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2014年 12月 09日
コンパクトデジタルカメラのイメージセンサーは大型化の一途を辿っている。デジカメブームの先頭を切ったカシオQV10(1995年)は1/5型センサーだった。翌年のオリンパスC-800Lは1/3型を搭載し、有効画素数もほぼ80万画素となった。その後オリンパスはC-1400Lなどの2/3型センサーの高級機と、1/2型や1/1.8型センサーの普及機とに分かれていった。ほかのメーカーはおもに1/1.8型センサーを採用し、それはやがて1/1.7型センサーへと連なって行く。いっぽうで、1/2.3型センサーが開発され、おもに高倍率ズーム搭載のコンパクトデジタルカメラに採用されるようになる。この1/1.7型と1/2.3型の併存時代はかなり長く続き、いまでもまだ多くのコンパクトカメラがどちらかのセンサーを採用している。裏面照射型(BSI)などの新しい技術が採用され、また画素数も1000万画素を大きく上回るようになった。そんな中で、ユーザーをビックリさせたのはソニーだった。DSC-RX1(2012年)はなんと35ミリ判のフルフレームセンサーを採用したのだった。それまで35ミリフルフレームはハイエンドデジタル一眼レフにしか採用されていなかった。これに触発される形で、リコーGRとニコンCOOLPIX AがAPS-C(1.7型)センサーで登場した。これも従来はミッドレンジやエントリーの一眼レフに採用されていた大きなセンサーサイズだった。そして、ソニーはRX100に1型、キヤノンはG1 Xに1.5型という大きなセンサーを搭載するに至った。1.5型センサーはレンズ交換式のマイクロフォーサーズの4/3型センサーよりもやや大きい。そして、パナソニックは4/3型センサー搭載のDMC-LX100を発売した。コンパクトカメラのイメージセンサーの大型化はスマートフォンの攻勢に対抗するものだろうが、それをつきつめて行くと、35ミリ判フルフレーム、APS-C、1.5型、4/3型ぐらいないと優位性はいつまでも保てないだろう。1型はいまのところ安全圏ではあるが、スマートフォンが急追してきているので、いつまで優位性を保てるか疑問である。
焦点工房は中国KIPONのマウントアダプター各種を発表した。ヘリコイドを内蔵し、さらに接写が可能な「マクロシリーズ」がソニーEマウントおよび富士Xマウント用として12月4日に発売された(対応レンズはキヤノンEFマウント)。価格は18,800円。また、ソニーEマウントで35ミリ判対応のEF-NEX AF(価格34,800円)とBAV Eyes EF-NEX AF 0.7X(価格47,800円)が12月下旬に発売される。対応レンズはキヤノンEFマウントで、電子接点を備え、AF、手ブレ補正、Exif情報伝達に対応するという。0.7Xは縮小光学系を内蔵し、APS-Cセンサーのカメラに装着すると、本来とほぼ同じ画角で撮影できるもの。「ミラーレス」カメラの特長のひとつとして、ほかのメーカーのレンズをアダプターで装着できることがあるが、このブームはいつまで続くのだろうか。 デジタルズームで撮ってみたが、画質はそんなに低下しない。ただ、AFエリアが表示されなくなるので、ピントがちょっと不安。ソニーα6000、E 16-50ミリF3.5-5.6PZ、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。
by hinden563
| 2014-12-09 16:39
| デジタルカメラ
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Comments(2)
いつも勉強させて頂いています。特にカメラのハードウェアに関するご意見は、いつも共感・納得致します。
レンズ一体型のセンサーサイズに関する場面で、DSC-R1の話が一切出てこない点だけが少し気になります。確かにマーケティングの観点では影響度は然程大きく無く、寧ろあれ以来少しの間高級コンデジが途絶えてしまったのですが、2005年の時点、ミノルタ競合前に、マイクロフォーサーズよりも大きなイメージセンサーを搭載した独創的な機種があったことは、触れるべき事実かなと個人的には思うことがあります。
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hinden563 at 2014-12-10 13:42
Griffithさん
ご愛読ありがとうございます。 ご指摘のソニーDSC-R1はAPS-Cより少しだけ小さい21.5×14.4ミリという大きなセンサーを搭載していましたね。その面では画期的でしたが、あのボディーの大きさはコンパクトカメラとは言えませんでしたね。現在のAPS-C一眼レフよりも大きいのですから。ですので、あえてコンパクトカメラの歴史から外しました。ご了承ください。
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