ライカカメラジャパンはライカQ(Typ 116)を6月末に発売する。価格は60万円前後(税込み)を想定している。ソニーDSC-RX1シリーズに続く「35ミリフルフレーム」のレンズ一体型デジタルカメラである。レンズはズミルックス28ミリF1.7 ASPH.で、9群11枚構成、最短撮影距離0.3メートル(マクロモードで0.17メートル)。AFは像面コントラストAFで、タッチフォーカス、タッチレリーズに対応する。MF撮影時は電子制御で、ライブビュー拡大表示およびフォーカスピーキングが使える。イメージセンサーは有効約2400万画素のCMOSで、撮像感度はISO100-50000、連写は最高毎秒約10コマ。EVFを内蔵し、液晶モニタは3型約104万ドットのタッチパネル方式。シャッター最高速はメカニカルで1/2000秒、電子シャッターで1/16000秒。光学系シフト式の手ブレ補正機構も内蔵している。Wi-Fi機能とNFC機能を内蔵している。クロップにより35ミリおよび50ミリ相当の画角で保存できるデジタルフレームセレクターも特長だ。ライカとしてはもっともモダンな機種であり、内蔵EVF、手ブレ補正内蔵など、ソニーRX-1シリーズよりも一歩先に行っている。大きさ・重さは約130X80X93ミリ・約590グラム(本体のみ)。Adobe Lightroomのダウンロード権も付属している。
シグマはSIGMA dp0 Quattroを7月10日発売する。価格は11万円前後(税込み)を想定。35ミリ判換算で21ミリに相当する画角の超広角レンズを搭載したFoveon X3 QuattroセンサーのAPS-Cサイズカメラ。レンズ構成はFLDガラス4枚、SLDガラス2枚を含む8群11枚、最短撮影距離0.18メートル、絞りは7枚円形絞り、フィルター径58ミリ。撮像感度はISO100-6400、連写速度は毎秒約3.7コマ、シャッター最高速は1/2000秒。AFは像面コントラストAF。背面モニタは3型約92万ドットの液晶。記録メディアはSD/SDHC/SDXC(UHS-I対応)。大きさ・重さは161.4X67X126ミリ・約500グラム(本体のみ)。dpシリーズはこれで、21ミリ、28ミリ、45ミリ、75ミリ相当のシリーズがそろったことになる。
これも「アリ画像」で、季節的にも少し前だ。ソニーNEX-6、E 16-50ミリF3.5-5.6PZ、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。