キヤノンはデジタル一眼レフのラインアップを2012年から大幅に変えるのではないか、という予感がする。それは、ハイエンドのプロ用機種を35ミリ判で、しかも毎秒約12コマの高速連写のキヤノンEOS-1D Xを中心に据えたからである。こうなると、35ミリ判一眼レフは多画素タイプが必要になるが、それはEOS-1Ds MarkIIIの後継機ではない新しい機種になるだろう。その多画素カメラと、いわゆる「シネマEOS」が同一のものになるのか、あるいは新たな系列が生み出されるのか。そして、35ミリ判にはほかにEOS5Dの系列があるが、これをMarkIIIとする場合に、単なる多画素機にするのか、あるいは画素数と連写速度をバランスのとれた24メガピクセル前後にするのか。そして、EOS5D MarkIIの後継機の方向によって、EOS7Dの後継も方向が決まってくる。さらに、EOS60Dの後継はどういう位置づけになるのか、EOS Kissもどうなるのか、それはEOS5D MarkIIの性格づけによって変わってくると思う。私の個人的な願望としては、EOS7DとEOS60Dは統合して、APS-Cの中級機として生まれ変わって欲しい。そして、EOS-1Dシリーズ、いやEOS DCS1c(1995年)から続いてきたAPS-Hサイズは新しいシリーズとして(たとえばEOS3D?)として出発してもらいたいのである。キヤノンはCMOSイメージセンサーを内製しているから、多画素にするか、高感度で高速連写にするか、自由に選べる立場にある。あとは商品企画の意思ということになるのだが、果たしてどの方向に行くのか、2012年のEOS一眼レフには大きな期待が持てるのである。
今日は年末の買い物のフィニッシュ(明日はもう出かけない)だった。これからはしばらくテレビで映画を見る、というパターンになる。従来はビデオを借りていたのだが、ビデオデッキやテレビに大容量HDDが内蔵されるようになって、録画しておいた映画やドラマを見るようになった。
神代植物公園で。ひさしぶりにピクチャーエフェクトの「パートカラー」を使ってみた。原色に近い色だとこのようにぴったりのパートカラーになる。被写体の見極めがむずかしいとも言える。ソニーα77、タムロン18~270ミリF3.5~5.6PZD、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。