ソニーは今年、α9、α7RIIIと立て続けに35ミリ判のミラーレスカメラを発売したが、APS-C判のミラーレスカメラはまったく発売していない(α6500は2016年12月発売)。α6300からα6500まではほぼ1年しか間が空いていないのに、今年はα6500の後継機が登場する気配はない。ソニーはAPS-C判のミラーレスカメラにあまり力を入れていないようだが、今後はどうするつもりなのだろうか。2018年にはα6500の後継機を出すのだろうか、それとも後継機ではなく、画期的なAPS-Cミラーレスカメラを出す計画なのだろうか。個人的には後者の可能性が高いとみていて、α9と同じように裏面照射型積層型CMOSセンサー、つまりExmor RSを搭載して、ブラックアウトフリーとローリングシャッター歪みの軽減を達成したAPS-Cミラーレスカメラを出すのではないかと思われる。そうなると、名称はα6000台ではなくα7000になる可能性もある。来年はニコンが本格的なミラーレスカメラを出し、キヤノンも大幅にグレードアップしたミラーレスカメラを出すだろう。つまり、ミラーレスカメラの激戦年になる可能性が高いのだが、台風の目であるソニーはどのような戦略をとるのだろうか?
RAWで撮って、仕上がりなどを調整した。オリンパスOM-D E-M1、M14-42ミリF3.5-5.6 EZ、絞りF11、絞り優先AE、RAW、ISOオート。