ソニーα7R IIが8月7日に発売される。価格は44万円前後(税別)。α7シリーズの集大成と言えるミラーレスカメラだが、前にも書いたようにいちばんの注目点は裏面照射型(BSI)の35ミリ判フルフレームCMOSセンサーで、超高感度102400を達成したことだ。裏面照射型のメリットがどれぐらいのものか注目される。そして、第2は画素数であり、約4240万画素と、キヤノンEOS 5sシリーズに続いて画素数が多い。画素数が多いとシャッターブレが大きく影響してくるが、電子先幕シャッターを採用し、さらにブレーキング機構に工夫を凝らして、従来よりもシャッター振動が低減されている。また、電子シャッターも使え、無音撮影ができるようになっている。この手だてによって、ブレがどれぐらい軽減されるかも注目点だ。ブレと言えば、手ブレもあるが、5軸手ブレ補正機構を改良し、約4.5段分と従来の35ミリ判カメラよりもさらに手ブレにも強くなっている。あとは、399点の像面位相差AFがどのぐらい正確に、しかも迅速に働くかということだ。いずれにしても、ミラーレス35ミリカメラの決定版とも言えるカメラであり、8月の発売が待たれる。
同社はCybershot DSC-RX100M4を7月31日にhつばいする。価格は12万円(税別)前後の見通し。1型積層型センサーと24-70ミリ相当F1.8-2.8のレンズ一体型カメラ。さらに、同じ系統のセンサーを使用するCybershot DSC-RX10M2も8月7日に発売される。価格は16万円(税別)前後の見込み。24-200ミリ相当F2.8のズームレンズ一体型カメラ。沈黙を守ってきたソニーが一挙に攻勢に出てきた。
めずらしくアライグマ。昔は好きだったが、いまではそうでもなくなった。以前に撮影した画像である。ソニーα77、タムロン18-270ミリF3.5-6.3、絞りF6.3、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。