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2013年 05月 12日
ソニーが可視光だけでなく、赤外光や紫外光を選択的に撮像し、たとえば可視光と赤外光によって高感度化をしたり、あるいるは赤外光のみで人の動きを検知したり(あるいは天体撮影に使ったり)、もしくは逆に赤外光の影響をカットする、というような多目的に使えるフィルターを使う特許を出願している(2012年2月27日出願、2013年5月9日公開、特開2013-85215)。その実施例のひとつが図のようなもので、イメージセンサー10の前にはIRカットフィルター13(および図示されていないUVカットフィルター)がある、一見ふつうのデジタルカメラの構成になっている。しかし、イメージセンサー10は第1撮像素子と第2撮像素子に分かれていて、レンズの前に装着するフィルター30によって、選択的に特定波長の赤外光および可視光、または紫外光または可視光を撮像するようになっている。このフィルター30はたとえば青色透過層32bと赤色透過層32rに積層状になっていて、イメージセンサーの第1撮像素子と第2撮像素子により、特定の波長の光だけが受光されるようになっている。イメージセンサーはRGGBの2×2画素のベイヤ配列でも、またほかの配列でもよく、その配列を制限するものではない。これがすぐにデジタルカメラや監視カメラや医療カメラなどほかの撮像装置に結びつくかどうかは微妙だが、たとえば可視光で通常の撮影ができ、フィルターを装着すると赤外光のみの天体撮影ができる、とかさまざまな応用範囲が考えられる。なぜ、このような基本特許的な特許出願を紹介するかというと、デジタルカメラというのはこのように、フィルムカメラではむずかしかった(特殊なレンズや特殊なフィルムが必要だった)撮影を、フィルターの着脱で可能にしてしまうことができるからである。デジタルカメラはいつまでもフィルムカメラの代替品ではなく、デジタルカメラにしかできない分野を拓くべきだと考えて、この特許出願に目をとめた。ご興味があれば、オリジナルのPDFをご覧ください。
TIPA(ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、カナダ、南アフリカ、中国のカメラ雑誌が加盟する国際組織)では2013年度のTIPA賞(40部門)を決定した。最優秀プライムカメラにはソニーRX1、最優秀プロカメラにはライカM、最優秀エントリー一眼レフにはキヤノンEOS100D(EOS Kiss X7)、最優秀アドバンス一眼レフにはニコンD7100、最優秀ビデオ一眼レフにはキヤノンEOS-1D C、最優秀エントリー「ミラーレス」カメラにはオリンパスPEN E-PL5、最優秀プロ「ミラーレス」カメラにはパナソニックGH3、最優秀エキスパート「ミラーレス」カメラにはフジX-E1などが決まった。なお、日本のカメラグランプリを主催するカメラ記者クラブも投票に参加している。 レンズのディストーション(歪曲収差)をチェックするため、ではなくちょっとコンセプチュアルな写真が撮りたくなっただけである。ソニーNEX-6、E16~50ミリF3.5~5.6PZ、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO100。
by hinden563
| 2013-05-12 12:19
| デジタルカメラ
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