今日はエプリルフールだが、ここは平常運行で、ジョークはなし。アメリカのMiNTというインスタントカメラ関連用品を扱っているメーカーが二眼レフのインスタントカメラ、インスタフレックスTL70を発表した。インスタントフィルムはポラロイドではなく、富士フイルムのインスタックスを使い、プリントサイズは54X86ミリ。大きな特長は二眼レフとして初めて、前部にストロボを内蔵したことだろう。さらに、絞り優先AE(Aモード)を搭載し、EVスイッチによって、シャッター速度を1段アンダー側またはオーバー側に補正できる。また、絞りはF5.6-32だが、星形の絞りを動作させることによって、ボケ効果を得ることもできる。撮影レンズは65.4ミリF5.6で、3枚構成(トリプレット)とシンプル。最短撮影距離は0.48メートルと二眼レフにしては近接できるのも特長だ。シャッターはレンズシャッターで、速度はB、1-1/500秒。Bでは最長10秒までの露出時間が可能である。電源は単3型乾電池3本。大きさ・重さは141X102X80.2ミリ・525グラム(電池、フィルム別)。同社の製品にはポラロイドSX-70カメラにマニュアルシャッターダイアルを追加するものなどがある。デジタル時代のインスタントカメラはなかなか面白い展開になっているようである。
ソニーはEマウントのゾナーT*FE35ミリF2.8ZAの一部を無償で修理すると発表した。レンズ内ファームウエアのアップデートができないためだという。カメラの電子化が進み、レンズ内ファームウエアがらみで、いろいろと問題が出てくる時代になった。
庭園内の水流を一部だけ切り取って、大きな流れに見せてみた。まあ、植物の大きさなどでバレバレなのだが。オリンパスPEN E-P1、M14-42ミリF3.5-5.6、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO200。