第31回オリンピック競技大会(リオ五輪2016)は現地時間8月5日から開始されるが(開会式は6日)、競技の勝敗とともに興味が集まるのが、各国報道陣が使用する機材だ。今年もほとんどがキヤノンかニコンのハイエンドデジタル一眼レフの対決ということになるだろうが、どちらが実際に多いのだろうか。前回ロンドン大会では、キヤノン、ニコンともに自社製品の勝利を宣言したが、実際の比率はキヤノン6:ニコン4ぐらいだったようだ。しかし、ニコンのD3以来のキヤノン追撃は急であり、今回のリオ五輪では5分5分になるのではないかと見られる。現在のところ、キヤノンが2500台ものカメラ、レンズ(約10億円相当)をサービスデポに持ち込み、報道カメラマンの要望に応えるようである。そして、写真エージェントのゲッティイメージズ、さらに日本の東京新聞ではすべてキヤノンの機材で揃えることを発表している。事前の宣伝戦ではキヤノンが一歩リードしているようだが、ニコンはどうするのだろうか。また、キヤノンはEOS5D MarkIII後継機のベータ版を五輪開催会場に持ち込む可能性もあり、この点でも注目される。
閉鎖された町工場。RAW+JPEGで撮っているが、RAW現像の必要性を感じなかったので、JPEG撮って出し。ニコンD7200、DX VR 18-300ミリF3.5-6.3G、絞りF11、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO800。