カメラをデコレーションするのは個人的にはあまり好きでない。カメラは撮影するための道具だと思っているので、許容できるのはせいぜいカラーバリエーションぐらいだろうか。以前にも書いたが、記念モデルとしてカメラ外装を金メッキで仕上げたり、トカゲ革を貼ったりするのが流行ったことがあった。こういうのは趣味に合わないし、だいいち飾っておくだけになるので、カメラとしての意味をなさない。装飾品と考えるなら、美術工芸品のほうがいいので、工業製品を金ピカにするのは興味がない。こんど、ニコンがDfの記念モデルに一部金メッキなどのパーツを使ったが、まああの程度ならかろうじて許容できる。海外ではDfのボディーだけでなく、レンズ鏡胴まで金ピカの特別仕様も出たようだが、ここでとりあげる価値もないと思ってスルーした。だから、ハッセルブラッドのLunarとかStellarなどの装飾的なカメラはまあ金ピカよりはまし、程度に考えてきた。ハッセルブラッドのこの特別仕様カメラをデザインする会社が閉鎖されたというニュースが伝わってきたので、ようやく同社もこの路線に決別したと思っていた。そうしたら、ステラーIIが発表になった。ソニーDSC-RX100M2をベースにしたもので、チタン製の部品、ウォールナットなどのグリップなど、ステラーの路線を踏襲している。このステラーIIがこの路線の最終モデルであることを願うが、どうなるかは未知数である。ハッセルブラッドがH5Dシリーズの中判デジタルカメラだけでは不足で、ほかにカメラが欲しいのは理解できる。しかし、市販品を装飾するだけの路線には反対だ。
リコーイメージングが防水耐衝撃カメラのリコーWG-30Wを12月12日に発売する。価格は32,500円前後(税別)を想定。耐水深12メートル、耐衝撃1.5メートル落下、マイナス10度までの耐寒などの性能を持つ、ヘビーデューティーカメラである。センサーは1/2.3型約1600万画素、レンズは35ミリ判換算で約28-140ミリ。Wi-Fi機能を搭載しているのも特色だ。装飾カメラの対極に立つ、まさに道具としてのカメラである。

紅葉ももみじやカエデだけとはかぎらない。いろいろな葉が色づくのが楽しい。ソニーα6000、E 16-50ミリF3.5-5.6PZ、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。