ソニーのAマウントカメラは現在、35ミリ判のα99とAPS-C判のα77 IIのみである。α65は現在取り扱い商品から外されている。Aマウントカメラは更新されないのだろうか?噂に上ってくるのは、ミラーレスカメラ、α7シリーズの上位機種であるα9であり、α99の後継は噂にすらなっていない。しかし、Aマウントは依然として多くがラインアップされていて、取り扱い中止になった製品は少ない。ということは、α99の後継機に対する可能性というのは存在するということなのだろう。α99の後継機としては、より多画素に向かうのか、より高速連写・高感度性能向上に向かうのかというふたつの選択肢が考えられる。しかし、より多画素化という方向性はミラーレスのα7RIIで4240万画素を達成してしまっていて、さらに多画素化するとなるとα99のTLM(トランスルーセントミラー=透過ミラー)との相性が問題になるかも知れない。そうなると、より高速連写・高感度性能のアップということで、画素数の増加はそれほど重要視されないかも知れない。ただ、高速連写機はAPS-C判のα77IIが毎秒12コマを達成しているわけだが、キヤノンのEOS 7D MarkIIやニコンのD500に対して苦戦を強いられているようだ。そうなると、α99を高速連写化しても販売が伸びるかどうか微妙なところである。最終的にはソニーはAマウントカメラに対してどのような決断を下すか、注目されるところである。
夕方でネオンが点り、太陽光も当たっているというシーンを撮影した。このカメラではスナップを撮ることが多く、RAWの必要性をそれほど感じない。オリンパスOM-DE-M1、M14-42ミリF3.5-5.6EZ、絞りF8、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO800。