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2013年 07月 14日
このところ、ある出版社でクラシックカメラ、セミクラシックカメラに関係する本の資料集めや原稿の手直しをしていて、ようやく来週あたりに最初のゲラ、というか組んだ校正用ページが届くまでにこぎつけた。そのカメラ写真を集めるために、JCIIカメラ博物館や知人のお世話になったわけだが、どうしても足りないものはカメラメーカーにお願いをした。その中で、とくにリンホフ社の対応が素晴らしかった。依頼したカメラ画像のほかに、候補として別のカメラ画像と資料も添付した丁寧なメールをもらったのだ。つまり、それだけ自社の歴史と製品にプライドを持ち、ちゃんと管理しているのがわかる。日本カメラ社の「名機を訪ねて」を取材したときは、担当編集者の河野和典さんと、各カメラメーカーを回り、カメラマンを訪ねて話を聞いた。とのとき、自社の資料(写真など)をきちんと管理していない会社がいくつかあり、呆れたことがある。歴史を軽視するものは歴史に報復されるだろう、というのはある哲学者の至言であるが、その後の展開を見て、なるほどと思った。自社のカメラ博物館を維持するのはコストがかかり大変だろうが、少なくとも写真や資料関係はきちんと保存しておくべきだろう。目の前のビジネスが最優先なのは十分すぎるほど理解しているつもりだが、自社の歴史を軽んじてはならないと思う。各カメラメーカーの中で、さすがと思うのはキヤノンであって、カメラ博物館として、ウェブ上にもきちんと写真やデータを管理している。富士フイルムも自社の歴史をきちんとウェブ上に残しておき、かつ富士フイルムスクエアにはカメラ博物館まである。オリンパスも立派なカメラ博物館を持ち、ウェブでも自社の歴史をちゃんと資料保存してある。ニコンもレンズに関してだけだが、「ニッコール千夜一夜」という貴重な資料をウェブで公開している。フィルムカメラというと趣味と言われるが、いまでもフィルムカメラで作品づくりをしているプロ、アマのカメラマンは多いし、なによりもメーカーは自社の歴史資料をきちんと保存しておくべきではないのか。
「ミラーレス」カメラが一眼レフにとって代わるだろう、と言われているが、そういうことはないだろう。一眼レフは一眼レフで残って行き、全面的に「ミラーレス」カメラになることはない。ただ、「ミラーレス」カメラの比率が徐々には高まって行くだろうが、その場合に危惧されるのは、韓国や台湾や香港などのメーカーとの価格競争になってしまうのではないか、ということだ。一眼レフメーカーは自信を持って、ほぼ日本のメーカーにしかできない一眼レフを作り続けるべきだと思うし、もちろんメーカーサイドもそう思っているだろう。 レストランの店先にあったビールのケースというなんの変哲もない被写体。しかし、その色と形になにか惹かれてシャッターを切った。ソニーNEX-6、E16~50ミリF3.5~5.6PZ、絞りF6.3、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。
by hinden563
| 2013-07-14 09:15
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