JK Imagingが販売する予定のマイクロフォーサーズ「ミラーレス」カメラ、コダックS-1がいよいよ開発の最終段階に入ったようだ。ネットのいろいろな噂サイトに載っているS-1は基本的には今年1月に中国で一部の関係者に見せられたものと同じように見えるが、細部が完成に近くなっている。ストロボ内蔵のように少し上部中央が盛り上がっているが、これはデザイン上のものらしく、ストロボはホットシューに外付けするタイプのようである。内蔵EVFはなく、液晶モニタ(3型に見える、ティルト可能)のライブビューがファインダーになるようだ。大きな特徴はWi-Fiを内蔵していることで、専用アプリを使って、カメラのワイヤレスリモートコントロールやSNSへの画像アップロードができる。そのほかはまだ明らかになっていないが、イメージセンサーはもちろん4/3型だろうが、画素数をどれぐらいにするのかが興味を持たれる。今回「リーク」した画像にはオリンパスズイコーデジタルM14~42ミリF3.5~5.6が装着されているが、これはオリンパスのレンズも使える、という意味であって、このコダックS-1の交換レンズは独自ブランドのものが用意されるだろう。背面はかなりシンプルであるが、動画ボタンも見える。モードダイアルをカメラ上面右手側に置いたオーソドックスな作りのカメラである。今年の第3四半期(7~9月)に発表されると言われていたが、どうやらスケジュール通りに進みそうな感じである。また、大口径ズームレンズ付きのコンパクトカメラもあり、さらに50倍ズームの「ブリッジ」カメラもスケジュールに上っている。こうなると、デジタルカメラでのコダックブランドの完全復活がありそうだ。
今日はカメラグランプリ2013の授賞式が都内で行われた。グランプリ大賞にはソニーCybershot DSC-RX1、レンズ賞にはシグマ35ミリF1.4DG HSM、あなたが選ぶカメラにはニコンD800E、カメラ記者クラブ賞にはキヤノンEOS6DとシグマDPMerrillシリーズが選ばれ、表彰された。
また、なんとかのひとつ覚えで、Photoshopのソラリゼーションである。意外な色転びをするのがおもしろいので、ついレタッチしてしまう。ソニーNEX-6、タムロン18~270ミリF3.5~6.3PZD、絞りF6.3、絞り優先AE、AWB(意味がないが)、ISO100。