ソニーはすでに海外で発表ずみのα7S、α77II、さらに未発表のCybershot DSC-RX100M3を国内で公式発表した。α7Sは6月20日発売、価格は23万円前後を想定(税別)。イメージセンサーは35ミリ判約1220万画素で、α7(約2430万画素)の約半分の画素数。これにより、感度拡張で最高ISO409600を可能とした。また、4K動画(3840×2160ピクセル)に対応した。連写速度は毎秒約2.5コマで、速度優先連続撮影モードで約5コマ。α77IIは6月6日発売、価格はボディーのみ135,000円前後(税別)、標準ズームキットで19万円前後(税別)を想定。専用光学系の位相差AFは79点測距(15点クロス、中央1点はF2.8対応)、被写体捕捉機能、瞳AF機能、AFレンジコントロール、AF追従感度選択機能、バランス重視設定など、細かいAF設定ができる。連写速度は毎秒12コマ。EVFは約236万ドットの有機EL(0.5型)。背面の液晶モニタは3軸ティルト方式。Cybershot DSC-RX100M3は昨日書いたスペックどおりで、5月30日発売、価格は88,000円前後(税別)を想定。これでソニーの今夏の新製品は出そろった感じである。
ケンコー・トキナーはAT-X70~200ミリF4 PRO FX VCM-S(ニコン用)を5月30日に発売する。価格は15万円(税別)を想定。35ミリ判をカバーし、トキナー初の手ブレ補正機構(VCM)を搭載した。手ブレ補正効果はシャッター速度約3段分(CIPA基準)。また、AF駆動にはリング型超音波モーターを仕様している。レンズ構成は14群19枚、最短撮影距離は1メートル、フィルター径67ミリ。大きさ・重さは82×167.5ミリ・980グラム。なお、三脚座は別売(税別24,000円)。
海外からの観光客。ガイドが記念撮影の説明をしているところ。キヤノンEOS M、EF-M 18~55ミリF3.5~5.6IS、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO100。