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2012年 02月 26日
デジタルカメラの動画では色モアレや偽色が出やすい、ということは動画撮影をよくするユーザーの間では知られている。ローパスレスではなく、ローパスフィルターを装備したデジタルカメラでも、たとえば屋根瓦のような被写体では壮大にモアレが出る。しかし、スチル画像ではローパスフィルターを装備していればモアレはほとんど出ない。この原因はスチルと動画では画素数がちがい、フルHD動画でも1920×1080ピクセルで、スチルの数分の1の画素数しかないからだ。画素数が少ない動画では「飛び越し読み出し」を行っているため、画素数の多い(ナイキスト周波数の高い)スチル画像用に設計されたローパスフィルターでは効果がほとんどなくなって、モアレが生じるのである。これを防ぐにはピントをわずかにずらしたり、絞って回折ボケを利用したり、あるいは被写体を選べばいいのだが、撮影意図によってはそういうことがむずかしいこともある。そういう場合には、PCで動画編集をするときに偽色除去プラグイン(Adobe Premiere Pro用などがある)。さらに、特定のカメラの動画専用に設計されたモアレ除去用フィルターもある。たとえば、Mosaic EngineeringのVAF-5D2はキヤノンEOS5D MarkIIの1080p動画専用に設計された特殊な光学フィルターで、ミラーアップをして、マウント内部に装着する。ただし、気をつけなくてはならないのは、このフィルターによって光路長が違ってしまうため、目測でのピント合わせはできずに(鏡胴の距離目盛とは異なってくる)、液晶モニタでピント合わせをしなくてはならないことだ。また、アダプターでニコンのレンズを装着すると、レンズによっては自動絞りのピンと干渉してしまうので使えない。また、キヤノンでもほかの機種ではモアレ除去効果が弱く、あくまでもEOS5D MarkII専用になる。また、当然だが、スチルを撮る場合にはこのフィルターを外さないとならない。制限はあるのだが、EOS5D MarkIIの動画撮影で困っているユーザーはMosaic Engineeringのサイト(http://www.mosaicengineering.com/products/vaf-5d2.html)に詳細が掲載されている。なお、中判デジタルカメラでローパスレスの機種のモアレ除去にはレンズの先端に取り付けるモアレ除去フィルターがある。たとえば、Caplock Anti-Moire Filterがあり、株式会社テイク・デジタルイメージング事業部のサイト(http://www.takeinc.co.jp/take_digital/products/caprock/take_digital_caprock.html)に掲載されている。ニコンD800Eの登場でにわかに注目されはじめたモアレだが、ペンタックス645D、ライカM8~M9、リコーGXR A12マウントおよびA16 24~85ミリカメラユニットなど、ローパスレスはほかにもある。高精細な描写とモアレの二律背反をいかに解決していくかが、今後の問題になって行くだろう。
噂だが、ソニーα77およびα65のレスポンスを改善するファームウエアが近く公開されるという。私はα77を使っていて、いちばんひっかかるのはこのレスポンス問題で、ハードウエアレベルでないと解決できないと思っていた。しかし、ソフトウエアのファームアップでできるなら、これはありがたいニュースだ。 神代植物公園で。いまの時期はまだ影が長く、印象的な影ができる。広角レンズ側の強いパースペクティブを利用して写してみた。オリンパスPENミニE-PM1、M12~50ミリF3.5~6.3、絞りF7.1、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。
by hinden563
| 2012-02-26 13:57
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