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2015年 01月 26日
「高画素」のカメラを望む声は大きいが、実際に使うとハンドリングが大変なのをわかっているのだろうか。多画素のカメラはたとえば、3635万画素のニコンD810でも、ファイルサイズは75MB以上になる(非圧縮14ビットRAW)の場合)。圧縮RAW12ビットでも40MB以上である。パソコンで展開すると、36メガのほぼ3倍のファイルサイズとなる(ひとつのファイルで100MBを越える)。こうなると、メモリ(RAM)は16GB以上は最低限で、RAMは積めば積むほど快適になるが、コストも非常にかかることになる。また、ハードディスクではアクセスが遅いので、SSDのドライブを積んだほうがいいことになり、またまたコストがかさむことになるのである。「高画素がいい」、「RAWがいい」という声に背中を押されて多画素カメラを買うと、記録メディアも大容量のものを用意しないと、撮影枚数が非常に少なくなる。とくに、RAW+JPEGで撮る場合には、最低でも32GB、できれば128GBぐらいのメディアを用意したほうがいい。そして、頻繁に撮影するのであれば、撮影画像の保存にも外付けハードディスクを最低でも1TB、できれば2TB以上のものを用意しなければ、1年もたたないでいっぱいになってしまう、ということもあり得る。データ保存を安全性を確保するためにRAIDにするとなると、ミラーリングのため、その倍の容量が必要になるわけだ。では、RAWをやめて、JPEGラージファインの「撮って出し」しかしなくても、ファイルサイズはひとつ約20MBなのである。こうなると、4000万画素とか、5000万画素とか、のんきに「高画素」を唱える人はハンドリングの大変さをわかって言っているのだろうか、と思う。まして、前に書いたように、多画素になればなるほどブレやすいし、高感度性能は落ちるし、処理速度が遅くなるから、連写速度も低下する。個人的には35ミリ判で約2400万画素前後でじゅうぶんすぎるほどであると思っている。ただ、画素数競争はほかにあまり技術革新のなくなったデジタルカメラでは、今後より激化するだろうと思う。
記録メディアの容量不足に関しては、グリーンハウスが512GBのSDXCメモリーカードを1月下旬に発売する。直販価格は153,600円と高いが、最大読み出し速度90MB/秒、最大書き込み速度は65MB/秒で、UHS-I対応(U3)、スピードクラス10。このような大容量カードはまず動画を目的にしたものだろうが、画素数競争が進むと、静止画でも必要になってくるだろう。 青色発光ダイオードがノーベル賞を受賞したように、いまや必需品となった。このような工事現場にも使われている。ソニーα6000、E 16-50ミリF3.5-5.6PZ、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。
by hinden563
| 2015-01-26 16:52
| デジタルカメラ
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Comments(14)
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フニャフニャ
at 2015-01-27 00:11
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はじめまして。
36M程度でストレージ容量の心配をするようでは、 もはや「オジサン」ですよ。 i7にストライピングしたSSDでも数年前のPC価格。 4TBでRAID6のアレイを組んでも、MacProより安い。 64GBのSDをスマホに合わせるのが当たり前の時代です。 先を走る立場なのですから、 情けないこと言わないでくださいね(笑)
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hinden563 at 2015-01-27 06:13
フニャフニャさん
私は先を走っているつもりはまったくなくて、現象を追いかけているだけ、いや追いかけるのが精一杯ですね。ただ、36メガピクセルでRAW+JPEG撮りして、記録メディアにどれぐらい撮れるか、ストレスなく処理できるのはどれぐらいのPC環境が必要か、保存するのにどれぐらいのストレージが必要なのか、を知らないで、ニコンD810なり、ソニーα7Rなりを買ってしまって、あとであたふたする「オジサン」、いや「お爺さん」が多いのも事実です。だから、闇雲に画素数を多くするな、と私は言いたいのです。
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jkz
at 2015-01-27 13:00
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先を走る立場だからこそ広い眼で物事を見る能力が問われるんだよ、若いのにフニャフニャ兄さん(爆)。
先を突っ走ることしか考えないモノ作りはモノ作りに非ず…逆に言えば画素数を増やすしかネタが無い印象で、そういう意味で昨年出たα7sには注目しました。思った通りの性能はやはりああしなければ得られないことが分かっただけでも意義のあることだと思いました。 ニコンもそのことは当然わかっていて、ユーザーからの要望も(現在も尚)強かったことからD700は残したかったはず。 売れるかどうかはともかくとして、これからああいった意表を突いたモデルが出せるかどうかは、自社製センサーを作れるか否かにかかってくるでしょうね。
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hinden563 at 2015-01-27 13:08
jkzさん
私は単なるトレンドウォッチャーであり、先を走って、誰かをリードする、などという不遜な考えは持っていません。その時折で、感じたことを気ままに書いているだけです。 ソニーα7Sの考え方は「時代に逆行」したもので、興味深かったですね。ソニーの強みはご指摘のように、自社でセンサー製造部門を持っているからで、それはキヤノンも同じです。ニコンは自社で設計はしますが、アウトソーシングすると、どうしてもノウハウが流れてしまうのが痛し痒しですね。
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jkz
at 2015-01-27 15:48
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御意に。
画素数だけなら確かに“逆行”ですが、最新技術を投入すべきところには惜しみなく投入されています(だから結構お高い:笑)。まず画素数ありきのニューモデルではなく、それをうんと抑えれば(逆行すれば)こんな凄いのも出来るという例を、メーカー側から形として指し示した初めての例ではないかと思います。もちろんこういう要望はずっと以前からあったと思いますが、仮にそれに呼応したものだとしても、「ちゃんと出した」 ことが素晴らしいですね。
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hinden563 at 2015-01-27 16:22
jkzさん
デジタルカメラの画素数競争とは別の次元にソニーα7Sがあると思います。だから、興味深いのです。画素数を極端に多くするメリットはトリミング耐性しかありませんね。それよりも、ダイナミックレンジ、高感度特性、連写機能、そしてデータの軽さのほうが私にとっては重要です。
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池上富士夫
at 2015-01-27 17:54
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ぼくも、多画素化には懐疑的です。ライブ撮影専用でA7Sも使ってますが、あれはあれで一般的な用途としてはやり過ぎです。昨今の解像度になれた普通のユーザーは解像度にがっかりするでしょう。
元はと言えばメーカーが撒いた種ですが、SNSなどのユーザーの受け止め方も今や多画素化に好意的になってきたと感じます。確かに技術的なチャレンジとしてはありうると思いますが、だんだん、実際の用途とはかけ離れた領域にはまり込んでいるとしか思えません。 個人的な要望としては、どのメーカーのカメラもレンズも差が無いほどいい絵なので、あとは使い勝手がまだまだ悪いのでインターフェイス周りを徹底して磨き上げてほしいと感じます。特にファインダとフォーカスポイントの移動です。この辺りは地味なことなのでユーザーの声が小さいのかなぁと思います。
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hinden563 at 2015-01-27 18:27
池上富士夫さん
私個人の感想ですが、多くても1600万画素でいいと思っています。ただ、そういうカメラがだんだんなくなってきて、いまは富士フイルム(APS-C)とマイクロフォーサーズ(オリンパス、パナソニック)ぐらいですね。私にはなぜ過剰が画素が必要なのか理解できません。 ご指摘のユーザーインターフェースに関しては、たしかにまだまだやって欲しいことはありますね。
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コン太くん
at 2015-01-28 08:37
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自分自信も十分な画素だと思います。
しかし1000M潜れる時計や500㏋の車等 一部の人しか必要性が無い物が売ってる感と似てるかなと個人的に思います。 スペック坊が居る限り多画素化は避けられそうも無い感じがします。 又、そのような事になるのが資本主義なんでしょう(笑)
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hinden563 at 2015-01-28 12:09
コン太くんさん
たしかに、オーバースペックの水中時計とか、クルマとかがありますね。ただ、それらはものすごい価格で売られているので、よほどお金持ちで、物好きでなければ手を出さないでしょうね。多画素カメラはそこそこの価格で売られるでしょうから、そこがひとつの問題点だと思います。
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フニャフニャ
at 2015-01-28 16:48
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まだまだ現役のフニャフニャです。
画素の多い少ないよりも、多い機種と少ない機種、 その両方のフラッグシップとエントリーがラインナップ されていればよいだけの話ではないかなと。 どちらかを決めるのではなくて、どちらも一長一短ある わけですし...
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hinden563 at 2015-01-28 19:56
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池上富士夫
at 2015-01-29 07:28
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α77 が出た時に、多画素カメラに憧れ入手したのですが、最初、絵の曖昧さに悩み、レンズがついてこれないのかと思いましたが、ピントが合っていないだけでした。(。-_-。)
当初はマクロなどレンズの調整をしてもらっていましたが、それでもバラツキが多く最終的にはMFになるのでもうそのまま使ってます。至近の細密描写は現状のAFの精度では無理でしょう。 たまたま、α77がEVFでしたので拡大してMFで追い込むことを覚えましたが、OVFでは、どうしょうもなかったと思います。以来、EVF機のαかミラーレス機しか使う気は無くなりました。多画素カメラではフォーカスのエリアも精度も非常にシビアになりすぎると思います。まぁ、それで技術も磨いてもらうしかないのですが、一部分だけが突出して高機能でもバランスが悪いとかえって使いにくいものになると思います。 こんな風に感じるのも、高解像を等倍で見てしまわなければ良いだけかもしれず、ぼく自身も今の風潮に乗せられてピント精度に過剰反応しているだけかもしれませんけどね。
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hinden563 at 2015-01-29 09:02
池上富士夫さん
そうですね、多画素になればなるほど、フォーカスもシビアになります。とくにマクロはフィルム時代でもMFでしたので、デジタルカメラではEVFで拡大して精密ピント合わせがベストでしょうね。そういうシーンでは、光学ファインダー(一眼レフ)よりもライブビューのほうが優れていますね。
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