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2012年 10月 12日
「デジカメWatch」で豊田堅二さんが連載しているように、カメラのレンズマウント、とくに一眼レフマウントは非常に微妙なものであり、また興味深いものである。ニコンは1959年以来のニコンFマウントの機械的な規格は現在も維持していて、そのために「不変のニコンFマウント」というのは誇大宣伝ではない。ただ、1967年に開放測光の設定方式を変えたり、1977年に開放測光の自動設定(Ai方式)に、そして1986年にはAF化のために電気接点やAFカプラーを追加しているが、メカニカルな規格は現在でも同じだ。しかし、そのために、昔のレンズを最新のデジタルカメラに装着して画質に文句を言われたり、逆に最新のレンズをフィルム一眼レフに装着して、絞りリングがないのは困ると文句を言われたりする受難の歴史も背負っている。キヤノンは1959年のRマウント、そして装着はできるが新しい自動絞りとなったFLマウント(1964年)、やはり装着はできるが、新しい測光方式に対応したFDマウント(1971年)、装着方式をブリーチロック(いわゆるスピゴット)からバヨネット式に変えたニューFDマウント(1979年)、そして大口径化し、電気接点だけの連動とした新しい規格のEFマウント(1987年)と変えて、現在のデジタルカメラに至っている。キヤノンEFマウントはAF化(EOSシリーズ)のときにタイミング良く変えたとも言えるが、それまでは「しょっちゅうマウントを変えるメーカー」として、プロカメラマンから不評を買ったこともある不遇の時代もあったのだ。さらにユーザーの不興を買ったのが、ペンタックスKマウントだった。ペンタックス以前に独自のアサヒフレックスマウントを採用していたが、アサヒペンタックスAP(1957年)以来M42(プラクチカ)マウントを採用し、とくにアサヒペンタックスSP(1964年)の大ヒットによって、一時は人気をニコンFと二分したぐらいだった。開放測光や絞り優先AEにもM42マウントを維持しながら対応をした。しかし、技術の進歩に追いつくためには、バヨネット化、大口径化をせざるを得なくなり、1975年にKマウントに一新した。しかし、ユーザーの抵抗は強く、一時はM42マウントのリバイバルをしなければならない羽目にもなったが、小型化したMX、ME(1976年)で人気を取り戻し、LX(1980年)でニコン、キヤノンに対抗できるシステム一眼レフを完成した。その後のペンタックスはAEに対応したKAマウント、AFに対応したKAFマウント・・・となるが、ニコンFマウント同様に機械的な規格はそのままで現在に至っている。ミノルタは1958年の最初の一眼レフ、SR-2でSRバヨネットマウントを採用し、自動絞り機構や絞り連動ピンなどを加えながら、1966年のSR-T101のヒット、1973年にニコンやキヤノンに先駆けてプロ用AE一眼レフのX-1、1976年にX-1モーター、そして1977年の世界初の絞り・シャッター両優先AEのミノルタXDで頂点に立った。このときに、レンズの絞りの連動方式を変えて、SRマウントながら、交換レンズはそれまでのMCロッコールからMDロッコールとなる。そして、AF一眼レフのα-7000のときにタイミング良くAマウント(αマウント)に変えて、カメラの大ヒットでこれも成功をした。そして、ソニーがコニカミノルタの一眼レフ事業部を受け継いでからも、このマウントは現在までデジタル一眼レフに使われている。こうしてみると、各社とも一眼レフマウントのルーツは意外と古く、いちばん新しいコンタックスNマウント(2000年)はメーカーの京セラが写真事業から撤退してしまった。デジタル一眼レフに特化したマウントとしてはオリンパスのフォーサーズマウント(2003年)があるが、それ以降はすべて「ミラーレス」カメラのマウントとなっている。今後、新しい一眼レフマウントが現れるのか、というとその可能性はほとんどない。大雑把だが、上記のようにマウントを変えるのは大きなリスクが伴うからだ。
ペンタックスリコーイメージングはペンタックスQ10とKマウントアダプターQの発売を10月26日に決定した。Q10のボディーキットは35,000円前後、マウントアダプターは25,000円前後。マウントアダプターはレンズシャッターを内蔵している。また、83~249ミリ相当の望遠ズーム(25,000円前後)も同日発売され、いよいよQシステムは充実してきた。 神代植物公園で。お得意の「日の丸構図」にしようと思って、うっかりしてしまった(笑い)。これはデジタルズームも、ズーム高速連写も使っていない。また、JPEG撮りっぱなしである。ソニーα57、タムロン18~270ミリF3.5~6.3PZD、絞りF8、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。
by hinden563
| 2012-10-12 20:47
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