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2014年 12月 27日
カメラを軽く、レンズを軽く、というのが時代のトレンドだ。高齢化社会になって機材の負担を減らしたいという中高年、そしてスマートフォンやコンパクトデジカメで育った青少年。両方ともカメラとレンズは軽く小さくという点で一致しているのかも知れない。重くても大きくても高価でも、結果がすべてだから我慢する、というのはプロおよびハイアマチュアだけかも知れない。個人的にも軽い小さいだけの理由ではないのだが、「ミラーレス」カメラをメインに使っていて、一眼レフは好きだけれど使っていないという結果になっている。しかし、カメラは重いほどブレないし、レンズは重いほど性能がいい、というのは一般論として正しいのだ。重いカメラがブレないのは物理的法則から来ているし、大きく重いレンズはそれだけガラス材料が大きく重い(大口径のためもある)のと、デジタルカメラでの「テレセントリック性」を重んじているからだ。この「テレセントリック性」はもはや常識になっているが、レンズに入射する光、とくに周辺光がイメージセンサーのフォトダイオードに垂直な形で当たるほうが、受光効率が良くなり、結果として周辺光量がアップし、ダイナミックレンジが広がり、画質が良くなるので、レンズをそのように設計する。しかし、テレセントリック性を重視した設計ではどうしてもレンズが大きく重くなってしまう。そこで、イメージセンサーの上にあるオンチップマイクロレンズで周辺光を調整して、周辺光量を多くし、テレセントリック性をそれほど考慮しないで、軽くかつ小さいレンズを作ろうとしているのが現状である。そのために、フランジバックの短い「ミラーレス」カメラは設計の自由度が高く、大口径レンズでもそれほど大きく重くならないようになってきた。その好例がオリンパスで、フランジバックが長いフォーサーズレンズで、テレセントリック性を重視した設計にしたため、たとえば50-200ミリF2.8-3.5は描写はきわめていいが、大きく重かった。新しいマイクロフォーサーズ用のフランジバックの短い40-150ミリF2.8プロは焦点距離が少しちがうのでダイレクトな比較はできないが、かなり小型軽量化された。それでも画質は非常に良く、50-200ミリに優るとも劣らない描写だ。ただ、普及レンズにありがちな、軽さや小ささを最優先させたレンズは解像力は高くても、ボケ味が悪かったりする。ほどよい大きさと重さを持ったレンズが携帯性を含めてバランスがいいと思う。ツアイスのレンズはたしかに素晴らしい描写をするが、とくにOtusシリーズは大きく重すぎると感じてしまう。レンズ選びもカメラ選び以上に優先順位を決めないと、なかなか自分に合ったレンズを探すのがむずかしい。
ライカカメラジャパンは今日(12月27日)に新ズマリットMレンズを発売した。35ミリF2.4ASPH.が27万円、50ミリF2.4が237,600円、75ミリF2.4が259,200円、90ミリF2.4が291,600円(いずれも税込み)。このシリーズはコンパクト性がポイントだが、それでもかなりずっしりと重量感がある。開放F値をF2.4で揃えたシリーズである。 昔、「フォトコニカ」(コニカの機関誌)のコンテスト審査員をやっているとき、このようなペアのカーブミラーに演出で女子高校生姿を写した応募があったことを思い出した。あの頃は演出写真が嫌いで、写真としてはみごとなのだが、落選させてしまった。ソニーα6000、E 16-50ミリF3.5-5.6PZ、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。
by hinden563
| 2014-12-27 11:23
| レンズ
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Comments(2)
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by
purigorota77 at 2014-12-27 17:58
いつも見させてもらっています。
カメラ選びが先か、レンズ選びが先か悩ましいですね。 選択肢が多すぎて、凡人にはこれで十分っていう境地にはなれませんね。
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Commented
by
hinden563 at 2014-12-27 19:25
purigorota77さん
ご愛読ありがとうございます。 そうですね、カメラを先に決めるのか、レンズを先に決めるのか、悩みどころですね。一眼レフの場合には、わりと使いたいレンズから、カメラを決めます。たとえば、AF-Sニッコールの18-300ミリF3.5-5.6Gが使いたいからとニコンD7100を選んだりしました。でも、逆にオリンパスOM-D E-M1の像面位相差AFがどれぐらい動体に使えるか、ということで超望遠ズームの75-300ミリを選ぶ、という逆方向もありました。
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