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2011年 08月 22日
ソニーの透過ミラー式レンズ交換カメラ、つまりα55やα33(海外では改良型のα35が出ている)に対しては、ふたつの相反する見方があると思う。この形式に対してポジティブな見方をすれば、一眼レフに替わる新しいレンズ交換式デジタルカメラである、と言える。いっぽう、ネガティブな意見では、ミラーレスカメラが主流になるまでの「つなぎ」でしかない、という見方だ。さて、どちらが正しいのか、これは時間が経ってみないとなんとも言えない、というのが正直なところだ。ユーザーがこのような透過ミラー式EVFカメラを求めれば、それが主流になり、一眼レフが消えて行くとは思わないが、少なからず影響は受けるだろう。ユーザーがこのタイプのカメラに興味を示さなければ、この形式は文字通りに過渡的なものとなるだろう。それはあと数年経ってみなければなんとも言えず、いま結論を出すことはできない。ただ、一眼レフ、つまり光学ファインダー好きの私でも、α55やα33には興味があり、α55は実際に購入してしまった。このカメラのEVFに対しては文句はあるのだが、かと言って全面否定する気にはなれない。これはこれであり、のような気がするのは、我ながらいい加減だと思う。ただ、このような透過ミラー式レンズ交換カメラのいいところは、従来のレンズがそのまま位相差AFで使え、かつ高速連写ができる点である。ただ、位相差AFセンサーに光を分割するぶん、イメージセンサーに入る光は少なくなる。また、透過ミラーそのものの性能が問われると思う。しかし、このカメラは面白い、という点においては、ミラーレスカメラよりもむしろ進んでいる。だからこそ私はα55を使い続けるのであり、噂されているα77が出て来たら、買い替えるべきかどうか、おおいに悩むだろう。まあ、出るのかどうなのか、いまの時点ではまったくわからないのだが、論理的に突き詰めていけば、出るだろうと思われる。それがいつになるのか、どういうスペックになるのかまったくわからないが、万が一に出てきてしまったら、一眼レフと秤にかけて、どうしたものかと考え込んでしまうと思う。
今日はとりあえず終わらせなくてはならない月例コンテスト講評を書いて、送信した。テスト記事用のデータは半分揃っているが、まだカメラ自体が来ていないし、原稿をまとめるにはやや早い。というわけで、今日は仕事ひとつで終わったのである。テスト記事は今週には形にしたいが、なにしろ相手のあることなので、わからないのである。 三鷹市で。この間、心臓の定期検診に行ったときに、持っていたiPhone3GSで撮影。アプリのPEN Picでクロスプロセスをかけたら、ぜんぜんちがう色になったので面白かった。まるで二眼レフとかハッセルブラッドで撮ったようなスクウェアフォーマットも面白い。アップルiPhone 3GS、プログラムAE、PEN Pic(クロスプロセス)使用。
by hinden563
| 2011-08-22 20:27
| デジタルカメラ
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