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2012年 02月 10日
CIPAがCP+での記者会見で、出荷台数などの統計に使う呼称を修正し、「レンズ交換式」カメラを「一眼レフ」と「ノンレフレックス」に分けて分類することに決めたと発表した。これで、レンズ一体型と一眼レフとノンレフレックスの3つのカテゴリーで統計などが発表されることになった。これまではレンズ一体型とレンズ交換式の2カテゴリーだったが、「ミラーレス」カメラなどの急成長で、一眼レフではないレンズ交換式カメラをすべて「ノンレフレックス」カメラに含めることにしたもの。つまり、従来はレンズ交換の有無で分類していたのに加え、今回はファインダーの種類でサブ分類をしたことになる。「ノンレフレックス」カメラにはミラーレス、レンジファインダー、カメラユニット交換式が含まれるが、ソニーα77などの「透過ミラー」カメラはどちらに入るのだろうか?ファインダーの区別と考えると、ミラーがあっても「ノンレフレックス」に入るわけだが・・・。もともと、JCIA(日本写真機工業会)の出荷統計などの分類はシャッターであって、「フォーカルプレンシャッター」カメラと「レンズシャッター」カメラに分かれていた。前者には一眼レフとレンジファインダーカメラ、後者にはいわゆるコンパクトカメラが含まれていた。しかし、フォーカルプレンシャッターカメラのほとんどが一眼レフになり、レンズシャッターカメラのほとんどがレンズ固定式のコンパクトカメラになったため、分類を「レンズ交換式」と「レンズ一体型」にして、それはJCIAの後身であるCIPAにも受け継がれてきた。デジタルカメラ全盛時代になってもこの分類は使われてきたが、「ミラーレス」カメラの台頭で、レンズ交換の有無だけで分類するのは時代に合わなくなってきた。そこで、レンズ交換式を「一眼レフ」と「ノンレフレックス」に分類したわけだ。ただ、これはあくまでもCIPAの統計などの呼称に使われるだけで、「ミラーレス」カメラを「一眼」と呼称するのは各メーカーの自由である。以前からここで主張しているように「一眼」というのをキャッチフレーズとして使うのはメーカーの勝手だが、一般名詞としては意味をなさない。だから、「ミラーレス」と暫定的に呼んでいる電子ビューイング(EVFと液晶モニタを含む)カメラの名称をはっきりさせないと、いつまでも不毛な「一眼」論争が続くと思われる。そのままEVカメラと呼んでもいいと思うのだが・・・。
コダックがデジタルカメラの生産をやめて、フィルムひと筋にするそうである。1975年に世界初の電子カメラを開発し、それからもずっとデジタルカメラのリーダーだったコダックが、デジタルカメラから撤退し始めて、歯車が狂ってしまった。フィルムにこだわりつつ、デジタルカメラも手がけるという、富士フイルムのような手法はとれなかったのだろうか。ポラロイドはダイレクトにデジタルカメラの影響で消えて行った。私はフィルムが好きだが、デジタルカメラはもうなくてはならないものになった。そして、スマート端末を含めて、時代は急速に動いている。メーカーも、そしてユーザーも正確な「読み」が必要とされる時代になってきている。 吉祥寺で。井の頭公園へ続く公園通りで、この店はどうも目にとまってしまう。アングルやフレーミングをいろいろ変えて、いままで何度も撮っている。なにか不思議の国のような感じがするのだ。フォーカスアシスト機能により、マニュアルでもぴったりピントが合った。リコーGXR、リコーGR28ミリF2.8、A12マウントユニット、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。
by hinden563
| 2012-02-10 15:16
| デジタルカメラ
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