ソニーは海外で、α6000の後継機であるα6300を発表した。国内の発売は未定。イメージセンサーはAPS-Cサイズで、有効2420万画素とNEX-7に近いが新開発のExmorCMOSセンサー。撮像感度はISO100-51200、連写はAF/AE連動で最高毎秒11コマ、連写してもブラックアウトしないLVモードで毎秒8コマ。像面位相差AFは425点とα6000比で7.5倍と世界最大の測距点数となった。EVFは新開発の約240万ドットXGA有機EL(OLED)で、120fpsで表示できるため、ブラックアウトがない。Wi-FiおよびNFC機能を搭載する。4K動画に対応し、S-log3ガンマ出力により14EVのダイナミックレンジを得ることが可能という。フルHD動画では120fpsの撮影も可能。また、引き続いてカメラにインストール可能なアプリ、PlayMemoriesMobileに対応。ボディー自体はα6000から大きく変わっておらず、標準ズームも16-50ミリF3.5-5.6PZ。ただし、外装はマグネシウム合金に変わっている。また、電子水準器を搭載している。ボディー内手ブレ補正機構はない。アメリカでの価格はボディーのみ1000ドル前後、標準ズームキットで1150ドル前後。大きさ・重さは約120X66.9X48.8ミリ・約361グラム(本体のみ)。
また、同社はやはり海外先行で、35ミリ判カバーのFEレンズで、高級シリーズのGマスターレンズ3本とテレコンバータ2本を発表した。日本での発売は不明。FE85ミリF1.4 GMは絞りリングを装備し、動画用にクリックを無効にもできる。防塵防滴構造になっている。FE 24-70ミリF2.8 GMはFEレンズの大口径標準ズームで、やはり防塵防滴構造。FE70-200ミリF2.8 GM OSSはFEレンズとして初めての大口径望遠ズームで、手ブレ補正機構(OSS)を内蔵している。テレコンバータは1.4Xと2X。ソニーはα7シリーズに力を入れることがこのレンズ展開を見てもわかる。
曇り日だったので、RAW現像で色を立ててみた。キヤノンDigital Photo Professionalで現像。キヤノンEOS 7D MarkII、タムロン16-300ミリf3.5-6.3、絞りF11、絞り優先AE、RAW、ISO800。