「ヤシカ」ブランドのフィルムカメラが復活する予定だ。ヤシカは1983年に京セラに吸収され、コンタックスおよびヤシカブランドのフィルム一眼レフ、そしてデジタル一眼レフやコンパクトデジタルカメラを発売した。しかし、京セラが2007年に写真事業から撤退し、ヤシカの商標権は2008年に香港のJNCデイタム・テック・インターナショナルに売却された。以降、同社はヤシカブランドのデジタルカメラなどを製造してきたが、このほどクラウドファンディング方式で「予期せぬコンセプト」のカメラを発売するとティーザー動画を発表した。この動画によると、ヤシカのベストセラーだったフィルムカメラのヤシカ・エレクトロ35GXに似たカメラが写っている。このままの形で商品化されることはないだろうが、このティーザー動画が暗示するのはフィルムカメラの復活ではないかと想像される。もしかすると、エレクトロ35GXに似たスタイルのコンパクトデジタルカメラかも知れないが、それではふつう過ぎる気もする。
RAWで撮り、ピクチャースタイルなどを調整した。キヤノンEOS 7D MarkII、タムロン16-300ミリF3.5-6.3、1/500秒、F8、RAW、ISOオート。