだアナウンスしていない。今後、特別記念モデル、そして新製品が登場するのは間違いなく、とくにフォトキナ2014では複数の新製品が登場するものと思われる。35ミリ判カメラの始祖であるライカが今後どのような製品展開をしていくのか、おおいに注目されるところである。
ニコンはD600の画像に黒い粒が写り込んでしまう現象について、保証期間を過ぎても無償で、点検、清掃、あるいはシャッターやセンサーなどの交換に応じる、というもの。D600は後継機のD610が出ていて、このように保証期間を過ぎても、サービス対応するのは異例のことである。
ようやく春めいた気候になってきた。梅の花もかなり開いてきたし、人出も多くなってきた。キヤノンEOS M、EF-M18~55ミリF3.5~5.6IS、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO100。