オリンパスとパナソニックは新たに5社がマイクロフォーサーズ規格に賛同したと発表した。その5社とはJK Imaging Ltd.(デジタルカメラのコダックブランドを継承)、フォトロン(放送機器などのメーカー)、ビュープラス(動画関係のメーカー)、Blackmagic Design Pty.Ltd.(放送機器のメーカー)、SVS-VISTEK GmbH(産業用マシンの部品およびシステムメーカー)。注目されるのはJK Imaging Ltd.(本社カリフォルニア・ガーディーナ)で、先日報じたように、Wi-Fi搭載のマイクロフォーサーズ機をコダックブランド(PixPro S1)で開発中である。このカメラの前面には明らかにマイクロフォーサーズのロゴマークが見える。ほかのメーカーはおもに放送機器なので、その方面でマイクロフォーサーズ規格を生かすものと思われる。マイクロフォーサーズはそれまでのフォーサーズを基本に、オリンパスとパナソニックが2008年に策定したショートフランジバックのレンズ交換式カメラシステムの規格。すでに、ケンコー・トキナー、シグマ、タムロン、コシナ、カールツアイス、駒村商会、シュナイダークロイツナッハ、アストロデザインがマイクロフォーサーズ規格に賛同している。シグマではマイクロフォーサーズマウントの交換レンズをすでに発売している。ショートフランジバックのレンズ交換式カメラ、いわゆる「ミラーレス」カメラは各メーカーが独自に規格を作っているが、マイクロフォーサーズは複数のメーカーが賛同している異例の規格である。今回賛同した各メーカーの詳細などについては、オリンパスのプレスレリース(
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キヤノンが位相差AFでのピントズレをコントラストAFで補正するフォーカスキャリブレーションの特許出願をしている(特開2013-8018)。コントラストAFはイメージセンサー像面ではなく、サブミラー下のAFユニット内で、位相差AFとともに実行できるようになっている(図)。なお、この特許出願の詳細については、
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ちょこちょこ動き回る野鳥を高倍率ズームの望遠端(400ミリ相当)で捉えた。少しまわりをトリミングしてある。「ミラーレス」カメラでもこのような撮影ができることを発見した。ソニーNEX-6、タムロン18~270ミリF3.5~6.3PZD、絞りF7.1、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO100。