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2011年 05月 20日
シグマがフォトキナ2010で開発発表をしたSDシリーズデジタル一眼レフのフラグシップ機であるSD1の公式発表をした。発売予定日は6月10日で、想定価格は約70万円と同社にしては破格の価格設定である。SD15までのX3ダイレクトイメージセンサーの大きさ20.7×13.8ミリを、SD1では23.5×15.7ミリと大型化し、画素数も15.36メガピクセル×3としたのが最大の特長。35ミリ判換算率はSD15までの約1.7倍から、APS-Cの標準である約1.5倍となった。SDシリーズの特長であるローパスフィルターの省略(X3ダイレクトイメージセンサーの特性によるもの)により、15.36メガピクセルという画素数よりも解像度が高くなり、一般的なベイヤ配列の18メガピクセル相当にはなると言われる。私が感心したのは、データ量としては15.36×3の約46メガピクセルになるのだが、連写性能を毎秒5コマとSD15までのシリーズよりも上回った点だ。これは画像処理エンジンTRUEIIをデュアルにして、さらに高性能化した結果だと思われる。また、シャッター最高速はシグマとしては初めて1/8000秒となり、AFも11点ツインクロス、測光も77分割評価測光、ファインダー視野率も約0.95倍(50ミリF1.4レンズで)など、あらゆる点でSD15までの性能を上回っている。連続撮影可能枚数がRAWで7コマまでと少し物足りない点を除けば、APS-Cサイズのデジタル一眼レフでは最強とも言える存在になった。なお、RAWとJPEGの同時撮影もでき、記録メディアはCFカードで、UDMA(6か7かは不明)に対応。ただし、レンズマウントは専用のシグマSAマウントであり、新規ユーザーは交換レンズも予算に含めなければならない。価格の点で私には購入対象にならないが、大きな魅力のあるカメラであることは間違いない。
今日はもうひとつの仕事をしようと思ったが、午前中歯科医へ行って、帰りに量販店などを回っていたら、帰りが午後になってしまった。昨日の疲れもあったので、今日は休養日にした。明日は午前中、集合住宅の年次報告があるので、理事のひとりである私は出席しなければならない。帰ってきてから仕事を片付けるつもりだが、土日なので、日曜でも結果は同じである。まあ、コンディションによって、どちらかの日に終わらせればいい。 深大寺で。先日撮ったものだが、いつも動画の定点観測の被写体にしている。このカメラは静止画(16メガピクセル)とフルHD動画が同時に撮影できて、しかもコマ落ちがなくて素晴らしい。シャッター作動音も記録されない。オリンパスSZ-30MR、プログラムAE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。
by hinden563
| 2011-05-20 17:42
| デジタルカメラ
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