無線LAN内蔵カードや無線LAN内蔵カメラ、そしてこんどのニコンD3200のように小型で、低価格で、使いやすい無線LANは今後のトレンドのひとつになりそうだ。ただ、ひとつ問題をあげるとすれば、これらはカメラの電源を使うために、電源の消耗が予想以上に早いということだ。フル充電した電池を入れて、以前に実験してみたことがあるが、Eye-Fiカードでもかなり電池を使うことがわかった。しかし、いちいち記録メディアを抜き差しせずに、タブレット端末やノートPCに自動的に画像が転送されるメリットは大きい。しかし、電池の持ちの問題はあらかじめ用意をしておかないと、いざ撮影現場で電池ドロップの危険性がある。このため、フル充電した予備電池を2個は持って行ったほうがいい。この点は大きく、また価格も高いが、高級機やハイエンド機に使う外付け無線LAN装置(ワイヤレストランスミッター)のほうがいい。カメラ電源とは別のリチウム電池などを使うようになっているからだ。また、ACアダプターも使えるので、専用電源を用意すれば、長時間の撮影にも耐える。無線LANは便利なのだが、オンにしっぱなしだと、アクセスポイントを自動的にサーチするから、それでも電池を食う。これはスマートフォンの無線LANでもそうであって、WiFiをいつもオンにしておくといつの間にか電池がなくなっている場合がある。電源の問題は電池の問題であるのだが、抜本的な解決策はないので、予備電池を用意するしかほかに現状は手がないようである。
キヤノンEOS5D MarkIIIの「キャップをしたような真っ暗な状態」で上部液晶パネルを点灯すると、露出がアンダー側に振れるという問題はシリアルナンバーが該当するユーザーに対して、サービスセンターで5月15日から対応することになった。キヤノンでは「レンズを装着した場合には、露出の変化はほとんどない」とあらたに言明したので、修理の必要はないようだが、気になるユーザーはサービスセンターへ持ち込むか、送ったほうがいい。
井の頭公園で。寝ているのか、目をぎゅっとつぶっているのか。ずっと待っていたが、目を開かなかった。飼い猫なのか、野良猫なのか、それもわからない。ソニーα77、タムロン18~270ミリF3.5~6.3、絞りF8、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。