APS-Cサイズのデジタル一眼レフが手元に短期滞在していて、いったん手元を離れたのだが、いろいろいきさつがあって、戻ってきた。ならば、ふたたび一眼レフを本格的に使ってみようという気になって、古い機材を処分したり借金をして、超高倍率ズームとともに、結果としては購入したことになった。この数年、「ミラーレス」カメラを主体に使っているので、やはり大きく重い。とくに、高倍率ズームを付けると、レンズをホールドする手がだるくなる。ここ数年で、筋肉が退化してしまったのだろう。そういう大きさ・重さはいやだが、一眼レフファインダーで動体を追うと、やはりその追従性はEVFの敵うところではない。私はEVFカメラをかなり使ってきたので、戦闘機のローパス飛行をEVFで追うことができる。しかし、それでも一眼レフファインダーの動体追従の優位性は歴然としている。ふだんの撮影は散歩写真だから、EVFの「ミラーレス」カメラでじゅうぶん間に合うし、これからもそうするだろう。小動物の撮影もできるだけ相手を脅さないようにするには、「ミラーレス」カメラののほうがいい。しかし、今年の航空基地祭りには一眼レフと超望遠レンズを持って行くだろう。もちろん、EVFの「ミラーレス」カメラも持って行くが、たぶん一眼レフの出番が多くなるだろう。カメラはケースバイケースで使い分けるべきだと以前から主張しているが、高速動体にはやはり一眼レフ、という結論になりそうである。
NECディスプレイソリューションズから新型LEDバックライトを採用し、Adobe RGBカバー率99%の液晶モニタが10月25日に発売される。29.8型が25万円前後、27型が15万円前後、24.1型が12万円前後。NECのモニタは1989年にPC-9801DAとともに購入したモノクロCRT以来使ったことがないが、定評のあるEIZOや三菱に比べてどうだろうか。経済的には購入できないが、興味はある。
昔、一時、自転車ばかり撮っていたことがある。いつからか、飽きてしまっていたが、ひさしぶりに撮ってみた。リコーGRデジタルIV、プログラムAE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。