ソニーが11月25日発売予定のα99IIの国内供給不足を告知した。まだ1ヶ月以上もあるのに予約台数が販売予定台数を超えたのだろうか。あるいは初期ロットの見積もりが少なすぎたのだろうか。いずれにしても、メーカーの目算よりは予約が多かったのは事実だろう。Aマウントのユーザーが買い換えだけではなく、新規の予約が多かったのかも知れない。購入動機になったのは、やはりスペックの凄さだろう。35ミリ判約4240万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載し、連写が通常連写でも毎秒8コマ、制限付きになるがHi+モードだと毎秒約12コマになる。撮像感度はISO100-25600(拡張でISO50-102400)、79点専用光学系位相差AFと399点像面位相差AFのハイブリッド位相差AFシステムになっている。また、5軸手ブレ補正(有効段数約4.5段)を搭載し、4K/30p動画にも対応している。それでいて、α99よりも容積比で8%小型化している。交換レンズは大口径超望遠レンズが500ミリF4(受注生産)しかないが、通常撮影には十分な単焦点およびズームレンズが揃っている。専用交換レンズの多さから言えば、Eマウントのソニーα7シリーズを超えているのだ。α7RIIと比べると、画素数は同じだが、連写性能は格段に高い(α7RIIは毎秒5コマ)。ただ、単焦点レンズはやや年数の経ったものが多く、リニューアルが期待されるところだ。いずれにしても、α99IIが供給不足になるというのは、まだAマウントユーザーが多いということの証明でもある。
キヤノンは10月下旬発売の交換レンズ、EF 24-105ミリF4L IS II USMの発売を11月3日に延期した。EOS 5D MarkIVの24-105レンズキットも11月3日となる。ボディー単体はすでに9月8日に発売されている。
RAW+JPEGで高速連写したものから、RAWを選んでピクチャースタイルなどを調整。キヤノンEOS 7D MarkII、タムロン16-300ミリF3.5-6.3、絞りF8、絞り優先AE、RAW、ISOオート。