ソニーは高速記録メディアXQDのメイン開発メーカーである。そして、XQDはニコンD5とニコンD500に採用されている。しかし、ソニー自身は同社のカメラにXQDを採用していない。それどころか、SDカードもUHS-I対応のみで、UHS-IIには対応していない。これはどういう理由なのだろうか。XQDにしろ、UHS-II対応のSDカードにしろ、書き込みが高速なため、高速連写した場合にはバッファメモリがフルになる時間が早いから、それだけバッファ解放が早くなる。つまり、連続撮影可能枚数が多くなるわけだ。さらに、書き込みが早いために、消費電力も少なくなる。無駄に高速書き込みや読み出しができるというのでなく、このようなメリットもあるのだ。それなのに、ソニーはなぜXQDカードを採用しないのだろうか。開発のペースが合わなかっただけで、今後出る機種にはXQDが採用されるのか。それとも、ソニーは自社のメモリースティックPRODuoとカードスロット互換性のあるSDカードを優先して、メモリースティックPRO Duoがさらに高速転送になるのを待って、UHS-IIのSDカードを採用するのだろうか。このあたりが不明であり、いまひとつすっきりしない。
中国のストロボメーカー、Yongnuo(ヨンヌオ)はキヤノンEF85ミリF1.8のコピーとも言えるYN85ミリF1.8をネットで発表した。同社は昨年、やはりキヤノンEF100ミリF2のコピーと言えるYN100ミリF2を発表している。ただ、日本での正規代理店はなく、ネット販売のみとなっている。
陸自のUH-1Jヒューイの2機編隊。RAWで撮り、ピクチャースタイルなどを調整し、大幅にトリミングしている。キヤノンEOS 7D MarkII、タムロン16-300ミリF3.5-6.3、絞りF8、絞り優先AE、RAW、ISOオート。