カメラ記者クラブが主催するカメラグランプリ2014年の各賞が決まった。大賞にはニコンDfが選出された。メカニカルダイアルの操作性、D4と同じ35ミリ判イメージセンサー、旧ニッコールレンズへの対応などが選考の理由。Dfは一般ユーザーがウェブ投票で選ぶ「あなたが選ぶベストカメラ賞」にも選ばれた。さらに、レンズ賞はAF-Sニッコール58ミリF1.4Gがボケ味の良さ、個性を評価されて受賞した。ニコンは大賞、ベストカメラ賞、レンズ賞と3つの受賞をしたが、これはカメラグランプリ史上初のことである。カメラ記者クラブ会員が選ぶカメラ記者クラブ賞には、オリンパスOM-D E-M1、リコーTHETA、キヤノンEOS70Dが選ばれた。E-M1はバランスの良さ、像面位相差AFによるフォーサーズレンズとの統合を評価された。リコーTHETAはワンショットで360度の全天球パノラマ写真を手軽に撮影できる点などが受賞理由。キヤノンEOS70Dは新開発「デュアルピクセルCMOS AF」によるライブビュー撮影時のAF性能を飛躍的に高めた点が評価された。
東芝はカラーキャリブレーションずみのディスプレイを搭載し、デジタル写真を意識したノートPC、dynabook KIRA L93を6月下旬に発売する。価格は23万円前後(税込み)を想定。タブレットのような使い方を含む7つのスタイルに変化できる。現像編集ソフト、Adobe Photoshop Lightroom 5.4がプリインストールされている。OSはWindows 8.1(64ビット)。カードスロットはmicroSD対応。ディスプレイは13.3型。このようにデジタル写真に特化したパソコンはこれからも増えていくと思われる。
新緑だが、あえてアートフィルター(ポップアート)を使ってみた。例によって、アートフィルターブラケットをして、結局はポップアートを選んだ。オリンパスOM-D E-M5、M12~40ミリF2.8PRO、プログラムAE、JPEGラージファイン、ISO200。