ソニーは35ミリ判カバーのEマウントレンズ2種を公式に発表した。ディスタゴンT*FE35ミリF1.4ZAは6月発売予定で、価格は22万円(税別)。防塵防滴設計になっているほか、絞りリング(クリックON/OFF)を備える。また、AFの駆動にはダイレクトドライブSSM(超音波モーター)を採用、インターナルフォーカシングにより駆動は早い。8群12枚構成、最短撮影距離0.3メートル、絞りは7枚円形絞り、フィルター径72ミリ。大きさ・重さは78.5X112ミリ。約630グラムとこのクラスにしては一般的なサイズである。もう1本はソニーFE28ミリF2で、4月17日発売。価格は65,000円(税別)。別売のワイドコンバーター2種もある。8群9枚構成、最短撮影距離0.29メートル(MFでは0.25メートル)、絞りは7枚円形絞り、フィルター径は49ミリ。大きさ・重さは64X60ミリ・約200グラムと小型軽量。ウルトラワイドコンバーターは21ミリ相当にして、開放F値はF2.8となる超広角コンバーターで4月17日発売、価格38,000円(税別)。フィッシュアイコンバーターは16ミリ相当の対角線魚眼で、開放F値をF3.5とするコンバーターで、5月22日発売、価格45,000円(税別)。ソニーα7シリーズ用の大口径広角レンズがこれで充実した。
パナソニックはマイクロフォーサーズ用のLUMIX G 42.5ミリF1.7 ASPH./POWER O.I.S.を4月23日に発売する。価格は5万円(税別)。35ミリ判換算で85ミリに相当する中望遠レンズ。レンズ内手ブレ補正機構を組み込む。8群10枚構成、最短撮影距離0.31メートル、絞りは7枚円形絞り、フィルター径37ミリ。大きさ・重さは55X50ミリ・約130グラム。また、同社はLUMIX G MACRO 30ミリF2.8 ASPH./MEGA O.I.S.を4月23日に発売する。価格は57,000円(税別)。35ミリ判換算で60ミリに相当するマクロレンズで、等倍撮影が可能。レンズ内手ブレ補正機構を組み込む。9群9枚構成、最短撮影距離は0.105メートル、絞りは7枚円形絞り、フィルター径46ミリ。大きさ・重さは58.8X63.5ミリ・約180グラム。マイクロフォーサーズ陣営は着々とレンズを揃えている。
割れた薪。木の質感が好きなので、どうしても撮ってしまう。オリンパスPEN E-P1、M14-42ミリF3.5-5.6、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO200。