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2019年 02月 20日
ピクセルシフト(画素ずらし)によるマルチショットと画像合成によるハイレゾリューション(ハイレゾ)がミラーレスカメラの流行とともに注目されるようになった。しかし、この技術はじつは中判デジタル一眼レフのハッセルブラッドが先鞭をつけたものだ。2008年にハッセルブラッドはH3DII-39MSを発表し、マルチショットによる高解像度化を達成した。そして、2010年のフォトキナではH4D-50MS、そして2011年にはH4D-200MSを発表した。H4D-200MSは4ショット合成で5000万画素、6ショット合成で2億画素の高解像度を達成したのだ。しかし、当時はあまり注目されることもなく、つぎのモデルのH5D-200MS以降はこの技術は使われていない。三脚撮影でしかも静物しか撮影できないという限界があったためだろうか。 しかし、2015年になって、リコーイメージングはハッセルブラッドのこの失われた技術を「リアル・レゾリューション・システム(RSS)」として、ペンタックスK-3IIに搭載した。ボディー内手ブレ補正のSRを利用して、イメージセンサーユニットを1画素ぶんずらして4回撮影する。これにより、1画素に3色の色情報を持たせることで、解像感の向上、高感度ノイズの低減、偽色の抑制などの効果をもたらせた。ただ、このRSSは三脚撮影前提で、しかも動いている被写体には向かなかった。同じ2015年にオリンパスはOM-D E-M5IIで0.5画素単位でセンサーをシフトしながら、8回のマルチショットによる「40Mハイレゾショット」で4000万画素の高解像度を実現した。これはマルチショットによる高解像度モードを初めて搭載したミラーレスカメラである。そして、2017年にはソニーがα7RIIIに「ピクセルシフトマルチ撮影」機能を搭載している。センサーを1画素ぶんずらして4枚のマルチショットを撮影し合成するもので、1個の画素でRGB3色の情報を得るもの。考え方としてはペンタックスと同様であり、偽色を抑制し、解像感を向上させるものだ。その後、ペンタックスはK-1、K-1IIにRSSを搭載し、オリンパスはOM-D E-M1 IIにハイレゾショットを搭載する。また、パナソニックもDC-G9 Proにハイレゾショットを搭載し、ミラーレスカメラとマルチショット高解像化は密接なものとなってきた。 そして、2019年2月22日発売のオリンパスOM-D E-M1Xにはついに手持ち撮影可能なハイレゾショットが搭載されることになった。また、3月23日に発売されるパナソニックのDC-S1RとS1にもハイレゾショットが搭載され、S1Rでは1億8700万画素、S1でも9600万画素の高解像度が得られる。現在のところ、ほかのミラーレスカメラメーカーはこの技術を公表していないが、興味は持っているものと推測される。ただ、ピクセルシフトを行うにはセンサーシフト方式の手ブレ補正機構が必要なので、ボディー内手ブレ補正機構を搭載したばかりのニコンや富士フイルムは採用するにしても時間がかかるだろう。また、ボディー内手ブレ補正機構を持たないキヤノンがどの方向に進むかも注目されるところだ。 また、同じピクセルシフト・マルチショットでも、ペンタックスやソニーのように画素数を変えずに、偽色抑制などをメインにするか、オリンパスやパナソニックのように画素数を増やす方向なのか、どちらがいいのかも議論のあるところだろう。 ![]() JPEG撮って出し。ニコンD3、AF-S 70-200ミリF2.8G、絞りF2.8、絞り優先AE、AWB、ISO200。 #
by hinden563
| 2019-02-20 08:00
| デジタルカメラ
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2019年 02月 19日
カメラの手ブレ補正機構はミラーレスカメラの流行とともに、方式の優劣をめぐる議論も過熱しているようだ。ボディー内センサーシフト方式によるもの、レンズ内光学系シフト方式によるもの、両者の協調によるもの、さらにキヤノンだけのデュアルセンシングIS、そしておもに動画専用の電子手ブレ補正がある。ここでは静止画をメインと考えて、電子手ブレ補正は触れないことにしよう。 センサーシフト方式の手ブレ補正は2003年9月にミノルタがCCDシフト方式としてミノルタDiMAGE A1を製品化した。レンズ交換式カメラのセンサーシフト方式としてはコニカミノルタが2004年11月にα-7デジタルとして商品化した。また、2006年7月にはコニカミノルタのαシリーズを受け継いだソニーからCCDシフト方式のソニーα100が登場した。さらに、同じ2006年7月にはペンタックスからCCDシフト方式のペンタックスK100Dが発売された。2007年6月にはCCDシフト方式を採用したオリンパスE-510が商品化されている。以上のレンズ交換式デジタルカメラはすべて一眼レフであり、手ブレ補正の効果が光学ファインダー(一眼レフファインダー)では確認できないのが大きな欠点だった。 これに対して、レンズ光学系シフト方式の最初のカメラはニコンズーム700VRで1994年4月発売だった。光学系シフト方式の交換レンズで最初の製品はキヤノンEF75-300ミリF4-5.6 IS USMで発売は1995年9月だった。ニコンも2000年11月には光学系シフト方式のAi AF VRズームニッコールED80-400ミリF4.5-5.6Dを発売した。パナソニックは2006年7月発売の一眼レフ、LUMIX DMC-L1用に光学系シフト方式のMEGA O.I.S.を内蔵した交換レンズを用意した。そして、2008年10月には最初のミラーレスカメラ、LUMIX DMC-G1が発売されたが、手ブレ補正はMEGA O.I.S.だった。同じマイクロフォーサーズのミラーレスカメラでも2009年7月に発売されたオリンパスPEN E-P1はセンサーシフト方式の手ブレ補正機構を備えていた。 そして、2012年3月に発売されたオリンパスOM-D E-M5では初の5軸手ブレ補正(角度ブレ2軸、シフトブレ2軸、回転ブレ)を実現した。そして、オリンパスはOM-D E-M1(2013年)で、ソニーはα7II、α7RII(2014年)で、パナソニックはDMC-GX8(2015年)で、ボディー側センサーシフトとレンズ側光学系シフトが協調する手ブレ補正を可能にしている。現在のところ、このボディー側とレンズ側が協調する手ブレ補正が理想に近いと言える。レンズ側光学系シフト方式手ブレ補正ではロール(回転ブレ)の補正ができずに、4軸補正にとどまっているからだ。なお、富士フイルムは2012年発売のX-Pro 1からレンズ側手ブレ補正を採用していたが、2018年のX-H1で初めてボディー側手ブレ補正を採用した。 なお、キヤノンのデュアルセンシングIS(2018年のEOS Kiss Mが最初)は基本的にはレンズ側光学系シフト方式の手ブレ補正なのだが、ブレを検知するために、レンズ側の角速度センサー(ジャイロセンサー)だけでなく、イメージセンサーからの情報も併用している。このため、低周波の手ブレに対しても効果的としている。また、焦点距離が長いレンズでは光学系シフト方式のほうが効果的ではあるが、キヤノンEOS Rシリーズが将来的にボディー側とレンズ側の協調補正に舵を切るかどうかが注目される。ニコンZシリーズ(2018年)は現在のところボディー内手ブレ補正だけだが、望遠系レンズにはVRを搭載してくるものと思われる。パナソニックS1/S1R(2019年)はボディー側だが、レンズ側と協調するDual I.S.2にも対応している。 ![]() JPEG撮って出し。オリンパスE-3、ZD 75-300ミリF4.5-6.7、絞りF11、絞り優先AE、AWB、ISO3200。 #
by hinden563
| 2019-02-19 08:00
| デジタルカメラ
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2019年 02月 18日
キヤノンのRFマウント35ミリ判ミラーレスカメラ、キヤノンEOS RPが発表されたばかりで(3月中旬発売)、やや気が早いがEOS Rシリーズの第3弾は多画素モデルになるだろうと予想する。キヤノンEOS Rが35ミリ判一眼レフのEOS 5D Mark IVと同系統(新設計だろうが)のイメージセンサーを使い、EOS RPがEOS 6D MarkIIと同系統のイメージセンサーを使っている点から推測すると、次の機種が自然と見えて来る。EOS 5Ds/5DsRと同系統のイメージセンサーを使った多画素のRシリーズで、当てずっぽうだが名称はEOS RXになるだろう。ただし、同じ5000万画素クラスのイメージセンサーを使うにしても、まったく新規設計の裏面照射型CMOSセンサーになる可能性がある。また、ボディー内センサーシフト方式の手ブレ補正機構を備え、レンズ側の光学系シフト方式の手ブレ補正機構と併用する方式になるかも知れない。ただ、以上を前提にすると、デュアルピクセルCMOS AFはどうなるのか、という観測が出てくるだろう。5000万画素クラスのイメージセンサーをデュアルピクセルCMOSセンサーにすると、膨大なデータを処理しなくてはならない。そのためにはDIGIC 8を連装するとか、新しい映像エンジンを開発しなければならないのではないだろうか。あるいは、あまり考えられないシナリオだが、EOS 5Ds/5DsRではデュアルピクセルCMOS AFを採用していなくて、コントラストAFにしているため、第3のEOS RではデュアルピクセルCMOS AFを搭載しない。かわりに通常の位相差専用画素を持つ通常の像面位相差AFを採用するということだ。デュアルピクセルCMOS AFにプライドを持っているキヤノンとしては考えにくいシナリオだが、どうなるだろうか。その次はいよいよオリンピック2020に向けた第4のEOS Rが登場するとの期待が一部にあるが、プロ用ミラーレスカメラは2020年には登場しないと個人的には見ている。専用のRFレンズが揃っていないし、EFレンズは超望遠レンズのリニューアルを終えたばかりであるし、順当にはプロ用はまだ一眼レフにするのではないか。ニコンもオリンピック2020に向けたプロ用カメラはD5後継機にするだろう。これに対して、35ミリ判ミラーレスカメラでどんどん存在感を増しているソニーがα9の後継機、そして超望遠レンズのラインアップにどう取り組むか、注目されるところである。 追記 サイトロジャパンは中国Venus Optics製のユニークは2倍マクロレンズ、LAOWA 24ミリF14 2XMACRO PROBEを2月13日に発売した。価格は215,460円前後(税込み)。キヤノンEF、ニコンF、ソニーE、ペンタックスK用マウントが用意される。棒のように細長い鏡胴の先端にLEDライトを組み込んだ撮影倍率2倍のマクロレンズで、35ミリ判をカバーする。レンズ構成は19群27枚、絞り羽根は7枚、ワーキングディスタンスは先端から2センチ。 ![]() JPEG撮って出し。富士フイルムFinePix S600fd、プログラムAE、AWB、ISO400。 #
by hinden563
| 2019-02-18 08:00
| デジタルカメラ
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2019年 02月 17日
キヤノンがカメラマウントに関する特許を出願し、2019年2月14日に公開された(特開2019-23688)。出願日は2017年7月24日である(特願2017-142441)。この発明はレンズ交換式デジタルカメラのレンズマウントを金属ではなく樹脂製にするもので、強度を保つために各種の工夫がされている(たとえば、止めビスは6個)。実施例を見ると一眼レフであり、EOS Kissシリーズを想定しているのだろう(図)。EOS Kissシリーズの交換レンズ側のマウントは樹脂製であるものはあるが、カメラ側マウントを樹脂製にするというのはかなり思い切った決断だ。プラスチック=安物、壊れやすいという一般的な認識があるからだ。果たしてキヤノンは製造の効率化とコストダウンを優先させてプラスチック製のレンズマウントを採用するだろうか?同社はミラーレスカメラに注力しているが、EOS Kissシリーズのさらなるコストダウンを追求すれば、プラスチックマウントもあり得ると個人的には思っている。 シグマがSIGMA 40ミリF1.4 DG HSM | ArtのソニーEマウント用を3月8日に発売する。価格は16万円。シグマ用、ニコン用、キヤノン用の一眼レフマウントは11月に発売ずみ。このマウントをソニーE用(35ミリ判カバー)にしたものだが、AF-Cモードにも対応している。なお、光学系は一眼レフ用と同じ。 ![]() キヤノンの特開2019-23688に係わるプラスチックレンズマウントを採用した一眼レフの実施例。EOS Kissシリーズに見える外観だ。 ![]() JPEG撮って出し。ニコンD300、AF-S 18-200ミリF3.5-5.6G、絞りF3.5、絞り優先AE、AWB、ISO200。 #
by hinden563
| 2019-02-17 08:00
| デジタルカメラ
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2019年 02月 15日
昨日は新型デジタルカメラの怒涛のラッシュとなった。中でも、キヤノンEOS RPとパナソニックS1/S1Rは対照的な35ミリ判ミラーレスカメラである。EOS RPはなによりも小型軽量低価格を追求したカメラであり、いっぽうS1/S1Rは35ミリ判ミラーレスカメラとしては重厚長大高価格であると言えるだろう。ただ、S1/S1Rは35ミリ判ミラーレスカメラの中ではずば抜けて高価格というわけではなく、S1がやや高め、S1Rは画素数にしては順当なところと言える。ただ、S1/S1Rは初月の月産台数はきわめて少なく(S1が600台、S1Rが150台)、需要をまかなえるのかどうか心配になるほどだ。EOS RPのほうは月産台数が発表されていないが、少なくても数万台になるだろう。限定モデルでさえ5000台および7000台だからだ。パナソニックの数字は初月の生産台数で、これから数字は上がって行くと思われるが、それにしても少なすぎる。少なくともS1、S1Rがそれぞれ数1000台でないとペイしないだろう。いっぽう、性能の面ではEOS RPはEOS Rからイメージセンサー、EVF、LCD、シャッター、連写性能などをグレードダウンしているが、瞳AFのコンティニュアスAFやフォーカスブラケット(深度合成)対応など、EOS Rを下克上しているところもある。EOS 6D MarkIIのミラーレス版と考えれば、非常にお買い得なカメラだと言える。S1/S1Rはなるべく部品を共通化してコストダウンを図っているが、約576万ドットのEVFなどは圧倒的である。従来、最高精細度はライカSLの約441万ドットで、ソニーα9、ニコンZシリーズ、キヤノンEOS Rの約369万ドットがこれに続いていた。これでEVFは解像感の点で一眼レフファインダーに追いついたと言えるだろう。ハイレゾモードや4K/60p動画と6K/4Kフォトも同社のマイクロフォーサーズの延長線上にあるとは言え、35ミリミラーレスカメラとしてはずば抜けた性能と言えるだろう。この小型軽量低価格のEOS RPと性能重視のS1/S1Rがソニーα7III、α7RIIIの牙城にどれだけ迫れるか注目されるところである。 追記 ファームアップは基本的に取り上げないのだが、ニコンがZ 6、Z 7の5月公開予定のファームウェアは注目に値する。まず、瞳AFに対応し、コンティニュアスAFにも対応。また、高速連写(拡張)時にはAEも追従するようになる(従来はAFのみ追従)。さらに、RAW動画出力に対応する。また、CFexpressカードに対応する(D5、D850、D500にも順次対応予定)。これでZシリーズで指摘されていた問題はほぼクリアされる。 ![]() JPEG撮って出し。富士フイルムFinePix S6000fd、プログラムAE、AWB、ISO400。 #
by hinden563
| 2019-02-15 08:19
| デジタルカメラ
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2019年 02月 14日
パナソニックは35ミリ判ミラーレスカメラ、LUMIX DC-S1RとDC-S1を3月23日に発売する。すでに2月1日に海外発表されたものだが、価格がボディーのみS1Rが464,000円、S1が314,000円、24-105ミリズームレンズが付属するS1Rキットが576,000円、S1キットが426,000円(すべて税別)。S1Rのイメージセンサーは35ミリ判(36X24ミリ)有効4730万画素のCMOSで、撮像感度はISO100-25600(拡張で50-51200)、連写はシングルAFとMFで毎秒約9コマ、コンティニュアスAFで約6コマ。AFはDFD(空間認識)技術を使ったコントラストAFで、AIディープラーニング技術により、顔、瞳、人体、犬、猫、鳥を認識できるという。センサーシフトによる5軸手ブレ補正およびレンズ内光学系シフト手ブレ補正を併用するDual I.S.2が可能。さらに、ピクセルシフトにより連写合成するハイレゾリューションモードにより、S1Rで1億8700万画素相当、S1で9,600万画素相当が可能。EVFは0.5型約576万ドットと最高精細度のOLEDで、倍率は0.78倍。液晶モニタは3.2型約210万ドットの3軸フリーアングル方式タッチパネル。シャッター最高速は1/8000秒、シンクロは1/320秒とメカシャッターとしてはミノルタα-9xi以来の高速同調だ(CCDグローバルシャッターを採用した機種では1/500秒があった)。動画記録は4K/60pと30pを35ミリ判カメラとして初めて実現。6K/4Kフォト機能を搭載し、画像処理によって時空間ノイズリダクション、ローリングシャッター歪み補正も搭載。ハイブリッドログガンマ(HLG)でハイダイナミックレンジの静止画を記録できる。Wi-FiおよびBluetooth LE機能を搭載。記録メディアはXQDとSDHC/SDXC(UHS-II対応)のダブルスロット。電源はDMW-BLJ31で、フル充電で約340枚(EVF時)が撮影可能。バッテリーチャージャーDMW-BTC14でUSB給電が可能。別売のバッテリーグリップDMW-BGS1(35,000円)もある。大きさ・重さは約148.9X110X96.7ミリ・約898グラム(本体のみ)。ボディーはマグネシウム合金製で、防塵防滴構造。S1は35ミリ判(35.6X23.8ミリとやや小さい)有効2420万画素のCMOSで、撮像感度はISO100-51200(拡張で50-204800)、フル充電で約360枚撮影可能(EVF時)。重さは約899グラム(本体のみ)。ほかのおもな特長はS1Rと同じ。 富士フイルムはXシリーズのミラーレスカメラ、FUJIFILM X-T30を3月下旬に発売する。価格はボディーのみ109,500円、XC15-45ミリキット124,500円、XF18-55ミリキット159,500円(いずれも税別)。X-T20の小型軽量ボディーを受け継ぎながら、イメージセンサーなどの機能を強化した製品。イメージセンサーはAPS-Cサイズ(23,5X15.6ミリ)裏面照射型有効約2610万画素のX-Trans ![]() JPEG取って出し。ニコンD300、AF-S DX VR 18-200ミリF3.5-5.6G、絞りF5.6、絞り優先AE、AWB、ISO200。 #
by hinden563
| 2019-02-14 17:30
| デジタルカメラ
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2019年 02月 14日
キヤノンは35ミリ判ミラーレスカメラ、EOS Rシリーズの第2弾であるEOS RPを3月下旬に発売する。直販価格でボディーのみ160,500円(税別)、RF35ミリF1.8マクロとのキットで219,500円。ほかに限定キットとしてコントロールリングマウントアダプターとのキットが180,500円、さらに35ミリF1.8マクロを加えたキットが239,500円(限定7000台)、シャンパンゴールド仕上げのEOSRPゴールとコントロールリングマウントアダプターとエクステンショングリップのキットが189,500円、さらに35ミリF1.8マクロを加えたキットが248,500円(限定5000台)。RPのPは1959年発売のベストセラーレンジファインダーカメラのキヤノンP(ポピュレール)に由来するという。イメージセンサーは35ミリ判(35.9X24ミリ)有効約2620万画素のCMOSセンサー、映像エンジンはEOS Rと同じDIGIC 8。瞳AFはEOS RのワンショットAFから一歩進んでサーボAFにも対応(EOS Rもファームアップで対応予定)。連写速度はワンショットAFおよびMFで毎秒約5コマ、コンティニュアスAFで約4コマ。撮像感度はISO100-40000(拡張で50-102400)。新機軸としては深度合成機能の「フォーカスブラケット」を搭載した。AFはデュアルピクセルCMOS AFで、測距エリアは画面の約88X約100%で、測距点は4779点とEOS Rよりわずかに少なくなった。EVFはEOS Kiss Mと同じ0.39型約236万ドットで倍率約0.7倍のOLED。液晶モニタは3型約104万ドットの2軸バリアングル方式タッチパネル。シャッター最高速は1/4000秒、シンクロは1/180秒。電子シャッターによるサイレント撮影やカメラ内DLO(デジタルレンズオプティマイザ)に対応。動画は4K/24pに対応し、8ビット4:2:2の外部出力が可能。Wi-FiおよびBluetooth LE機能搭載。記録メディアはSDHC/SDXC(UHS-II対応)。電源はEOS M6と同じLP-E17で、フル充電での撮影可能枚数は約210枚(EVF時)。別売のUSB電源アダプターPD-E1でUSB給電が可能。大きさ・重さは約132.4X85X70ミリ・約440グラム(本体のみ)とかなり小型軽量化された。また、カメラのホールディング性を向上させるエクステンショングリップEG-E1もある。価格は9,500円。 ![]() #
by hinden563
| 2019-02-14 15:03
| デジタルカメラ
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2019年 02月 14日
ミラーレスカメラの記録メディアは各社各様だが、とくにいま話題となっている35ミリ判ミラーレスカメラに焦点を当ててみよう。先行しているソニーはα7III/α7RIIIにSDカードのダブルスロットを採用している。一見理想的なのだが、じつはSDカードスロットが2つと言っても、スロット1のみUHS-IIに対応し、スロット2はUHS-I対応である。なぜ、スロット2をUHS-I対応としている理由はソニー独自のメモリースティックDuoという記録メディアに対応させるためである。このため、スロット1の最大転送速度は312MB/秒だが、スロット2は104MB/秒であり、ダブルスロットのメリットであるバックアップ記録では遅いほうのUHS-Iに合わせることになる。ニコンZ 6、Z 7はXQD2.0のシングルスロットだが、最大転送速度は440MB/秒と早い。そして、CFexpress1.0に対して上位互換性を持っているため、将来さらに高速化されても対応できる。キヤノンEOS RはSDのシングルスロットで、UHS-II対応だから、最大転送速度は312MB/秒ということになる。ニコン、キヤノンともにシングルスロットにしているのは、現在の記録メディアの方向性がやや混迷しているからだ。SDカードにはUHS-IIIという規格(最大転送速度624MB/秒)とSD Express(最大転送速度985MB/秒)とが並立していて、両者の間に互換性はない。UHS-IIIなら下位互換性があるため、転送速度は落ちるがUHS-II、UHS-IのSDカードを使うことができる。SDカードは各メーカーともようやくUHS-IIに移行し始めたところで、将来UHS-IIIなのかSD Expressなのか不透明である。すでに海外発表され3月末の発売が予定されているパナソニックのS1/S1RはXQDとSD(UHS-II)のダブルスロットである。カメラの大きさからするとXQDのダブルスロットも可能だったかも知れないが、XQDとSDのダブルスロットにすることで「保険をかけた」とも見ることができるだろう。なお、XQDとUHS-IIでは転送速度がちがうので(記録メディアによるが)、バックアップ記録は転送速度の遅いSDカードに合わせることになる。このように記録メディアが過渡期であり、昔のCFカードやSDカードのような統一性を求めることがむずかしくなってきている。 ![]() JPEG撮って出し。ソニーα300、ミノルタAPOテレ400ミリF4.5、絞りF5、絞り優先AE、AWB、ISO400。 #
by hinden563
| 2019-02-14 08:00
| 周辺機材
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2019年 02月 13日
タムロンが35ミリ判ミラーレスカメラ用の超望遠ズームレンズの特許を出願し、2019年2月7日に公開された(特開2019-20450)。出願日は2017年7月12日である(特願2017-135857)。この発明の目的は望遠端において、より長い焦点距離を達成するとともに、光学全長のより短いズームレンズを提供することである。実施例1は150-500ミリF5.6レンズである(図)。像高から35ミリ判をカバーすることがわかり、記述からミラーレスカメラ用に設計されていることがわかる。同社は35ミリ判一眼レフ用に150-600ミリF5-6.3ズームレンズをすでに商品化(2016年)しているが、この発明によるズームレンズはそのミラーレスカメラバージョンと考えることもできる。なお、実施例2には150-600ミリF5-6.3のレンズも記述されている。出願日が2017年7月12日であることから、この超望遠ズームレンズはその当時存在した唯一の35ミリ判ミラーレスカメラであるソニーα7II、α7RIIなどを念頭に置いていると思われる。 ライカカメラはASC(全米映画撮影監督協会)の100周年を記念した限定モデル、ライカM10-P ASC 100 Editionを発売する。時期および価格は未定。ボディーはオスカー・バルナックが最初に設計したUr-Leicaに似せたマットブラック仕上げ。真鍮鏡胴のズミクロンM 35ミリF2 ASPH.が付属し、さらに電子ビューファインダーのビゾフレックスも付属する。さらに、シネカメラのPLマウント(Arriマウント)用のM-PLマウントアダプターも同梱されるという。 追記 オリンパスはMズイコーデジタルED 12-200ミリF3.5-6.3を3月下旬に発売する。価格は124,200円(税込み)。マイクロフォーサーズ用で、35ミリ判換算で24-400ミリ相当の高倍率ズームレンズ。PROシリーズではないが、防塵防滴構造を備える。スーパーEDガラス2枚、EDガラス2枚を含む11群16枚構成で、最短撮影距離は0.22メートル(広角端)、0.7メートル(望遠端)。絞り羽根は7枚円形絞り、フィルター径72ミリ。77.5X99.7ミリ・455グラム。 ![]() タムロンの特開2019-20450に係わる35ミリ判ミラーレスカメラ用の150-500ミリ超望遠ズームレンズの実施例。VCは手ブレ補正用のレンズ群である。ソニー用だとしても、400ミリ以上の超望遠レンズには光学系シフト方式の手ブレ補正機構を組み込むのが定石である。 ![]() JPEG撮って出し。ニコンD300S、AF-S DX VR 18-200ミリF3.5-5.6G、絞りF5.6、絞り優先AE、AWB、ISO200。 #
by hinden563
| 2019-02-13 08:00
| レンズ
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2019年 02月 12日
35ミリ判ミラーレスカメラの戦国時代となり、いろいろな点でソニーα7III、キヤノンEOS R、ニコンZ 6(発売順)は似通ってきた。今回はその中でレンズの収差などを補正するデジタル補正について比べてみよう。ソニーはα7シリーズの早い段階から電子補正(デジタル補正)を採用してきた。α7IIIになって、歪曲(歪み)補正、周辺光量補正、そして倍率色収差補正がメニューのカスタム設定→レンズ補正からオフ(初期設定)、オンを選べるようになっている。ただし、レンズによってはオート(オン)に固定されて、オフが選べないこともある。キヤノンEOS Rはメニューのレンズ光学補正から、周辺光量補正、歪曲収差補正、デジタルレンズオプティマイザが選べ、デジタルオプティマイザを選ぶと自動的に倍率色収差補正および回折補正(小絞りボケ補正)がオンになる。なお、初期設定では周辺光量補正とデジタルレンズオプティマイザ(DLO)がオン、歪曲収差補正がオフになっている。ただし、レンズによっては歪曲収差補正などが自動的にオンとなって、オフにはできなくなる。ニコンZ6ではメニューから回折補正と自動歪み補正(歪曲収差補正)を選ぶことができるが、レンズのよっては自動歪み補正は初期設定でオンになり、オフにはできない。このように3機種とも似通っているが、いちばん補正パラメータが多いのはEOS Rである。ただし、倍率色収差補正と回折補正が独立して選べずに、DLOを選ぶと自動的にオンとなる点が残念だ。これはキヤノンのDLOの歴史から、こうなったものと想像される。もともと、キヤノンの光学補正(デジタル補正)であるDLOはカメラの生成したRAWデータから現像ソフトであるデジタルフォトプロフェッショナル(DPP)で選べるようになっていたからだ。その後、EOS-1D X MarkIIで初めてカメラ内にDLO機能が内蔵されるようになった。キヤノン、ニコンともに回折補正が働き、小絞りにしても回折ボケが目立たなくなったのは非常にいい。デジタルカメラでは長い間、回折現象を避けるためには、F5.6よりも絞らないほうがいい、という定説があったからだ。もちろん、被写界深度を深くしたい場合には、回折ボケを無視して絞り込んで撮影することもあった。しかし、回折補正の搭載でたとえばF22に絞り込んで撮影する場合にも躊躇しないですむようになった。キヤノンのDLOは倍率色収差補正と回折補正だけではなく、ほかの収差も補正するようになっていると説明されているが、詳しくはどのような収差が補正されるかは不明だ。いずれにしても、初のミラーレスカメラ、パナソニックLUMIX Gシリーズでは電子補正は邪道だと言われた時代から、いまのようにデジタル補正全盛の時代になった。まさに隔世の感があると言えるだろう。 ![]() JPEG撮って出し。ニコンD7000、AF-S DX VR 18-200ミリF3.5-5.6G、絞りF7.1、絞り優先AE、AWB、ISO400。 #
by hinden563
| 2019-02-12 08:00
| デジタルカメラ
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2019年 02月 11日
ほぼ2年ぐらい前には、「湾曲イメージセンサー」の話題でネットが盛り上がっていた。ニコンが湾曲センサーと組み合わせる35ミリF2レンズの特許を出したり、キヤノンも湾曲センサーの特許を出願し、ソニーに至っては製品化の一歩手前だと伝えられた。しかし、現在のところ湾曲センサーを製品化して、実際にカメラに組み込んだという話は伝わってこない。ソニーの湾曲センサーの話は2014年時点だから、実用化に十分な時間は経っている。にも関わらず、湾曲センサーが商品化されていないのはなぜだろうか?たしかに湾曲センサーには非球面レンズを使ったりせずに像面湾曲を補正することができるから、レンズ構成がシンプルになると同時に、コストダウンもできる。半面、レンズの歪曲収差はレンズごとに異なるから、特定のレンズとの組み合わせてないと意味がない。つまり、レンズ一体型デジタルカメラでないとだめで、レンズ交換式デジタルカメラには湾曲センサーは使えない。しかし、レンズ一体型デジタルカメラの売れ行きはスマートフォンの影響でここ数年急激に下降していて、この時点で湾曲センサーを使ってまでレンズ一体型カメラを開発する意味はあまりない。それにズームレンズも焦点距離を変えると像面湾曲は変化するから、レンズ一体型デジタルカメラと言っても、単焦点レンズ付きのカメラでないと湾曲センサーは使えないことになる。むしろ、スマートフォンのデジタルカメラレンズに湾曲センサーを使ったほうが効果的であり、だからマイクロソフトが湾曲センサーの研究をしていたのだろう。ただ、湾曲センサーはおそらく製造の歩留まりが悪いからセンサー自体の価格はアップすることになり、スマートフォンでもペイしないことになるのではないか。こういうような経緯から各社とも湾曲センサーの開発をやめてしまったか、一時中断しているのではないかと思われる。海外のメーカーではまだ湾曲センサーを研究しているところもあるが、特殊な目的、たとえば産業用とか科学研究用ではないかと見られる。一般的なデジタルカメラには湾曲センサーは採用されないのではないか、というのが個人的な見通しだ。 ![]() JPEG撮って出し。キヤノンEOS 7D、EF 100ミリF2.8マクロ、絞りF2.8、絞り優先AE、AWB、ISO100。 #
by hinden563
| 2019-02-11 07:00
| デジタルカメラ
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2019年 02月 10日
マップカメラの2019年1月の新品デジカメ売り上げランキングが発表された。1位はソニーα7IIIで、販売台数で2位に倍以上という独走だったという。1月は年末商戦の反動で高額カメラが売れないのが通例だが、それでこの結果はα7IIIの根強い人気を表したものと言える。2位はレンズ一体型1インチセンサーのソニーCyber-shot DSC-RX100M6がランクイン。3位にはソニーα7RIIIが入り、ソニーのミラーレスカメラが強さを発揮している。4位はキヤノンのEOS Kiss MでAPS-Cミラーレスカメラとしてはやはり強い。5位はニコンZ 6とキヤノンEOS Rが同率で分け合った。EOS Rはいままでの勢いに翳りが出てきたようだが、次期製品の噂で買い控えが起きたのかも知れない。7位には珍しくキヤノンIXY200が入って、コンパクトデジタルカメラの意地を見せた。8位はベスト10唯一の一眼レフであるニコンD850で、相変わらずの安定感を見せている。9位はソニーα7IIとひと世代前ながら相変わらず存在感を示している。10位は富士フイルムのX-T3で、このカメラも安定的に売れている。マップカメラは家電量販店とはちがう傾向のカメラ専門店なので、家電量販店のPOSデータを集計したBCNランキングの結果と比べてみると興味深い。 ![]() JPEG撮って出し。ニコンD300、AF-S DX VR 18-200ミリF3.5-5.6G、絞りF5.6、絞り優先AE、AWB、ISO200。 #
by hinden563
| 2019-02-10 08:00
| デジタルカメラ
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2019年 02月 09日
香港のメーカーが製造したヤシカY35をVillage Vanguardがオンラインでの予約販売を開始したという。このカメラはトイデジタルカメラのカテゴリーに入るもので、フィルムに似たスタイルのdigiFilm(デジフィルム)というパーツをカメラにセットして撮影するもの。巻き上げレバー操作で、digiFilmを交換することによって、6種類の仕上がりを設定できる。また、液晶モニタはないから、撮影画像を再生確認などはできない。このフィルムカメラライクな構成によって、クラウドファンディングでは予想をはるかに上回る資金を集めた。しかし、バッカー(出資者)からは商品がなかなか届かない、初期不良が続出した、カメラの質感が良くない、画質が悪いなどのクレームが相次いだ。商品の発送遅れはその後解消し、また初期不良の製品は香港のメーカーが交換対応することで収まった。しかし、カメラの質感に関しては、あのヤシカの名機エレクトロ35に似せたというが、オリジナルとは似ても似つかないプラスチック(ABS樹脂)製である。また、画質に関しては、そもそもイメージセンサーが1/2.5型1400万画素であり、スマートフォンなみである。またレンズも固定焦点で、それほどの画質は最初から期待できなかった。今回の予約販売ではdigiFilm200が付属したセットが価格36,180円(税込み)、6種類のdigiFilmが付属したフルセットが価格48,060円(税込み)となっている。同社が香港のメーカーから仕入れて予約販売するため、商品の配達遅れや初期不良の点は心配ないだろう。あとは、カメラの質感と撮影画質が価格に見合うかどうかだが、それは各個人の価値観でちがうだろう。なお、この香港のメーカーは1983年に京セラに吸収されたヤシカのブランドを買い取ったもので、旧ヤシカとはなんの関係もない。 シグマはニコンFマウント用のSIGMA 70-200ミリF2.8 DG OS HSM | Sportsを2月22日に発売する。価格は19万円(税別)。キヤノンEFマウント用、シグマSAマウント用はすでに発売ずみ。 ![]() JPEG撮って出し。オリンパスPEN E-P1、ZD 14-42ミリF3.5-5.6、絞りF5、絞り優先AE、AWB、ISO400。 #
by hinden563
| 2019-02-09 08:00
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2019年 02月 08日
キヤノンが35ミリ判ミラーレスカメラ用の望遠ズームレンズの特許を出願し、2019年2月7日に公開された(特開2019-20679)。出願日は2017年7月21日で(特願2017-141664)、アメリカでは2019年1月24日にすでに公開されていた(US 2019/0025560)。この発明の実施例は3種類あり、70-300ミリF4-5.6(図)、100-400ミリF4-5.6、50-240ミリF4-5.6だ。このうち実現性が高いのは70-300ミリF4-5.6で、キヤノンRFマウント用の初の望遠ズームレンズとなるかも知れない。あるいは100-400ミリF4-5.6になる可能性もあるが、この実施例ではワイド端でバックフォーカスが約4ミリしかなく、実現性がやや低い。50-240ミリF4-5.6の可能性はさらに低いと見られる。キヤノンはレンズロードマップを発表していないが、CP+に向けてRFマウントの交換レンズ数種類と、EOS Rシリーズの第2弾となるカメラを発表すると見られる。その中にこの特許出願の望遠ズームレンズが含まれるだろう。 追記 ライカカメラ社は特別限定販売のライカMレンズ3種類を発表した。発売日、価格は未定。ライカ・アポ・ズミクロンM 50ミリF2 ASPH.ブラッククロームは1950年代のズミクロン50ミリF2に近い外観に仕上げた真鍮製鏡胴のレンズで、限定700本。ライカ・ズミルックスM 28ミリF1.4 ASPH. シルバーは2015年発売の同一焦点距離、同一F値のシルバーアルマイト仕上げ製品で、限定300本。ライカ・ズマロンM 28ミリF5.6マットブラックは復刻版の同レンズをマットブラックのペイントで仕上げた製品で、限定500本。 ![]() キヤノンの特開2019-20679に係わるキヤノンRFマウントと見られる70-300ミリF4-5.6の実施例。 ![]() JPEG撮って出し。キヤノンEOS 7D、EF 70-200ミリF4L、絞りF5.6、絞り優先AE、AWB、ISO100。 #
by hinden563
| 2019-02-08 08:00
| レンズ
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2019年 02月 07日
ミラーレスカメラのAFはイメージセンサーの像面で測距する像面AFである点はどの機種でも同じだが、方式によって像面位相差AFと像面コントラストAFに分類される。また、像面位相差AFは専用位相差AF画素を持つ方式と、キヤノン独自のデュアルピクセルCMOS AFとに分かれる。専用位相差AF画素とは撮像画素とは別の画素で測距するもので、通常はベイヤ配列のG画素が用いられる。ソニー、ニコン、オリンパス、富士フイルムのミラーレスカメラはすべてこの専用位相差AF画素方式を採用している。この方式の利点はイメージセンサーの有効画素のうちから位相差AFに使う画素を決めればいいので、構造としてシンプルになるからコストダウンもできる。ただし、位相差AFでは測距精度が落ちるため、位相差AFでおおまかなピントを決めておき、最終的には精度の高い像面コントラストAFでピントを追い込む方式をとっているのがふつうだ。このため、一眼レフの専用位相差AF光学系を持つ方式に比べると、ごくわずかだが測距時間が増えるということが弱点として挙げられる。もうひとつの欠点は専用位相差AF画素は撮像をすることができないので、そのままでは画素欠けになってしまうから、補間を行わなくてはならない。そうすると、条件によっては画像がわずかに乱れるノイズが出てしまうこともあることだ。ただ、この方式はどんどん進歩していて、欠点がどんどん少なくなっている。もうひとつの像面位相差AFであるキヤノンのデュアルピクセルCMOS AFはひとつの画素に2つのフォトダイオードを持ち、撮像と測距を同時に行えるようにしている。このため、画素補間は必要がなく、原理的にはノイズも発生しない。また、すべての画素で撮像と測距を行えるという原理だから、測距点を非常に多数設けることができる。このため、EOS Rでは87X65点、すなわち5655点の測距点があり、自動選択エリアは143分割となっている。非常に精密な像面位相差AFが可能なわけだが、測距点が多ければ多いほど、データ量が多くなり、それだけ処理時間がかかることになる。このためか、EOS RのコンティニュアスAF連動の連写速度は最高でも毎秒5コマとなっていて、ソニーα7IIIの最高毎秒10コマや、ニコンZ 6の最高毎秒12コマ(AE固定)に差を付けられている。連写速度が遅いと、動体撮影で連写をすると、それだけ合焦コマ数が少なくなり、カメラ雑誌などの比較テストでは不利になってしまうのだ。キヤノンが映像エンジンに工夫をして、さらに処理速度をアップしてくるかどうか注目されるところである。APS-CサイズのEOS Kiss MではコンティニュアスAF連動で、毎秒7.4コマとEOS Rを上回る連写速度を実現しているからだ。このデュアルピクセルCMOS AFは2018年の全国発明表彰内閣総理大臣賞を受賞していて、キヤノンは意地でもこの技術にこだわり続けると思われる。 ![]() JPEG撮って出し。ニコンD300、AF-S DX 17-55ミリF2.8G、絞りF5.6、絞り優先AE、AWB、ISO200。 #
by hinden563
| 2019-02-07 08:00
| デジタルカメラ
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2019年 02月 06日
ミラーレスカメラは小型軽量であるべきか、あるいは一眼レフと同じ程度でもいいのか。パナソニックS1/S1Rが35ミリ判一眼レフと同程度の大きさと重さで登場したため、この問題があらためてクローズアップされている。もともと2008年にパナソニックが最初のミラーレスカメラ、DMC-G1を発売したときには、それほど小型軽量を謳っていなかったように記憶している。実際のG1はマイクロフォーサーズ規格のミラーレスカメラであるから、APS-Cサイズの一眼レフよりも小型軽量だったのだが、それよりも簡単操作を売り物に「女流一眼」なるキャッチフレーズで売り出したのだった。マイクロフォーサーズで協業したオリンパスは2009年にPEN E-P1を発売したが、このカメラは小型軽量をセールスポイントにしていた。また、オリンパスが一眼レフのフォーサーズ時代から採用している、ボディー内センサーシフト方式の手ブレ補正も搭載していた。2010年にはソニーがNEX-3、NEX-5というAPS-Cサイズのミラーレスカメラを発売したが、マウント外径がカメラボディーより大きいという極限の小ささを追求していた。この時から、ミラーレスカメラは一眼レフよりも小型軽量が利点というアッピールが始まったが、肝心のレンズが小型化できないというジレンマも抱えることになった。その小型軽量化を全面に押し出して、イメージセンサーを小型化したのがニコンのミラーレスカメラ、ニコン1(V1、J1)で、2011年に発売された。このカメラは像面位相差AF、電子シャッターによる高速連写などの先進的な特長も併せ持っていた。また、HOYA傘下になったペンタックスからも2011年にさらに小型の1/2.3型センサーを採用したミラーレスカメラ、ペンタックスQも登場した。しかし、ニコン1、ペンタックスQともに人気機種とはならずに消えていった。イメージセンサーが小さかったことが災いしたのだろうか。 小型軽量だけでなく、イメージセンサーもある程度大きくないと売れないと判断したのか、2012年に登場したキヤノンEOS MはソニーNEXと並ぶ小型軽量ミラーレスカメラながら、APS-Cサイズのセンサー(やや小さめではあるが)を採用した。キヤノンEOS Mシリーズはだんだんとミラーレスカメラのシェアを取って行き、ついに2018年のEOS Kiss Mに至って、APS-Cミラーレスカメラのシェアを大幅に占めることになった。いっぽう、ソニーはNEXシリーズと同じレンズマウントを持った35ミリ判ミラーレスカメラ、α7とα7Rを2012年に発売し、小型軽量ぶりを大いにアッピールした。35ミリ判ミラーレスカメラはそれ以来、ソニーα7シリーズが唯一の存在だったことと、ソニーがセンサー周りなどの不断の改良を続けたため、ライカSLという35ミリ判ミラーレスカメラはあったが、ほぼシェアを独占してきた。その間、オリンパスはPENシリーズに続くOM-Dシリーズでも小型軽量路線を堅持した。いっぽう、パナソニックは動画をメインにしたGHシリーズも出して、とくに小型軽量にはこだわらない姿勢を見せた。それは動画記録時の放熱と防塵防滴ボディーにこだわったからである。そして、2018年にはニコンがZ6とZ 7、キヤノンがEOS Rとソニーの独壇場であった35ミリ判ミラーレスカメラの市場に参入した。ニコンもキヤノンも小型軽量よりも大口径マウントの採用を優先させた設計だった。このため、カメラボディーはAPS-C一眼レフなみとなっている。 こうして見ると、ソニーα7シリーズの小型軽量か、パナソニックの一眼レフなみの大きさ・重さか、あるいは両者の中間的存在のニコン、キヤノンのミラーレスか、ということになってきた。今後、各メーカーは小型軽量を優先させるのか、あるいは大口径マウントや放熱性能、防塵防滴構造を優先させるのか、それとも大口径マウントで放熱、防塵防滴性能も良いミラーレスカメラを出すのか、それともAFや連写性能を重視した設計をするのか、注目される。 ![]() JPEG撮って出し。ソニーα300、DT 18-135ミリF3.5-5.6 SAM、絞りF5、絞り優先AE、AWB、ISO400。 #
by hinden563
| 2019-02-06 08:00
| デジタルカメラ
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2019年 02月 05日
BCNの量販店POSデータを集計した2019年1月のレンズ交換式デジタルカメラの月間売れ筋ランキングが発表された。1位はキヤノンEOS Kiss X9ダブルズームキットブラック、2位はEOS Kiss X9iダブルズームキット、3位はEOS Kiss Mダブルズームキットホワイト、4位はEOS Kiss Mダブルズームキットブラックと、エントリーAPS-C一眼レフおよびミラーレスカメラで、2018年12月と同じ順位。5位にはオリンパスのPEN E-PL8ダブルズームキットホワイトが入った。先月は5位だったニコンD5600ダブルズームキットが6位になっているが、ほぼ先月と同じ結果だったと言える。APS-Cやマイクロフォーサーズのカメラが上位にランクインするのはいつもの傾向だが、35ミリ判カメラは軒並みランクを落としている。その中でいちばん上位はソニーα7IIIボディで22位と先月の10位からは大幅にランクダウンしたが、それでも健闘していると言える。α7IIIズームキットが29位(先月16位)にランクインしているから、ボディのみとズームキットを合わせるとα7IIIが35ミリ判レンズ交換式デジタルカメラとしては断然のトップとなる。一眼レフのトップはキヤノンEOS 6D MarkIIで32位と先月の14位からかなりランクダウンしたが、これも予想外に売れていると言えよう。続く33位はソニーα7IIズームレンズキットで先月の45位からかなりランクアップした。また、α7IIボディは50位となっている。合計するとソニーの35ミリ判ミラーレスカメラは強さを発揮している。先月13位とソニーα7IIIと競っていたキヤノンEOS Rは1月は39位とかなりランクダウンした。42位にはニコンD850が入っているが、このカメラは先月41位だから安定して売れていると言える。なお、ニコンの35ミリ判ミラーレスカメラ、Z 6とZ 7は上位50位にランクインしていない。毎年1月、2月は年末セールの反動で、高額なカメラは売れない傾向にあり、APS-Cやマイクロサーズのレンズ交換式デジタルカメラが上位を占めているのはいつもどおりと言える。CP+が行われる3月以降のランキングがどうなるか注目される。 ![]() JPEG撮って出し。ニコンD300S、AF-S 70-200ミリF2.8G、絞りF2.8、絞り優先AE、AWB、ISO200。 #
by hinden563
| 2019-02-05 08:00
| デジタルカメラ
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2019年 02月 04日
CIPAが2018年(1-12月)のデジタルカメラ生産出荷実績表を発表した。レンズ交換式に焦点を絞ると、全世界向け総出荷台数は一眼レフが662万999台(前年比87.2%)、ノンレフレックスカメラ(ミラーレスカメラ)が413万8798台(前年比101.4%)と、出荷台数では相変わらず一眼レフが多いが、これはキヤノンやニコンのエントリー一眼レフが多いからだろう。総出荷金額では一眼レフが2973億245万3000円(前年比83.3%)、ミラーレスが2724億4733万1000円(前年比123%)と拮抗していて、伸び率では一眼レフに大きく差を付けている。これが日本向け実績だと傾向はさらに顕著になる。総出荷台数は一眼レフが46万8952台(前年比69.6%)と落ち込んでいるが、ミラーレスは59万1412台(前年比108.6%)と対照的。総出荷金額ではさらに明白となり、一眼レフが240億390万1000円(前年比62.6%)なのに対し、ミラーレスは341億6977万4000円(前年比125.3%)と大きく差が付いている。この理由は35ミリ判ミラーレスカメラが好調だったからだろう。 どうしてここまで差がついてしまったのだろう。それは一眼レフ2強と呼ばれるキヤノンとニコンが2015年以来、一眼レフの新製品をあまり出してこなかったことに原因があるのではないか。利益率の高い35ミリ判一眼レフに絞って両社の2015年以来の新製品を見てみよう。2015年にはキヤノンはEOS 5Ds/5DsRを発売した。ニコンは35ミリ判一眼レフを出していない。2016年にはニコンがD5、キヤノンがEOS-1D X MarkIIを相次いで発売したが、両方ともそれほど数が出ないプロ用ハイエンド機だ。ただし、キヤノンは売れ筋のEOS 5D Mark IVを同じ2016年に発売している。2017年にはキヤノンがEOS 6D MarkII、ニコンがD850を出しているが、2018年は両社とも35ミリ判一眼レフを出していない。いっぽう、35ミリ判ミラーレスカメラはソニーの独壇場だったが、2015年にはα7RII、α7SIIを発売している。前年2014年のα7IIとあわせて、ソニーの35ミリ判ミラーレスカメラがじりじりと売り上げを伸ばしていった。2016年には新製品は出していないが、2017年になるとα9とα7RIII、そして2018年にはα7IIIと畳みかけている。この間、ソニーはTLM(SLT)のα99IIも出しているが、α7シリーズに的を絞った戦略が成功しているのがわかる。2018年にはニコンがZシリーズ、キヤノンがEOS Rで35ミリ判ミラーレスカメラに参入したため、さらにミラーレスカメラの出荷実績を押し上げることになったと見られる。その代わりに一眼レフの出荷実績が下がったわけだ。なぜ、キヤノンとニコンが一眼レフの売れ筋をそれほど投入しなかったのか、その理由は定かではない。ただ、一眼レフの売り上げ実績が長期低落傾向にあるため、好調だった2011年以前のようには新製品を出さなくなったからだろう。そして新製品が出ないから、さらに一眼レフの売り上げが落ちるという悪循環に陥ったのではないか。もちろん、両社ともこの推移を予想していて、35ミリ判ミラーレスカメラに舵を切る準備をしてきたのだろう。そして、今年はパナソニックがS1/S1Rを発売するし、シグマもFoveon X3センサーの35ミリ判を搭載したミラーレスカメラを開発中だ。キヤノンもおそらくEOS Rに続く2番手を用意していることだろう。レンズ交換式デジタルカメラ、とくに35ミリ判ミラーレスカメラはますます存在感を増している。 ![]() JPEG撮って出し。キヤノンEOS 7D、EF 100ミリF2.8マクロ、絞りF11、絞り優先AE、AWB、ISO400。 #
by hinden563
| 2019-02-04 08:00
| デジタルカメラ
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2019年 02月 02日
パナソニックは2月1日に海外で、35ミリ判ミラーレスカメラのLUMIX S1とS1Rを公式に発表した。3月末から発売する予定(地域により異なる)。価格は価格はS1が2499.99ドル、24-105ミリキットで3999.99ドル。S1Rが3699.99ドル、24-105ミリキットで4599.99ドル。S1のイメージセンサーは35ミリ判(35.6X23.8ミリ)有効2420万画素CMOSで、撮像感度はISO100-51200(拡張で50-204800)、連写はAF-Sで毎秒9コマ、AF-Cで毎秒5コマ。8ショットピクセルシフトのハイレゾリューションで約9000万画素相当になる。AFは空間認識コントラストAFで、測距点は225点。顔認識、瞳AF、動物AFなどが可能。測光は1728分割測光。EVFは576万ドットと最高解像度のOLEDで、リフレッシュレートは120/60fps。背面モニタは3.2型約210万ドットの液晶で、3軸フリーアングルのタッチパネル。手ブレ補正はボディー内で5軸手ブレ補正可能で有効段数は5.5段、レンズ内手ブレ補正とのデュアルI.S.2で有効段数6段。シャッター最高速は1/8000秒で、電子先幕、電子シャッター(1/16000秒)も可能で、耐久回数は約40万回。シンクロは1/320秒。動画は4K/60pが可能。8ビット4:2:2記録で、10ビット4:2:2は有料オプションとなる。6Kフォト、4Kフォトが撮影可能。Wi-FiおよびBluetooth搭載。記録メディアはXQDとSD(UHS-II対応)のダブルスロット。フル充電でEVF使用時約380コマ(SDカードで)。ボディーは防塵防滴構造で、大きさ・重さは148.9X110X96.7ミリ・約899グラム(本体のみ)と35ミリ判ミラーレスカメラとしては大ぶり。S1Rはセンサーが35ミリ判(36X24ミリ)有効4730万画素CMOSで撮像感度はISO100-25600(拡張で50-51200)。ハイレゾリューションでは約1億8700万画素相当になる。フル充電でEVF使用時約360コマ(SDカードで)。重さは898グラム(本体のみ)。ほかはS1とほぼ同様。S1/S1Rともに小型軽量よりも性能と機能を優先させた設計になっている。 ![]() JPEG撮って出し。ニコンD3、AF-S 70-200ミリF2.8G、絞りF2.8、絞り優先AE、AWB、ISO200。 #
by hinden563
| 2019-02-02 10:07
| デジタルカメラ
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2019年 02月 01日
「瞳AF」がミラーレスカメラの特長として取り上げられるようになった。瞳AFとは顔認識AFをさらに進化させて、人間の瞳にAFが合焦するもので、とくにソニーがα6000以来、力を入れてきたものだ。顔認識から瞳認識まで進めるのは多くの画素で測距できるミラーレスカメラならではの特長で、一眼レフは顔認識以上は進んでいない。ソニーはα7シリーズおよびα9で瞳AFをコンティニュアスAFでも使えるようにしたため、動き回る子供などの撮影に有利である。また、プロユースとしてはモデルに自由に動いてもらって、どんなフレーミングでも瞳に合焦できるという利点がある。35ミリ判ミラーレスカメラに2018年末になって参入したニコンZシリーズは発売当初は瞳AFを搭載していなかったが、2019年1月8日にファームアップによって瞳AFを搭載することを予告した。キヤノンEOS Rは当初から瞳AFを搭載しているが、シングルAFでしか使えない。コンティニュアスAFで瞳AFができるようにファームアップするかどうかはまだアナウンスされていない。いっぽう、先行するソニーはフォトキナ2018(9月開催)で、動物の瞳にもAFが合う機能を開発中と発表した。ただし、ファームアップで対応するのか、新しい機種になるのか現時点ではわかっていない。もし、動物の瞳にコンティニュアスAFでピントが合うとなると、ペットの撮影だけではなく、野生動物の撮影などにも使えるようになるかも知れない。おそらくAI技術が使われるのだろうが、瞳AFは新しい段階に入ろうとしている。 サイトロジャパンは台湾のKamLan Opticalのミラーレスカメラ用交換レンズの取り扱いを開始する。すべてマニュアルフォーカス。FS 50ミリF1.1はAPS-C用で、キヤノンEF-M、ソニーE、富士フイルムX、マイクロフォーサーズ対応。価格は25,000円前後。FS 28ミリF1.4もAPS-C用で、対応マウントも同じ。価格は25,000円前後。FS 7.5ミリF3.2はマイクロフォーサーズ用で、価格は25,000円前後(いずれも税別)。 ![]() JPEG撮って出し。キヤノンEOS 5D、EF 24-105ミリF4L、絞りF5.6、絞り優先AE、AWB、ISO100。 #
by hinden563
| 2019-02-01 14:53
| デジタルカメラ
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