CP+2013が開幕したが、CES発表、事前発表以外の大物新製品はなく、CES2013で話題になった富士フイルムのX100S、X20のほかは、ニッコールの18~35ミリF3.5~4.5や800ミリF5.6が注目され、そのほかは、コンパクトカメラのラッシュになった。富士フイルムはCESで発表した1/2型センサー像面位相差AF採用の「ブリッジ」カメラであるFinePix HS50EXR(2月23日発売、55,000円前後)、1/2.3型センサーの光学50倍ズーム(24~1000ミリ相当)のFinePix SL1000(2月23日発売、4万円前後)、Wi-Fiと20倍ズーム(25~500ミリ相当)のFinePix F900EXR(3月9日発売、4万円前後)、18倍ズーム(25~450ミリ相当)のFinePix F820EXR(3月9日発売、3万円前後)、スリムでコンパクトなWi-Fi搭載のFinePix Z2000EXR(3月9日発売、25,000円前後)を発表した。コシナはマイクロフォーサーズ用の超大口径レンズノクトン42.5ミリF0.95を発表。また、新製品ではないが、ケンコープロフェッショナルイメージングが駒村商会の扱っていたフィルム・デジタル完全対応のローライフレックスHy6(6×6判一眼レフ)を展示した。オリンパスはコーポレートカラーのブルーの布に包まれた製品(PEN E-P3後継機と見られる)を展示。今年の目玉のひとつとなると見られる「ミラーレス」カメラの発表は3月以降に持ち越される模様だ。
カメラやレンズ以外ではマイクロン傘下のLexarがXQDカードを発表したことが注目される。XQDはCF UDMA7よりも高速の転送が可能(レキサープロフェッショナル1100X 64GBでは168MB/秒)だが、これまではソニーしか商品化をしていなかった。レキサーのXQDは64GB(6万円前後)と32GB(4万円前後)である。業界最大手のSanDiskはまだXQDカードを発表しておらず、CFast規格のカードを開発中であることを発表している。ハイエンドのデジタル一眼レフのパフォーマンスを生かすためには高速CFカードは重要で、今後どうなるかが注目される。
ようやくギックリ腰が治りかけてきたので、近所を散歩。公園で白サギを見つけたので、デジタルズームを使って撮影。体調が万全でないので、あまり撮らないで帰ってきた。ソニーNEX-6、タムロン18~270ミリF3.5~6.3PZD、絞りF6.3、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。