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2018年 02月 20日
レンズの収差などをデジタルカメラ側で補正するケースが増えてきた。フィルムカメラでは考えられないことだが、デジタルカメラになって画像処理で補正が行えるようになったからだ。一眼レフではニコンD3が倍率色収差補正をカメラ側で行うようになったのが最初だった。そして、ミラーレスカメラが登場してからは、カメラ側収差補正が当たり前になってきた。その理由はレンズを小型軽量に設計するためが大きい。たとえば、歪曲収差補正をレンズ側で行うとなると、非球面レンズを多く使ったり、パワー配分を考えて設計しなければならず、大きく重くなるのは避けられない。しかし、それをカメラ側で行うことにすれば、レンズは小型軽量に設計できる。そして、一眼レフでもキヤノンの「光学補正」のように、歪曲収差、周辺光量低下、色収差などをカメラ側補正で行うようになってきた。ただし、キヤノンの光学補正は初期設定ではオフであり、オンにできるようになっている。しかし、ミラーレスカメラの大半ではカメラ側補正はとうぜんになってしまった結果、オンオフが選べる機種はほとんどない。こうなると、マウントアダプターで他社製レンズを取り付けて、レンズの性能比較をすることは意味がなくなってしまう。他社製レンズではレンズ側ROMに記憶された情報がちがうし、電子接点もちがうから、信号のやりとりがまったく異なる。このために、ミラーレスカメラをプラットフォームにして、レンズの性能比較を行うのはほとんどナンセンスな現状になっている。RAWで撮って比べればいいという意見もあるだろうが、RAWファイルを現像するときに補正ができるので、これもあまり意味がなくなってしまう。さらに言えば、メーカーがRAWファイル出力に手を加えて、その時点でもう補正がかかっている可能性もあるのだ。オールドレンズをミラーレスカメラにマウントアダプターで装着するのは、多かれ少なかれ昔のレンズの収差の出方を楽しむものだから、それはそれでいい。しかし、最新の他社製レンズをマウントアダプターでミラーレスカメラに装着して、ミラーレスカメラの純正レンズと比べても意味がないということだ。ミラーレスカメラの純正レンズにはたっぷりと電子補正がかかっているからである。個人的には電子補正はデジタルカメラには似合った機能だとは思うが、せめてオンオフができるようにして欲しいと思う。 追記 カールツアイスはソニーEマウント用のマニュアルフォーカスレンズ、Loxia 25ミリF2.4 E-mountを3月1日に発売する。価格は165,000円(税別)。35ミリ判をカバーする広角レンズで、電子接点を装備していて、Exif記録などが可能。動画用に絞りリングのデクリック機能もある。レンズ構成はディスタゴンタイプの8群10枚、最短撮影距離0.25メートル、フィルター径52ミリ。大きさ・重さは62X88ミリ・393グラム。
by hinden563
| 2018-02-20 06:00
| デジタルカメラ
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