こんどのEOS70Dで「デュアルピクセルCMOS AF」を採用するなど、キヤノンは技術革新に熱心なメーカーである。それはキヤノンF-1、ニューF-1、A-1、T-90、EOS-1、EOS5などフィルムカメラの時代からそうだった。しかし、ファインダー視野率だけはいただけない、というか、上位機種と区別をするため、無理矢理に視野率を落としているとしか思えない。それもフィルム一眼レフの時代に始まったことで、EOS Kissなどは最初は約90%、実測では90%を切っていて、これでは一眼レフの意味がない、と思った。そして、デジタル一眼レフになっても、相変わらずファインダー視野率で上位機種と差をつけておこう、という狙いがミエミエなのである。最近でも、EOS6Dは視野率約97%で、まあこれは小型軽量を優先させたのだ、という言い訳は通用するかも知れない。しかし、EOS70Dは視野率を約98%にとどめたのは、上位機種EOS7Dと差を付けておこう、そして将来はEOS7D MarkIIを出そう、というのがわかってしまうのだ。ニコンD7100が視野率約100%なのに、なぜ同じクラスのEOS70Dが約98%なのか。やはり、これは「出し惜しみのキヤノン」と皮肉られてもしかたのないところではないだろうか。ペンタックスK-5IIシリーズも視野率約100%であるし、技術革新でリードするキヤノンだからこそ、視野率約100%にして欲しかった。
個人的には相変わらずニコンCOOLSCANでフィルムスキャンをしているのだが、ニコンはCOOLSCANを製造中止にしたし、スキャンソフトもWindows 7 32ビットまでしか対応していない(裏技で64ビット対応にしているが)。こうなると、浅沼商会が10日に発売するCABINコンパクトフィルムスキャンCFS-14MIIなど手頃でいいなと思う。単体で35mmフィルムをスキャンし、SDカードに保存できるからだ。まあ、イメージセンサーが1400万画素とそこそこだが、15,000円だから、ちょっとしたフィルムスキャンなら十分のような気がする。
このバイクの持ち主はやはりマッキントッシュが好きなのだろうか?やや背景が雑然としていたが、リンゴマークに目を惹かれて、シャッターを切ってしまった。フジフイルムX100S、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO200。