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2015年 01月 07日
ニコンがCES2015で、AF-Sニッコール300ミリF4E PF ED VRを発表したのはすでにデジカメWatchをはじめ、各サイトに掲載されている。PF(Phase Fresnel)光学技術を採用したため、全長が短かくなり、重さは従来の約1.3キロから約755グラムになった。PFおよびEDガラス2枚を含む10群16枚構成、最短撮影距離1.4メートル、絞りは9枚円形絞り、フィルター径77ミリ。大きさは89X147.5ミリ。このPFは回折素子であり、前群の裏面に屈折系レンズと貼り合わせてある。ということは、キヤノンの積層型回折素子(DO)とは、回折現象を利用することにおいては同じだが、構造が多少ちがうということになる。キヤノンは昨年発売のEF 400ミリF4 DO IS II USMでDO(2枚構成)を第3群に使用している。DOレンズはキヤノンが初めて採用した回折素子だが、最初の75-300ミリDOや400ミリF4 DOは色収差補正、コンパクト化に成功し、軽量化には寄与したものの、特定角度の入射光線によるフレアに悩まされてきた。特許出願を見ていると、キヤノンはDOレンズを前群に置いたり、中間群に置いたり、あるいはフードを組み込み式にするなど、いろいろと試行錯誤を重ねてきた。その結果、DO群を第3群と中央寄りに配置したのが新しい400ミリF4 DOレンズである。これに対して、ニコンもDOEと呼んで、回折素子の開発につとめてきて、たとえば2011年出願、2012年公開の特開2012-145789(公開文書のPDF)。これによると、「光軸に対して、回転対称形状(フレネル形状)の回折格子を有する回折光学素子DOE」とあるので、この特許出願の実施形態が今回の300ミリF4E PFであると思われる。ただし、レンズ構成はこの特許出願とはちがうので、そのままではないと思われる。ニコンはこのPF技術をいちどCOOLPIX 8400用のテレコンバーターレンズに使用したとも伝えられ、キヤノンにわずかに遅れて、回折素子の研究をスタートさせていたようだ。キヤノンも着々とDOを使った超望遠レンズの研究を進めていることは特許出願からわかる。近い将来、高級な超望遠レンズはDOまたはPFを使用するのが主流になるかも知れない。なお、ニコンはほかに沈胴式のコンパクトな望遠ズーム、AF-S DX ニッコール55-200ミリF4-5.6 ED VR IIも発表した。EDガラス2枚を含む9群13枚構成、最短撮影距離1.1メートル、絞りは7枚円形絞り、フィルター径52ミリ。大きさ・重さは70.5X83ミリ・約300グラム。このクラスは常用望遠ズームなので、日本国内での発売が待たれる。
富士フイルムはすでに開発発表をしていたFUJINON XF 16-55ミリF2.8R LM WRをCESで発表した。海外では2月発売の予定だというが、国内発売は現時点では未定である。ナノ技術を使ったNno-GIコーティングを採用して、フレアやゴーストを低減する。AFの駆動はリニアモーター方式。防塵防滴仕様となっている35ミリ判換算で24-84ミリに相当し、EDガラス3枚を含む12群17枚と構成枚数が多い。最短撮影距離は0.3メートル、フィルター径77ミリ。大きさ・重さは83.3X106ミリ・655グラム。F2.8通しの標準ズームで大きく重いが、それだけ性能に期待のかかるレンズである。 完全サイドライトで、目に光が当たっていないのが残念。レタッチすれば出すことはできるのだが、そういうことは原則的にはしない。オリンパスOM-D E-M1、M75-300ミリF4.8-6.7II、絞りF6.7、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO800。
by hinden563
| 2015-01-07 11:56
| レンズ
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