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2016年 09月 16日
キヤノンEOS M5が発表され、個人的にはソニーα6300とどちらがいいのか悩ましいところである。EOS M5はまだ実機に触っていないので、両者のスペック上のおもな違いから比較してみることにしよう。イメージセンサーはEOS M5がAPS-C(換算率1.6倍)の約2420万画素デュアルピクセルCMOSセンサー、α6300がAPS-C(換算率1.5倍)の約2420万画素Exmor CMOSセンサー。おおざっぱに言えば、EOS M5が望遠に強く、α6300が広角に強い。撮像感度はEOS M5がISO100-25600、α6300がISO100-25600と同じだが、α6300はマルチショットNRモードで51200まで拡張可能。連写性能はEOS M5がサーボAF・AE連動で毎秒約7コマ(シングルAFとMFで約9コマ)、α6300がAF・AE連動で毎秒約11コマ(連写Hi+の場合、Hiでは約8コマ)とα6300のほうが一歩リードしている。AF測距点はEOS M5が位相差AFで最大49点と発表され、カバーする範囲は全画面の約80%、α6300はワイド(ほぼ全画面の90%をカバー)の位相差AFで425点とコントラストAF169点のハイブリッド。スペック的にはα6300が圧倒しているようだが、これは実写比較してみないとわからない。なお、AF測距点の大きさはEOS M5で2段階、α6300で3段階に切り替え可能(フレキシブルスポットAFの場合)。シャッター速度はEOS M5、α6300ともに1/4000-30秒だが、シンクロ速度はEOS M5が1/200秒、α6300が1/160秒となっている。内蔵EVFはともに、0.39型で、約236万ドットだが、EOS M5が中央(光軸上)にあるのに対し、α6300はレンジファインダーカメラのように左にオフセットされている。背面の液晶モニタはEOS M5が3.2型約162万ドットで、上方85度、下方に180度ティルトし、さらにタッチパネルになっているのに対し、α6300では3型約92万ドットで、上方90度、下方45度にティルトし、タッチパネルではない。液晶モニタに関してはEOS M5のほうがスペックで上である。連続撮影可能枚数はEOS M5がJPEGラージファインで約26枚、RAWで約17枚、RAW+JPEGラージファインで約16枚。α6300はJPEGラージファインで47枚、RAWで21枚、RAW+JPEGラージファインで21枚とα6300が上回っている。内蔵ストロボは同じような性能で、Wi-Fi内蔵も同じ。EOS M5の動画はフルHD(1080/60p)までなのに対し、α6300は4K/30pまで可能で、動画重視ならα6300がほうがいい。フル充電の電池での最大撮影枚数はEOS M5で約295枚、α6300で約350枚。大きさ・重さはEOS M5が115.6X89.2X60.6ミリ・約380グラムに対し、α6300は120X66.9X48.8ミリ・約361グラム(ともに本体のみ)。最後に直販価格はボディーのみでEOSM5が112,500円、α6300が134,880円(ともに税別)と2万円以上の開きがある。このようにスペックだけ比べても悩ましいが、価格も悩みどころだ。 ライカカメラジャパンはライカ アポ・マクロ・エルマリートTL 60mm F2.8 ASPH.を9月24日に発売する。価格は297,000円。 追記 ソニーがFE 50ミリF2.8マクロを国内正式発表し、9月24日に発売する。価格は68,000円。 RAWで撮り、ピクチャースタイルなどを調整。わずかに後ピンだが、後で三脚セットでテストしてみたら、私の撮影ミスで、AFは正確だった。キヤノンEOS7D MarkII、タムロン16-300ミリF3.5-6.3、絞りF8、絞り優先AE、RAW、ISOオート。
by hinden563
| 2016-09-16 16:29
| デジタルカメラ
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Comments(2)
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