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2014年 02月 04日
デジタルカメラは言うまでもなく、イメージセンサーとその画像処理がもっとも重要なのだが、いままでのところ、理想のイメージセンサーは個人的にはまだない、と断言する。いわゆる一般的なRGGB4画素がひとつのユニットになって平面配列された「ベイヤ配列」はブライス・ベイヤー技師が1976年に発明してから長年にわたり改良をされてきた。このため、現在ではもっとも安定したイメージセンサーであり、デモザイク処理(補間処理)も技術が向上したために、OLPF(光学ローパスフィルター)を省略しても、モアレや偽色が目立ちにくくなった。とは言うものの、特定の条件下ではやはりモアレや偽色が出るのであり、OLPFを完全になくすことはできない。画素数を多くして、画素ピッチを小さくすると、相対的にデモザイク処理における演算エラーが目立たなくなるため、画素数の多いイメージセンサーでは「実用上」はOLPFなしでもほぼ問題ないレベルにはなっている。しかし、それでも厳密な測定をすると、デモザイク処理の演算エラーによるモアレや偽色が出ることはある。このため、アメリカのベンチャー企業であるFoveonの技術者ディック・メリルおよびディック・ライアンにより、RGB3層の垂直記録式イメージセンサーである、フォヴィオンX3ダイレクトイメージセンサーが2002年に開発された。そして、このセンサーを採用したシグマはSDシリーズの一眼レフ、そしてDPシリーズのコンパクトカメラにフォヴィオンX3を採用し、会社自体も傘下に置いた。このセンサーはデモザイク処理が必要ないため、OLPFを省略しても偽色が出ない(サンプリング歪みによる輝度モアレの出る可能性はある)。その意味では理想的なセンサーだが、垂直記録式の宿命である感度が低く、ゲインアップするとノイズが目立ってしまう。このため、低感度~中感度でしか実用上は使えないセンサーになっている。また、JPEG撮って出しではフルに威力を発揮しないため、RAW現像で追い込む必要がある。しかし、その解像感、独自の発色、モノクロへの適性などで、熱狂的なファンがいる。そして、平面配列ながら、4画素1単位ではなく、36画素1単位としたランダム配列のイメージセンサーが富士フイルムのX-Transである。デモザイクに隣接する画素を使わないから、OLPFなしでも偽色やモアレが出にくいと言われている。しかし、デモザイク処理技術にまだ問題があるようで、ベイヤ配列と比べると、「リンギング」という現象が著しい。これについては、hi-lowさんのブログに詳しいので、そちらをご覧ください。こうしてみると、一長一短であり、現状ではOLPF付きのベイヤ配列のセンサーがいちばんいいという結論になる。イメージセンサーの将来はデジタルカメラにとって、もっとも重要なものであり、丹念にWatchする必要があるだろう。
ハッセルブラッドはソニーα99をベースにした35ミリ判レンズ交換式デジタルカメラ、ハッセルブラッドHVを近く発売する。α99の外観デザインや外装部品を大幅に変えたもので、外装にはチタンなどが使われている。価格は24~70ミリF2.8レンズ付きで約120万円。ハッセルブラッドはCMOSイメージセンサーを採用したH5D-50cも発売予定であり、今年は中判および小型カメラで攻勢をかける構えだ。 ネタが切れたので、またリスちゃん。可愛いのだが、けっこう噛みついたりするのである。ニコンD7100、DX VR 18~300ミリF3.5~5.6G、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。
by hinden563
| 2014-02-04 14:49
| デジタルカメラ
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